ようこそ鳥羽竜ランドへ

鳥羽で発見された大型草食恐竜化石についての調査研究や催し物の紹介をお知らせします。
担当 鳥羽恐竜研究振興会

恐竜研究家来訪

2009年07月05日 | 運営委員会
7月5日、名張にすむ恐竜化石研究家の谷本さんとクビナガ竜発見の宇都宮さんのお二人が鳥羽恐竜研究振興会を訪ねてくれた。谷本さんは鳥羽竜の化石発見者でもあるしたびたび伊賀の子どもたちをつれて鳥羽の化石探検に来てくれている。宇都宮さんは鹿児島でクビナガ竜の化石を発見したり、白峰村では肉食恐竜の歯を発見した人でもある。
 今回は二人が「恐竜化石発見のガイドブック」を発刊するに当たり鳥羽竜のことを掲載したいので鳥羽恐竜研究振興会の許可がほしいというものであった。お話をしていてお二人の活躍はなかなかすばらしいものばかりで鹿児島での「クビナガ竜の骨化石の発見」や「大型肉食恐竜の歯の化石発見」のお話は聞いていて心躍るものばかりだった。
 
 実際に白峰で発見した大型肉食恐竜の歯はすばらしいもので手取層群の赤岩層から産出したものでした。大きさは8.2cmあり国内最大級のものといわれている。淡水層に住む貝化石、タニシなどの化石や亀などの化石が発見されれば次は恐竜の化石が発見されるという秘訣を教えていただいた。

鳥羽でも1番の目標にしている恐竜化石の歯の化石発見の夢が少しずつ膨らんできた。
         鳥羽恐竜研究振興会運営委員 山下 直樹

             
   宇都宮さんが白峰村で発見した大型肉食恐竜の歯の化石

鳥羽恐竜研究会 今年の活動重点

2009年07月05日 | 運営委員会
7月1日、運営委員会で今年の活動のあり方についていろいろ検討していただいた。
 ポイントは今までの活動を丁寧にやるとともに活動の紹介や鳥羽恐竜研究振興会の姿をもっと会員や市民にアピールしていくが大事ではないかと提案された。活動の紹介、現場の状況、研究振興会の取り組み、研究の成果など随時会員や市民の皆様に知らせていくことが大事。インターネット、広報鳥羽、iTVなどを利用した行事の開催のお知らせ、具体的な広報誌の発行などをこまめにやっていくことが大切。そのことで会員、市民の協力を得るようにしていきたい。

 次に化石レプリカ教室や現地での化石採取、海浜生物の観察活動なども定期的に開催。市民文化祭での展示、体験活動の実施。夏休み盛りだくさん活動については今年で8年目になる。今回参加する子どもたちはもちろん今までの参加者にも呼びかけていろんな形での協力を呼びかけていくことも大事。
 現場の保全活動についても地権者や鳥羽市と協力して検討していくことも大切である。

 なかでも今年大きく取り組みたいのは三重県立博物館との懇談と丹波市への視察「丹波竜の発掘と保存活動の見学」である。三重県立博物館についてはあたらしい博物館の建設が計画されている。鳥羽市教育委員会とともにどのような内容かまた鳥羽竜の展示などはどのように計画されているのかなどを聞きに行きたいと考えた。丹波市への視察についても12月ぐらいに現地に出向き丹波竜の発掘・保存、展示活動について取り組み状況を見てきたいと計画した。

 【今年の主な活動の紹介】
夏休み盛りだくさん活動 8月2日3日4日、
            奥越青少年自然の家、福井県立恐竜博物館など
化石レプリカ教室 会場鳥羽歴史文化ガイドセンター 9:00~11:30
8月の土、日曜日 8日9日、15日16日、22日23日、29日30日

現地化石採集、海浜生物の観察会 8月8日(土)22日(土) 12:30~14:30

県立博物館懇談 8月10月を予定  丹波市への視察 12月
市民文化祭 11月3日,4日  
イグアノドン足跡化石の公開と保存活動 11月

この間に修学旅行や子ども会、青少年団体、教育関係団体、市内の小中学校からの依頼あり。
今後まだまだ活動の充実を図りたいので皆様方の協力をよろしくお願い申し上げます。