理不尽な思い出

私が通っていた高校はほとんどが親が自衛官のある意味特殊な所でした。自衛隊なんて考えたことも無かった私は、初めていろんな苦労をしている事を知り、びっくりしたのでした。今まで先生たちがどうも自衛隊を否定するような感じだったのでイメージががらりと変わったのでした。

そんなところに自衛隊を堂々と否定する先生が赴任してきました。こりゃひと悶着ありそうだな、と心配しましたが案の定先生のバイクボコボコにされました。

その先生は、テストに自分の意見と違うことを書くとどんなに筋が通っていてもバツをつけるのでした。頭にきましたが成績が欲しくて仕方なく先生の意見を書いていました。自分のほうがよっぽどよくない存在じゃないか！皆怒り心頭でした。彼は先生という権利を悪用して生徒を服従させていたのです。バイク壊されて当然だわ、と思いました。

ちょっと考えてみてください。災害が起こると自衛隊派遣を要請しますよね。今回の震災でもとても大変な作業をしていました。それでいて街中を訓練で歩くと非難される。全くもって理不尽です。

そりゃ戦争なんて無ければいいですよ。それが常識です。でも非常識な国々が周りにいます。丸腰ではやってられない状態です。丸腰で略取されても良い人はさっさと夢の国にでも行けばいいと思います。残念ながら、戦争は遠くて近いようで他人事ではないんです。

こんな事を書くと非難されるかもしれませんが現実を見てほしいです。確かに戦争は悪いことです。でもその当たり前のことが分からない国々がほとんどです。こっちが襲わなければ戦争を仕掛けてくることは無いだろうというのはあまりに甘い考えです。

日本が戦時中に大変な思いをした事は分かります。私の親類も戦死しています。戦争が二度と起こらないで欲しいと願っています。だからといって自衛隊を非難するのは間違いだと思います。彼らは日々大変な訓練をしています。戦争が無いから暇だってあの先生はほざいていましたが全く違います。

すごい矛盾なんですが戦争は反対ですが自衛隊は必要だと思います。