朱鷺色の天使

ソロモンオウムをはじめ沢山の鳥さんとの日々、を綴ります。また、元エホバの証人の2世です。そのネタ投下もします。

まむし注意

2012-06-23 00:40:25 | 日記
私が通っていた小学校はまむしが出るぐらい田舎で湿地帯でした。まむしは恐ろしいと小学校ではいつもいつも教えていたのでした。おかげであおだいしょうにもびびるぐらいに蛇嫌いになりました。

そんな時、いきたまむしが手に入ったとの事で全校放送で流すことになりました。校長先生はやる気満々です。さあ、プラケースの中にはいったちっちゃいまむしと先生がハブとマングースのごとく対決!

「まむしはこういう銭型模様が特徴なんですね」→小さすぎて見えやしない
「ほら、こうすると怒って飛び掛ってきますね」→猫じゃらしみたいのでまむし挑発
「こういうへびには近づいてはいけませんよ」エンド。

教室中ブーイングの嵐。だってあんな小さいんじゃ物足りないもん。子供の想像力でよく動物園のふれあいに出てくるアミメニシキヘビ位に思ってたから。
「うちのお酒に入っているまむしはもっとでかいぞ!」
「良く見えなかった」
「じいちゃんの捕まえた奴のほうがでかい!」

校長先生面目丸つぶれ。

まむしは実は便利なもので、お気に入りの釣り場などにまむし注意の看板をいくつか立てておくと荒らされなくていいんだよ、と言っていた先生もいました。なるほどあの看板があると行く気がしなくなります。

夏場になると「まむしの血清ありますか?」という問い合わせが多くなります。しかしあるところは限られているので草刈などでまむしとこんにちわしそうな人は、必ずどこの病院にあるか確認しておきましょう。また、噛まれた蛇の種類が分からないときにはジャパンスネークセンターにきくのが早くて安心です。へびには色変わりがいろいろあって素人では判断がつきません。

やまかがしも怖いです。アレは毒があります。この血清となるとさらに限られたところにしかないです。何事も事前に確認です。

やっぱり切ない

2012-06-22 22:05:33 | 日記
昨日の記事で昔の恋愛話を書いて平井堅の瞳を閉じてを聴いていたら切なくなりました。やはり心の整理がついていないんでしょうか。情けないです、時間が随分たっているのに。でも訃報の電話を予知したことや、元気になったらやりたいことを話し合ったことやあれこれ思い出すと傷が痛むような、そんな感じです。

私は彼を支えられるだろうかと考えて、無理かもしれないって諦めてしまった。今思うと支えるんじゃなくって支えあうんだって分かるんだけれどあの時は諦めてしまった。

もしかしてずっと私が傍にいたら、再発にも早く気がついて亡くなる事はなかったかもしれない。そう思うと悔しいし悲しいし自分がバカだったと思う・・・。

年月が過ぎて思いでも薄れてゆく。瞳を閉じて思い出せればそれだけでいいのに。時間が薬とはいうけれど、逆にそのせいで辛くなる。

失うことの悲しみは、一生消えないんだろうな。傷跡もいつまでもじくじくしてしまうんだろうな。

出会う時期が悪かったのかもしれません。今の私ならともに歩んでいくことに何のためらいも無いでしょう。

今日も瞳を閉じればおもかげが見えるはず・・・そう信じて。

人生にも恋愛にも答えなんてどこにも無いけど、あの時間は真実だった。

恋とは・・・

2012-06-21 19:24:28 | 日記
ああ恋ってなんて難しいんでしょう。かずむぎ君と花ちゃんは距離が縮まりません。それどころかガーラント君のさえずりに花ちゃんが反応してたりしてもう大変。ガーラント君はこうめちゃんに夢中でこうめちゃんはガーラント君が嫌いでつきまとわれて迷惑千万。みんなすれ違い。ドラマ化決定ですよ・・・。さてどんなエンディングが待ち受けているのか。

鳥さんには媚薬があります。あわ玉です。これをあげると恋心を刺激してめでたくゴールインとなる・・・はずなんですが、なんかこれも以前使った感じではうまくいかない。エッグフードならもう少し効き目が強そうなので使う価値があるかも。でも梅雨の時期と夏は繁殖に適していないと言われています。春と秋です。でもどうせエアコンで一年中快適なので同じかな・・・。

人間でも同じですよね。近くにいるときは何も感じなかったのにいざ遠くに離れると自分に欠かせない人だったとわかって、でもその人の心には自分が入り込める隙間はなかった・・・え?あ、いや、若気の至りの恋話、この話はあまりに悲しいエンディングでした。もう十年以上前の話だから心の整理はついているんですが、幼馴染ががんになり久しぶりに再会、恋心芽生えるもお相手が体にハンディがある人で私が支えられるのだろうかと悩み、距離を置いたら・・・再発、そして亡くなりました。亡くなった時電話が鳴る直前に分かって失ったものの大きさを感じて呆然として・・・。

・・・すみません、暗い話でしたね。ともかく自分がこんなんでしたのでせめて鳥さんたちの恋は実らせたいんですね。押し付けと言われれば返す言葉もありませんができることなら命をつないでほしい。う~ん鳥さんにも好みの模様とかあるんでしょうか。こうめちゃんのように色白で小ぶりなタイプがかずむぎ君の好みなんでしょうか。そしたら花ちゃんはまったく逆のタイプです。ううむ、難しい。ガーラント君のように誰でもウエルカムなら話は早いのですが。

昔みたいにたくさんジュウシマツが売られていて選択肢がたくさんあったのなら良かったんですが、今は少子化で・・・。もしかしたらかずむぎ君がまだ若すぎるのかもしれません。もう少し大人になったら花ちゃんの良さに気が付いてくれるかも。

まあ、気長に待ちましょうか。同じえさ入れで一緒にご飯を食べるぐらいには仲が良いので。

私は平井堅の歌でも聞いて久しぶりのほろ苦い思い出に身をゆだねましょうかね。

アロワナ

2012-06-19 20:11:30 | 日記
憧れの魚、アロワナ。高価なアジアアロワナではなく、安価なシルバーアロワナに憧れていました。成長したらメートル級、貧乏学生にはとても無理。水槽を買う事が出来ないなら魚も飼えません。でも売っているのは小さな小さな赤ちゃんアロワナ。見ているうちに欲しくてたまらなくなることがありました。

結局買うことなく、直接接することができたのはペットショップのスタッフになってから。アロワナのえさをパクパク食べる姿はとても可愛かったです。

しかし、もんだいをはらんでいる事がすぐにわかりました。やはり赤ちゃんの可愛さに水槽が小さいものしか用意できないのに買ってしまう人が・・・。本当に可愛いんです。これがメートル級なんて信じられないのでしょう。そして食べれば大きくなる。でも水槽は小さい。どうなるか。背骨が曲がってしまうのです。ついには死んでしまう。

「どうしましょう。どうやったら治りますか?」そう聞かれました。「残念ですが治りません。ひろい水槽に移してバランスの取れたえさを与えることですね」「大きな水槽は置けません」「・・・」

はじめから飼うな!ですがとうのアロワナがかわいそうです。水槽は大きくなるにつれとても重くなるので床が抜けたなんて笑えない話もあります。水槽が割れて下の階の住人からたんまり慰謝料をとられたというマンション住人がいます。アクリル水槽なら水槽自体は軽いですが水の重量がはんぱない。本格的に大きな水槽をやりたいなら補強工事が必要です。もしくは新築の際に大工さんに相談すれば安心です。

大きくなってもてあまして近くの川にどぼん、なんてこともしょっちゅうです。大きくなる魚の中でもガーは低温にも強いので日本の川や湖で余裕で生きて行けます。これがたくさん捨てられてしまったら繁殖もするでしょう。大問題です。ガーも赤ちゃんはかわいらしいので買いたくなってしまう気持ちはわかります。

あまりにこんな事が続けば大型魚に規制がかかりかねません。まじめにやっている人は迷惑でしょう。しかしいくらかの規制は必要だと思います。年齢制限や大きい水槽が用意してあるかチェックとか・・・。

お店のスタッフもきちんと説明が出来ないと困ります。ところがお店でも大きいし大飯ぐらいでもてあましていてろくに説明せずにはいどうぞ喜んで!なんてこともあるのでひどいです。きれい事だけじゃお店が維持できないというのなら入荷するな!です。でもそれじゃ格好がつかないなんて言われたりして・・・。

こまったものです。シルバーアロワナは丁寧に飼いこめば本当に美しくなります。私はアジアアロワナより好きです。どうか魚も人も幸せになれるように・・・

ケンネルコフ

2012-06-18 01:42:57 | 日記
ペットショップではケンネルコフに悩まされていたことを思い出します。私は主に小動物担当だったのであまり直接関らなかったんですが、時々立ち寄ったペットショップで独特の咳を聞くと大変だった事を思い出します。

うつりやすいし長引くし、その間は仔犬を売るとき説明しなければならないし、獣医さんによっては「そんな大病もちすぐ返して来い」と言ったりまあ本当に大変だったのです。

投薬治療には治療費もかさむしペットショップの敵とも言える病気。たしかに甘く見れば命にかかわる病気ですし素人には咳だけでケンネルコフかどうかなんて分からないしもしかしたら本当に命がけの肺炎なんかだったら大変ですので咳をしている子は買わないほうが無難です。鼻水たらしている子も買わないで下さい。元気いっぱいの子が理想的ですがかわいそうで・・・というパターンもあります。

ペットショップにいると、獣医さん同士が仲良いかそうでないかでもめることがありました。あそこは店とつるんでいるから駄目だ、なんて言葉はしょっちゅうでした。お店のかかりつけと仲が悪いところに買った子を連れて行くとひと悶着あるのでした。

たしかにつるんでいてクソな獣医はいます。でも必ずしもそうではありません。一目で見分けるのは難しいですが、きちんと説明をしてくれて、なんと言う薬か、何に効くのか、治療期間はどのくらいかかるのか、はっきりしている獣医さんなら問題ないと思いますがセカンドをかけるのも手です。違う獣医さんに連れて行って診察してもらうのです。時間とお金はかかりますがセカンドは一番良い手かもしれません。まあセカンドがクソなこともあるので、結局は相性というところでしょうか。

近所のワンコを飼っている人のかかりつけを聞いてみるのもいいですね。

ただ困るのは鳥さんなどの病院。数少ないので大変です。これも実際飼っている人の意見がとても参考になります。ちょっとぐらい遠くても、県を跨いだって名医にかかる価値はあります。家の鳥さんも越境してます。信頼は何物にも替えがたい宝物です。命がけのことなのだから、獣医さん探しは大切です。

鳥さんを県内で、と言っている人を見ると分かってないなぁ、と思ってしまいます。