5月1日発表の中国PMI50.1 と3月に続き良い
中国PMIが50を超えると 卑鉄相場の銅価格は下がり難い と思います
先月末はNY銅が5030＄で終えている
また 同じく発表された鉄鋼業購買担当者指数は大きく
4月には上げて57.3 と いきなり 伸びた
輸出向け新規受注が 前月比15.6P伸びていることと
完成品在庫は減少した
非製造業PMIは大きな変化は無い53.5
日中外交では 岸田外務大臣が 中国を訪問し 李首相と会談なされた これは日中関係には良かった
日米関係は かなり ヤバイムードが漂ってきました
大統領選挙での アメリカの世論もあるのか
米財務省は 4/29 主要貿易相手国の為替政策を批判し 為替政策の監視リストに日本の円を言い始めてきた
今後、財務省の為替介入には アメリカからの圧力が掛かることになる これは実に嫌なムードです
銅相場に関する報道は この2点 気になった
その他で 最近 気になる報道は
豪州の選択した 潜水艦について
豪州と中国の深い 貿易関係があり 日本があてにしていた豪州は かなり中国寄りだと見えてきたこと
日本の世界でも最先端技術である 潜水艦は豪州には売れなかった
その原因を考えてみる・・・・と
■オーストラリアの貿易総額 6,692億豪ドル
（1）中国23.9％
（2）日本10.8％
（3）米国8.7％
■輸出
3,312億豪ドル
（1）中国32.5％
（2）日本15.4％
（3）韓国6.8％
■輸入
3,380億豪ドル
（1）中国15.4％
（2）米国12.2％
（3）日本6.3％
（2013/14年度、財・サービス、外務貿易省統計）
10 主要貿易品目
■輸出品
（1）鉄鉱石（22.6％）
（2）石炭（12.1％）
（3）個人旅行サービス（9.0％）
この豪州にも 多くの観光客が中国から訪れてお金を落とす
豪州の鉄鉱石の輸出先は 中国向け
★オーストラリアは2015年4月にAIIBに加盟
★オーストラリアにおける留学生の22%強が中国人
★中国人観光客を大量に送りこむことによって、その国の「親中」派を増やす戦略
豪州の外交基本方針
対米同盟を基軸とすると共に、アジア・太平洋を外交・貿易政策上の優先地域に位置づける。創造的なミドルパワー外交を唱え、G20、国連等の多国間枠組みを活用するマルチ外交も重視
日本の潜水艦が選ばれなかった理由には 中国の圧力が 影であったような感じだね
豪州に 日本が技術供与し この先 兵器を共有するとなると 軍事的な結びつきも 強くなるだろう
大阪維新の会の 当時の橋下さんなども 豪州との連携で 日本は防衛力を高めるというような 期待感はあったが 豪州は したたかであり
日米だけに 引っ張られない
（ブログの一部に外務省資料を使用）
この5月は 伊勢志摩サミットの議長国 日本の立場もあり 今後の日本の行く末を決めるような 1ヶ月になるのではないか と思う
日本 安泰 商売繁盛 そして円安をこの5月も祈念する
大阪で 本日も 金属屑などを集めて過ごす
バタ屋トーナイ 日曜日 以外は 休みなし
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