ウッチャンのBC日記(改)写真日記

還暦過ぎのおっさんの日々の日記です

ちょっといい話

2017-01-06 | ねこ日記
今日はちょっといい話を。

何年か前にある町で道路工事をしていました。工事も終わり標識類を片付けていた時の話です。

現場の近くに住むおばあさんが手押し車を押して、買い物なのか散歩なのか出て行ったのが見えた。

しばらくして、猫と犬が仲良く歩いて行ったのだ。その光景にもビックリしたのだが、その2匹の遠く先にはおばあさんが帰って来るところだった。



2匹はおばあさんを迎えに行ったのだ。
たぶんおばあさんが家を出るときに、猫は外に、犬は放されてたのだろうが、おばあさんの姿が見えるまでおとなしく家の前にいたのだろう。

おばあさんのところまで2匹が着くと、おばあさんが2匹を撫でて、何か話しているようだった。

おばあさんがまた手押し車を押し出して、家に帰ろうとすると、2匹はそれぞれおばあさんの右と左に寄り添って、おばあさんの歩調に合わせて歩いて来た。

それは無事におばあさんが帰って来たのを喜んでいるような、2匹がおばあさんを守るように歩いているようにも見えた。

その光景をずっと見てて、涙がこぼれた。なんとも微笑ましい光景だった。

おばあさんも2匹も共に幸せそうに見えた。人間と動物を越えた家族のように見えた。

うちにも愛猫がいる。やはり家族の一員だ。

ペットの虐待や簡単に捨てるような社会には絶対になってほしくないと強く思う。

何年かぶりに、おばあさんのお宅の前を通った。ご健在のようだ。ほっとする。2匹の姿はわからないが、お互いに長生きして幸せな日々を送ってもらいたい。


それでは

最新の画像もっと見る

コメントを投稿