新天皇陛下の「即位礼正殿の儀の行われる日」 である「国民の休日」の22日、わが社も休みに・・・
前日までの好天とは打って変わって、薄曇りの空。
また近場に行きましょう。
瓜幕から右折、また然別湖方面にハンドルをきる。
今日は「西ヌプカウシヌプリ 1251m」へ。
実を言うと、夏にここに登るのは初めて・・・
冬にはかなり昔から前峰ともいえる「1205」付近から滑り降りているのだが・・・
登山口も今となっては分かりづらい。
小さなP帯には2台駐車していた。
無理せずに、扇ヶ原展望台のP帯に車を停める。
100mほど戻り登山口。
改めてスタート。
笹がかぶっているのでは? と懸念されたが、登山道は意外にスッキリしていた。
どのぐらいの周期で笹刈りされるかはわからないが、この時点では登山道は良好。
倒木も懸念していたが、登山道となるこの尾根の倒木は数本で済んだようだ。
登山口から容赦ない急登が始まる。
まずはカラマツ林を一直線のように登っていく。
岩場のない尾根ゆえ、階段状になる場所がないため、かかとをずっと曲げたまま登っていく。アキレス腱が辛い。
やがて植生はシラカンバに変わり、上部の空も見え出し気分は良くなるが、依然登りは苦しい。
上部に近づくと、多少岩も出てきて、ジグも切り出した。このほうが楽だ。
登り始めから、自衛隊の演習場からド~ン、ド~ンと物凄い音が引っ切り無しに聞こえてくる。
振り返ると、砲弾の白い煙が見える。
演習場のすぐ上にあるので仕方ないが、風向きなのか?
すぐ後ろで聞こえるのはあまり気持ちのいいものではない。
東ヌプカが見え出した。
今日もこちらは混んでいるのではないだろうか?
もはやここは、ナッキーの聖地、お手軽に見れる山として認知されているのでは・・・
やがて目の前が開けだしたら、勾配は緩くなり、右側は冬の大斜面の上となる。
この辺りからが1番東ヌプカがよく見える。白雲山も。
今日は見えないが、天気が良ければ遠くに日高山脈が見える。
そう、帯広からここまで山らしきものがない。
十勝平野の展望台としたら、帯広から北ではここが1番だろう。
東ヌプカよりずっと眺望はいい。
このまま進むと、1205台地に出る。
ここが冬のピークとなる。
西ヌプカの大斜面のドロップポイント。
さ~て今日はこの先本当のピークに初めて行ってみる。
ここ数年滑っている覆道上の沢は右の方へ下りていく。
なぜこの先に行かなかったかというと、西ヌプカウシヌプリのピークの眺望の悪評のため。だが、今回は1回は行ってみなくては・・・ということです。
台地上を進むが、この上にこんな広く平らな部分があるのも、考えたら不思議?
やがて下りとなり、倒木が酷くなる。
くぐったり、跨いだりして下りていく。この下がコルとなっていて風の通り道となっているようだ。
倒木の樹林帯を抜けると、岩れき帯となる。
なかなかの岩々でこんなところがあるとは意外だった。
おそらくは千畳崩れから繋がっているのかも?
ピンテを頼りに進むと、樹林帯の入り口に出る。
多少荒れ気味の分かりづらい踏み跡をたどり、右に折れていくと、知らぬ間にピークの標識があった。
「ここですか~? ピークは?」
噂通りの眺望でした。
薄曇りの上にガスが出てきて、眺望はやはりがっかり。
岩の上に上がり、なんとか然別湖が見えた。
ピークでの写真はこれで終了。
せっかくなので、軽食をとってまったりと・・・
すると、目の前にエゾリスちゃんが・・・
写真では捉えられなかったけど、動画にはちゃんと映ってます。
がっかりしていたところに、エゾリスちゃんはかなり癒されました。
ありがとさん!
さぁ~帰りましょう。
きつかった尾根の登りも帰りは小走りで楽々。
まだまだ雪もないみたいなので、しばらくは近場の低山を登ることになりそうです。
それでは😅
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