また、イエスや釈尊が現れて、語ったというのも、にわかには信じられることではありませんが…。
しかし、私はその真偽を問うつもりはありません。
もし、このことが、作家であるとはいえ、高齢の老人の妄想だといわれても、反論できませんし、
逆に作家なのだから、創作活動の一環(いっかん)であってもおかしくはないと思います。
私にはどちらにしても、真偽を判断する材料がありません。
ですから、どちらでもかまいません。
ただ、その内容が私の判断するかぎり、真実だと思うこと。
本に書かれたことがつぎつぎと、実現していったこと。
あくまで、小説という形態をとっていますが、高度の宗教書、予言の書といっても過言ではないということ。
今、私があげたことについては、事実であることにまちがいないでしょう。
神の三部作に続く、人間の三部作の「人間の意志」では次のように述べられています。
神の使いである天の将軍が、
こう言ったといいます。
「人間が愚かなために、
このままでは、原子爆弾によって人類は滅亡するぞ。
あらゆる生物が死滅する。
地球に生物がたえてみろ、
全宇宙は荒寥(こうりょう)たる死の世界になるのだ。
…神さんは、危険で一刻も待てなくなって、世界たすけをはじめられた…」
「大自然の親神は先ず、
ソ連のゴルバチョフ議長と、
アメリカのレーガン大統領と、二人の心を洗い、
変えるよう努力した。
二人を赤い頭の頑固者(がんこもの)、
役者気取りの頑固者と呼んで…」