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時の関守

地上に神が降りるとき (5)

「人間の意志」の最終章では、次のように述べられています。

人々は
東欧の民主化を、
人々の自由の目覚めによるものと考えているようだが、
実は神の働きによるものであった。

そして、神の最も心をそそいだのは、
ゴルバチョフの心を変えることであったそうです。

「…その時、僕(芹沢光治良)は 質問した。
ゴルバチョフって、
赤い頑固親爺(がんこおやじ)と、神さん、言ってたが、どう変わったのです。

神さんの心になったぞ。

なんだって…神さんの心に…あの人が…なったんだって?」

「神の計画(はからい)」では、天理教の教祖から、つぎのような言葉を聞かされます。

なあ、光治良さんや。
…人間さんは気がつかんかも知れんが、
誰でも、
生まれながらに、
親神さんから心をいただいて、
めいめいおなかに社(やしろ)があるのやで。
※社┉神が入り込む場所

そして誰でも、
めいめい神の使命をもって、
生れたのやで…

わかっておくれ。
どの人も、
その使命を果たすのには、
幼稚園から小学校、
中学、高校、大学、大学院と、誰でも順序をふんで、
勉強、修行をつまなければならんのやで…。

「地上に神が降りるとき」を、これで閉じさせていただきます。
当時の希望にみちた一連の出来事は、
中国の巨大化、ロシアの暴走によって、すべてが無になったような、
無力感さえ感じるときもあります。
でも、これらの(このブログに書いた)出来事は私の心に、まちがいなくきざまれています。

神を信じる勇気を持て。
残り少ない人生に、
なにを躊躇(ちゅうちょ)するというのだ…。

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