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時の関守

最近ふと、思ったこと (3)

一昨日、妻とけんかになりました。きっかけは、ささいなことです。
このことを言ったとか、いわなかったとか。
でも、妻が言った「お父さんは耳が遠くなったよね。」という言葉に、カチンときました。

確かにそうなのかもしれませんが、まだまだそんなに、言われるほどのものではない、という気持ちがありました。
ですから、そのとき、何も言わず、聞き流して、黙っていれば、なにごともないのがわかっていたのに、つい言い返してしまいました。

それからが、大変なことになりました。😰
妻が口をきいてくれません。
二日後、わたしがあやまったとき、妻はこう言いました。
「お父さんは、私のことを嘘つきと言った。」
と言うのです。
そんなことは言ってないはずですが、そんなニュアンスになってしまったことは否定できません。

私は最近とくに思うのですが、嘘ということについて、ある思いをいだいています。
兵庫県知事の「嘘八百」発言、なんてのもありましたね。
元総理は、桜を見る会のことで、(国会で)百何回か嘘の答弁をしたとか…
〇〇〇〇氏は、息をはくように嘘をついていた、なんてのもありましたね。

人は苦しまぎれに、うそをつくことはありますし、立場上、うそとわかっていても、うそをつき続けなければならないときだってあるでしょう。
政治家はとくにそうなのかもしれませんね。
ただそれが、人の死につながったりしたのであれば、いいわけなどできませんが…

ただ、かわいそうでたまりません。
うそをつき続ける人のその後を考えると、私のなかで慄然(りつぜん)とするものがあります。
なぜなら、(私からすると)このことはたましいの問題だからです。

うそを言ったら、そのものがうそになるよ。そのことを、ちゃんとわかって、(あなたたちは)うそをついているのですか?

これは、神言(しんげん)です。
この世界、自然は、真実によって成り立っています。
コスモスの種をまけば、コスモスの花がさきます。
コスモスの種をまいたら、バラの花がさいた、なんてことは絶対ありません。
太陽が、何十億年もはたらき続けているので、一日ぐらい今日は(親が死んだのでと、うそをついて)休みます、なんてこともありません。
この世界にうそはありません。
人間だけが、うそをつくのです。

この世界(自然)に、うそは存在しないので、うそをつくということは、そのものがうそ(存在しないもの)になってしまうのです。
お釈迦様は、嘘も方便と、一定の理解をしめしましたが、神言はなんというか、とてもその点では厳格ですね。

元総理が、あんなにも堂々とうそをつき続けているのを見て、(こんな言い方をしていいのかわかりませんが、)とてもかわいそうな人だなぁ、私だったら、恐ろしくてそんな立場から、すぐにでも逃げてしまうのになぁと、ずっと思っていました。

今日の早朝、ラジオを聞いていたら、群馬県知事の山本一太さんが、こんなことを言っていましたね。
一太さんは、自民党の元参議院議員で、〇〇元総理の応援団長を自認していました。
「〇〇総理は、信義のあつい人だった」
それもまた、〇〇元総理の一側面であり、真実なんだと思います。

コメント一覧

tokinosekimori-kitaiwahara
@kaori19 さんへ
コメントありがとうございます。
わたしの興味あることは、なかなか敬遠されがちだし、読むのがめんどうだろうなぁと自覚してます。
なるべく、小難しくならないよう、体験を踏まえるよう注意してます。
なかなかですが、少しでも発信できればと思っています。
カオリさんの文章も、とても素直で、楽しく読ませていただいてます。よろしくね。
kaori19
いつも色んなことを教えてくださって本当にありがとうございます<m(__)m>時の関守さんの記事は内容が深くて本当に勉強になっています。出会いに感謝しております<m(__)m>
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