是亦夢非亦夢

大人になることーいわさきちひろ(1972年)ー

2005年12月11日 | お出かけ

・・若かったころ、たのしく遊んでいながら、ふと空しさが風のように

心をよぎっていくことがありました。

親からちゃんと愛されているのに、親たちの小さな欠点が見えて

ゆるせなかったこともありました。

いま私はちょうど逆の立場になって、

私の若いときによく似た欠点だらけの息子を愛し、

めんどうな夫がたいせつで、半身不随の病気の母に

できるだけのことをしたいのです。 

これはきっと私が自分の力でこの世をわたっていく

大人になったせいだと思うのです。

大人というものはどんなに苦労が多くても、

自分の方から人を愛していける人間になる事なんだと思います。

 

ー『ちひろの世界』 松本猛・松本由里子よりー

 

 美術館入り口に咲く1輪の薔薇

 

 階段に揺れる枯れ葉のモビール 

 

 ちひろの部屋 (向かって左側)

 

 ちひろの部屋 (向かって右側 )  

 

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夜の吉祥寺駅前です。

 

楽しみにしていたクリスマスコンサート。  

長女は「友人と行くから」。。。二女は風邪で留守番。。。え~夫と2人。。

でも、なんだか、良かったなあ。。

歳を重ねた者同士。。いわさきちひろ美術館でも。。

 夜のメサイヤでも。。

大学講堂です。。指揮者は、ここの大学の『ヨン様』だそうです。。

これからは、夫婦で出かけるほうが落ち着くかも。。

なあんて、私の独りよがりかな。。