昨日の懐妊のニュースの流れを知らないのですが、今日の朝刊で各社が報じているようですが、昨日の夕刊フジにも書かれていたのは特ダネですか?だからこそ、産経本紙の朝刊が「懐妊の兆候」などとかえって気を使った表現をしているのでしょうか?
ノーム・チョムスキーの「秘密と嘘と民主主義」をまだ読んでいない方、これはお奨めです。分かりやすい表現で、現代社会の実態が鋭くえぐられています。例えば、格差社会についても、アリストテレスの言葉を引用して、そのような社会が成立する条件として、必然的に民主主義が制約される必要がある旨説明しています。
【アリストテレスは、極端な貧富の差がある社会では民主主義を真剣に語ることはできないと感じていた。真に民主主義的な社会とは、今日のいわゆる「福祉国家」、そえも20世紀に考え出されたどのモデルも遠く及ばないほど、極度に発達したそれであるべきなのだ】(76ページ)
【アリストテレスはまた、こうも主張している。ある社会に、少数のとても豊かな市民と、多数のとても貧しい市民が存在したとする。その社会が完璧な民主主義であるならば、貧乏人は自らの民主的権利を行使して、金持ちから財産を奪い取るかもしえない、と。アリストテレスはこの事態を不当だと考え、予防策を2つ提案した。すなわち、貧困を縮小するか(アリストテレスはこちらを推奨)、民主主義を縮小するか、そのどちらかだ、というのだ】(77ページ)
ライブドア騒動でも分かるように、日本は、不透明なシステムで金を稼ぐことができる制度を導入しつつあるように思われる。小泉は説明責任をまったく果たさず、メディアもそのことを深く追求しない。小泉は20年前なら5回くらいは辞任に追い込まれているはずだ。
日本では、不幸なことに、民主主義を縮小する方向で動いている。それに引き替え、なぜ、韓国で民主的な制度が導入されたのか…。どうすれば、日本でもそのような「革命」を起こすことができるのだろうか?
チョムスキーさんには、そんなことまで考えさせられます。
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【アリストテレスは、極端な貧富の差がある社会では民主主義を真剣に語ることはできないと感じていた。真に民主主義的な社会とは、今日のいわゆる「福祉国家」、そえも20世紀に考え出されたどのモデルも遠く及ばないほど、極度に発達したそれであるべきなのだ】(76ページ)
【アリストテレスはまた、こうも主張している。ある社会に、少数のとても豊かな市民と、多数のとても貧しい市民が存在したとする。その社会が完璧な民主主義であるならば、貧乏人は自らの民主的権利を行使して、金持ちから財産を奪い取るかもしえない、と。アリストテレスはこの事態を不当だと考え、予防策を2つ提案した。すなわち、貧困を縮小するか(アリストテレスはこちらを推奨)、民主主義を縮小するか、そのどちらかだ、というのだ】(77ページ)
ライブドア騒動でも分かるように、日本は、不透明なシステムで金を稼ぐことができる制度を導入しつつあるように思われる。小泉は説明責任をまったく果たさず、メディアもそのことを深く追求しない。小泉は20年前なら5回くらいは辞任に追い込まれているはずだ。
日本では、不幸なことに、民主主義を縮小する方向で動いている。それに引き替え、なぜ、韓国で民主的な制度が導入されたのか…。どうすれば、日本でもそのような「革命」を起こすことができるのだろうか?
チョムスキーさんには、そんなことまで考えさせられます。
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