情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

-ワーキングプア版考える人-橋本勝の政治漫画再生計画第50回

2006-12-21 08:16:01 | 橋本勝の政治漫画再生計画
【橋本勝さんのコメント】
 今、日本は「いざなぎ景気を超えた」ということで空前の好景気なのだそうだ。でも一般庶民にとってはそんな実感はない。大企業と一部の金持ちのこととしか思えない。格差社会はますます進行し、日本人の大部分は貧乏になるばかり、それどころか真面目に働けど貧困から抜け出せない、ワーキングプアの問題が深刻だ。
 そこで「働けど働けど、わが暮らし楽にならず、じっと手を見つめて“考える人”」の像を、各地に建て、ワーキングプア問題を大いに訴え、こんな日本にダレがしたと警鐘を鳴らしたいと思うのである。


【ヤメ蚊】
「アリストテレスはまた、こうも主張している。ある社会に、少数のとても豊かな市民と、多数のとても貧しい市民が存在したとする。その社会が完璧な民主主義であるならば、貧乏人は自らの民主的権利を行使して、金持ちから財産を奪い取るかもしえない、と。アリストテレスはこの事態を不当だと考え、予防策を2つ提案した。すなわち、貧困を縮小するか(アリストテレスはこちらを推奨)、民主主義を縮小するか、そのどちらかだ、というのだ」(ノーム・チョムスキー「秘密と嘘と民主主義」77ページ・ここ←参照)

 いまの日本政府が後者の途を選んでいることは明らかだろう。






★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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