【橋本勝さんのコメント】
グランドプリンスホテル新高輪で開かれる予定だった日教組教研全国集会が中止になった。ホテル側が会場の使用を拒否したためである。右翼による抗議行動での混乱をさけるためだという。ホテル側の姿勢は「憲法21条」の表現の自由への明らかな違反である。危うし日本の民主主義である。
それにしても右翼の方というのはワンパターンというか、相変わらずの運動をあきずに繰り返していると思わずにいられない。戦後数十年にわたって、彼らが主要なターゲットにしてきたのが日教組だが、最近の日教組をみると、そりゃ買いかぶりすぎと思わずにいられない。今、日本がかかえる問題に対する取り組みがとても生ぬるいのである。「日の丸、君が代」「有事法制」「教育基本法の改悪」改憲につながる「国民投票法」といった重要な問題に対して、日教組が厳しく抵抗したとはとてもいえない。いや肝心なところで逃げ出したといってもいい。それに組合の組織率も激減している。もはや日教組の影響力はたいしたことはないのである。
しかし、それでも日教組が「教え子を再び戦場に送らない」をスローガンとして
掲げているかぎり、お国のために命を捧げる兵士づくりを教育の場でという、右翼の方が日教組を攻撃の対象にするのは当然かもしれない。
そんなわけで日教組のもつ重要性をあらためて想起させてくれた右翼の方に、日教組は感謝すべきだ。そうピンチはチャンスだ、日本の反動化に抵抗できる日教組に再構築する必要がある。
今回の出来事は、近未来の日本を先取りしているのかもしれない。それは色彩がなくなった白と黒のダークな未来かもしれない。しかし、絶望的状況に追いこまれても、したたかに戦えてこそ未来が開ける、そこから希望の再生もはかられるのである。
【ヤメ蚊】
本気で右翼を捕まえない警察に問題がある。まじめにデモしている労働者はすきあらば逮捕するくせに…。
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
※このブログのトップページへはここ←をクリックして下さい。過去記事はENTRY ARCHIVE・過去の記事,分野別で読むにはCATEGORY・カテゴリからそれぞれ選択して下さい。
また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。転載、引用大歓迎です。
なお、こちらで(←クリック)、350円、1000万人寄付運動を展開していましたが、井原氏落選の結果を受けてペンディング状態です(こちら参照)。バナーは、SOBAさんの提供です。手のひらに何も乗っていない猫の手には、実は、知恵、呼びかける力など賛同するパワーが乗っているということです。まさに、今回の運動にぴったりですね。
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1月17日にはNPJ/PEOPLE’S PRESS設立記念集会を開催し、多くの方に来場いただきました。ありがとうございました。近く、生中継していただいたアワープラネットTVでオンデマンド放送される予定です(http://www.ourplanet-tv.org/whats/2008/20080117_17.html)。
グランドプリンスホテル新高輪で開かれる予定だった日教組教研全国集会が中止になった。ホテル側が会場の使用を拒否したためである。右翼による抗議行動での混乱をさけるためだという。ホテル側の姿勢は「憲法21条」の表現の自由への明らかな違反である。危うし日本の民主主義である。
それにしても右翼の方というのはワンパターンというか、相変わらずの運動をあきずに繰り返していると思わずにいられない。戦後数十年にわたって、彼らが主要なターゲットにしてきたのが日教組だが、最近の日教組をみると、そりゃ買いかぶりすぎと思わずにいられない。今、日本がかかえる問題に対する取り組みがとても生ぬるいのである。「日の丸、君が代」「有事法制」「教育基本法の改悪」改憲につながる「国民投票法」といった重要な問題に対して、日教組が厳しく抵抗したとはとてもいえない。いや肝心なところで逃げ出したといってもいい。それに組合の組織率も激減している。もはや日教組の影響力はたいしたことはないのである。
しかし、それでも日教組が「教え子を再び戦場に送らない」をスローガンとして
掲げているかぎり、お国のために命を捧げる兵士づくりを教育の場でという、右翼の方が日教組を攻撃の対象にするのは当然かもしれない。
そんなわけで日教組のもつ重要性をあらためて想起させてくれた右翼の方に、日教組は感謝すべきだ。そうピンチはチャンスだ、日本の反動化に抵抗できる日教組に再構築する必要がある。
今回の出来事は、近未来の日本を先取りしているのかもしれない。それは色彩がなくなった白と黒のダークな未来かもしれない。しかし、絶望的状況に追いこまれても、したたかに戦えてこそ未来が開ける、そこから希望の再生もはかられるのである。
【ヤメ蚊】
本気で右翼を捕まえない警察に問題がある。まじめにデモしている労働者はすきあらば逮捕するくせに…。
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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なお、こちらで(←クリック)、350円、1000万人寄付運動を展開していましたが、井原氏落選の結果を受けてペンディング状態です(こちら参照)。バナーは、SOBAさんの提供です。手のひらに何も乗っていない猫の手には、実は、知恵、呼びかける力など賛同するパワーが乗っているということです。まさに、今回の運動にぴったりですね。
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1月17日にはNPJ/PEOPLE’S PRESS設立記念集会を開催し、多くの方に来場いただきました。ありがとうございました。近く、生中継していただいたアワープラネットTVでオンデマンド放送される予定です(http://www.ourplanet-tv.org/whats/2008/20080117_17.html)。