冒頭の図が何を意味しているか分かる人はかなりの飛行機マニアだろう。実は羽田を発着する飛行機のルートを拡大したものだ。上のほうにHANEDAの文字が見えるが、それが羽田空港だ。では、黄色のマーカー部分がどこかお分かりだろうか。そう横須賀港だ。この横須賀港は、原子力空母ジョージ・ワシントンが母港として利用している。そう、まさに、原子力空母の真上を年間10数万回飛行機が飛んでいる。万が一落ちたら、危険だ、そう思いませんか?現に原子力発電所などの真上は飛ばないようになっている。同じ炉心を持っている原子力空母は放っておいていいのか?
ということで、横須賀市民ら五人が、米海軍横須賀基地への原子力空母配備に伴い、原子力艦船が寄港中に航空機の上空飛行を制限するよう求めて訴訟を起こした。
結果的に、第1審では敗訴したが、なんと、国側は、ジョージワシントンが横須賀に配備されたその日に、飛行経路を変えたのだ。下の図を見てほしい。
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TAURAというポイントを南にずらすことで、横須賀港の真上を飛ばないですむようにしたのだ。
変更された日付は2008年9月25日。
すごーい。成果じゃない。うちの事務所の弁護士が担当している。あっぱれ!
ところが、発表したにもかかわらず、マスメディアは、どこもこの空路変更について報道することはなかったという。
日米軍事同盟のタブーなのか…。
実は明日7月9日、この事件の控訴審が開かれる。あっぱれと思った方、裁判所がどう対処するか知りたい方、ぜひ、傍聴してください。裁判および傍聴のデータは、http://www.news-pj.net/npj/2007/minkankikoukusashitome-20071216.htmlに詳しく掲載されている。
ほかにも興味深い裁判情報がhttp://www.news-pj.net/npj/npj-cal.htmlに掲載されているのでよろしければご活用ください。
末尾に航空路の大きめの地図を、使用前、使用後の順で掲載しておきます。
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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
※このブログのトップページへはここ←をクリックして下さい。過去記事はENTRY ARCHIVE・過去の記事,分野別で読むにはCATEGORY・カテゴリからそれぞれ選択して下さい。
また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。なお、多忙につき、試行的に、コメントの反映はしないようにします。コメント内容の名誉毀損性、プライバシー侵害性についての確認をすることが難しいためです。情報提供、提案、誤りの指摘などは、コメント欄を通じて、今後ともよろしくお願いします。転載、引用はこれまでどおり大歓迎です。
ということで、横須賀市民ら五人が、米海軍横須賀基地への原子力空母配備に伴い、原子力艦船が寄港中に航空機の上空飛行を制限するよう求めて訴訟を起こした。
結果的に、第1審では敗訴したが、なんと、国側は、ジョージワシントンが横須賀に配備されたその日に、飛行経路を変えたのだ。下の図を見てほしい。
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TAURAというポイントを南にずらすことで、横須賀港の真上を飛ばないですむようにしたのだ。
変更された日付は2008年9月25日。
すごーい。成果じゃない。うちの事務所の弁護士が担当している。あっぱれ!
ところが、発表したにもかかわらず、マスメディアは、どこもこの空路変更について報道することはなかったという。
日米軍事同盟のタブーなのか…。
実は明日7月9日、この事件の控訴審が開かれる。あっぱれと思った方、裁判所がどう対処するか知りたい方、ぜひ、傍聴してください。裁判および傍聴のデータは、http://www.news-pj.net/npj/2007/minkankikoukusashitome-20071216.htmlに詳しく掲載されている。
ほかにも興味深い裁判情報がhttp://www.news-pj.net/npj/npj-cal.htmlに掲載されているのでよろしければご活用ください。
末尾に航空路の大きめの地図を、使用前、使用後の順で掲載しておきます。
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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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