
いくら丈夫だからといって、肥料もやらずでは、ちゃんと育つわけもナシ…。
というより、昨年の冬に気がついて(遅すぎますがな…)、あぁもうだめだなぁと、
更にほったらかしたのに…今年どんどん芽が伸びまして、びっくり。
ふたつ咲いてくれました。まだつぼみがたくさんついてます。
ヒルザキツキミソウのつぼみって、これがぱっと開いて花になる…のではなく、
一箇所が割れて、中から花が出てくる…こんな感じ、左の花の根元を見るとわかりますね。
右がつぼみです。赤い線がうんと濃くなると咲きます。
元々は外来種で観賞用のものが野生化した…というものらしいですが、
初めて「わー、きれいだー」と思ったのが、まだ船橋にいるころで、
病院に行く坂道の横に、これがびっしり咲いていたのです。
開花時期に来た父に話すと、見に行って写真とって、ついでに「一株持ってきた…」オイオイ…。
その一株が実家で翌年開いて…それがもう20年近く前のこと。
そこにあるから見に行くよ…ともらわなかったのですが、去年「ばーちゃん好きだったから」と持ってきてくれたわけです。
父も去年からはもう細かく手入れもできなくなってましたが、なんせ丈夫ですからほっといてもちゃんと咲いて…
現在の実家はこんな感じ…手前の方だけしか写っていませんが、奥の方にもまだあります。
ケータイ写真で、ちとボケてますが…。
いくらでも増えるタイプなのですが、やっぱり「日当たり」は大事。
我が家の西側では、なんでもよそさまより開花が遅いですから、
地面に下ろすのはやめて、今年は鉢をちゃんと面倒見ようと思っています。
実家の花が、今までのように父の手入れを細かく入れることができなくなりましたからねぇ。
それでも、昨日行ったら「アルストロメリア」がつぼみたくさんつけてました。これも母の好きな花。
やっぱりお花を全部なくすのは、さみしいものですよね。
父も、玄関周りだけはやれそうだから…と言ってました。
庭の方の、手間のかかる花はあきらめましたが、こぶりなものや、それほど手のかからないものは、
少し手伝って残したいと思っています。
アケビも、父は退院前に根元からばっさり切ってくれ…と言ったのですが、私は切らずにおきました。
「わからないから、指示通りに切るから退院したらね」と延ばして…。
帰宅した父は、はっぱをいっぱいにつけたアケビを見て「授粉しなければ実も少ないだろうから」と、
伸びて下までさがっているツルだけを自分で切りました。
また夏になったら、南側の窓の、いいグリーンカーテンになるでしょう。
今年の春はおかしかったですから、いまなんだか急に花が増えている気がします。
今日、近くの公園の外側、縁石どおりに「ナガミヒナゲシ」がびっしり咲いていました。
以前使った写真…
よく見かけるでしょう、オレンジ色のちいさーいヒナゲシ。
あれも外来種、1960年ころからだそうですから、まだ新しいですよね。
とても丈夫なので、ほかの植物を駆逐してしまうそうで、市や区などで「駆除」する対象になっているそうです。
そういえば、その公園のナガミヒナゲシも、何年前でしたか、大きな木を切ったときに、
徹底的に取り去られて、そのあとほとんど見なかったんですよ。
それが、今年はまたもどってきた感じ…。
ほかの在来種をダメにしてしまうと思うと、ちょっと複雑ですが、
いっしょうけんめい小さな花を咲かせているのを見ると、なんだか「駆除」なんて言葉が、かわいそうになります。
が…一度に1000,2000の種を飛ばすのだそうです。かわいい顔して…なんですねぇ。
春が遅かった分、忙しく花は咲き、花は散り…息の長い「更紗燈台」は、いまだに同じくらい咲いていますが、
もうすぐ、アジサイの季節ですねぇ。今年はつぼみを二つ確認したので、楽しみです。
アジサイは花芽を残し、更に翌年咲かせるのが難しいです。
お花さんたちは、だまーってがんばっているのですから、私もがんばらねば…。
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