「物持ちのよい」父が、こんなものを持ってきました。
ハガキというのは、古くても規定の手数料を払えば切手などと交換してくれます。
父は「面倒だから」と譲ってくれたのですが、
見たらずいぶん古いものもあってなにやら懐かしく、写真に撮ってみました。
年代順には並んでいませんが、7円、10円、20円、40円・・。
昔はハガキ、安かったなぁ。私が覚えている一番古い記憶は「5円」、
ここにはありませんが・・。今より小さくて、絵が茶色だった気がします。
郵便番号というのが始まったのも、ずいぶん昔だったんだ・・と、
今更のように思い出しました。最初はめんどくさかったですねぇ。(今でも?)
お年玉ハガキっていうのも、私が生まれた年の特等は「ミシン」だというのを
どこかで聞いたことがあります。毎年ハガキは買うのに、
切手シート、よくて「レターセット」・・クジ運ほんっとないんですわー。
こちらは「暑中見舞い」後年「かもめーる」と名前がついて、
こちらも「クジ」がつくようになりましたね。
いろんな「絵柄」があったので、一部ご紹介。
こういうハガキは地方版も楽しみなものです。
一時期「ハガキ41円、封書62円」というハンパな時期があって、
私は今までの切手を使うのに、不足分の1円切手や2円切手を買いました。
それにしても写真の「うちわ」の図柄、字を書くとこがすごく狭い!
文章苦手なヒト向き??
私はメールも好きなんですが、手紙ハガキもよく書きます。
年代的に、友人の8割は「PCだめ~~」というヒトが多いもんで、
もっぱらアナログにやってますが、これもまた楽しいものです。
結婚して大阪に行った友人と、ずーっと文通(この言葉も死語?)してますが、
彼女は、封書の手紙のほかにハガキの連番で送ってきてくれます。
つまり、いっぺんに3枚とか5枚とかで番号つけて送ってくれるわけです。
自分で描いた「絵てがみ」だったり、ご主人と行った展覧会とか、
大阪の名所とか、季節の花とか・・それはそれは多種にわたります。
私もいつのまにか、そうやって返事を書くようになって、
あれこれ「絵ハガキ」を買い集めるようになりました。
昔行った旅先のものでも、別にそこから出さなくてもいいわけですから、
夏の暑い季節に「沖縄の海の絵ハガキ」とか、冬に「雪のベイブリッジ」とか。
写真の一番左のネコちゃんはお気に入りのシリーズで、
これは「お茶する?」と描いてあります。下の右、グレーのハガキは
旭川の友人が送ってくれたもので、このとき何種類かもらったハガキの写真が
とても気に入って、写真集まで買っちゃいました。「前田真三」さんです。
ところで・・一度にハガキを何枚か出すと、ときどき全部いっぺんに
着かないことがあります。連番で例えば5枚のときは⑤ー①、⑤ー②というように
番号ふって出したり出されたりしてるのですが、1,2,4.5ときたのに
3だけこないとか、4,5が先について1,2,3があととか・・。
郵便局に聞いてみたのですが、しどろもどろでした。ははは!
「ハガキありがとねー、元気ぃ?」って
電話があると、「あー、これがお返事ね」って
ちょっと寂しいキモチになりますね。
「手紙を書くんだ」って構えなくてもいいのに、
って思うのは、手紙好きの勝手?なんでしょうかね。