ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

マスキング・テープ

2015-06-09 22:51:14 | つれづれ

 

着々…とはいきませんが、ちょびっとずつ模様替えは進行しています。

昨日までに、壁はそれでも部屋の4分の1くらいでしょうか、まだまだ先は長いです。

そしてあの「粘着シート」タイプはここに使いました。

トップ写真の白いところ…これはエレベータなので、貼ったところ「金属板」なのです。

ペンキも塗れそうではあったのですが、金属も塗れるタイプではないので、

何年か経って…を考えたのと、さらっとした平面なのでハケ目が目立つかなと思い、

ここは粘着シートにしたわけです。近くで見ると「アラ」ばっかりなのですが…。

もう一度アップ。右のドア、ほんっとに汚れてます。というより、ほぼ煙草のヤニ汚れです。ははは。

これはさすがの強力洗剤でも元には戻りませんでした。金属ですからね。

 

粘着シートタイプ壁紙、貼ってすぐならぺりっとはがせる…とは言ってももかなりの広さで、

しかも上の方は脚立に乗らないと…ですし、まず寸法を何度も測り直して線引いて、

カットして、それから脚立にのって…このときほど「助手」がほしいと思ったことありませんでした。

結局これだけで、半日以上、かかってしまいました。二度とヤダ…です。まだ右側残ってるけど…。

 

               

 

ただの白ではなく、こんな柄があります。バーズ・アイという木肌の柄。

 

          

 

そして今日は、待っていた「マスキング・テープ」が届きました。

これを何に使ったかと言いますと…こちらです。

なんか周りの「お道具類」まで写りこんでおりますが、すみません。

あまりにキタニャイ扉を、マスキング・テープでお化粧したというわけです。

黒い四角部分は中が見えるようにの「窓」です。

 

               

 

エレベータは息子との暮らしで、いずれこちらも年を取るし…と建てるときに入れてもらいました。

2階建てでエレベータというのは少ないそうです。

これを付けても、自分たちだけのときは、当然階段使用…です。

重たいものを二階に運ぶときは、荷物のみ使用…足が弱っちゃったら困りますから。

ベトナムから主人が戻った時、段ボール20箱二階へ…このときはありがたかったです~。

しかし、全体が色変わりしてしまって、どうにもキタナイ…

年を経た「あんちーく」ってわけにはいきませんから…。

今回の模様替えで一番お金と時間がかかってます。

なんかジミーに見えますが(ちょっと和風にも見えて気に入ってます)、

そばで見るとこんな感じ。実はかわいい水玉柄、なんです。

 

          

 

今回「壁をなんとかしよう」と考えたとき、このエレベータの扉が、最大の難関でした。

なにしろ閉まるとき二枚合わさって引っ込みますから、あまり粘着シートなど貼って、

どこかがはがれたら、それがくっついて開かなくなります。(実際にちょっとカットしたもので実験しました)

かといってペンキも使いたくないし…と悩んであれこれさがしていたときに見つけたのが、

マスキング・テープの「幅広」タイプでした。これでいってみよう!…と思いました。

粘着力が強力ではありませんから、かりにどこかに引っかかっても、

すぐにはがれて破れますし…。問題は幅広のモノの扱いでした。

とりあえず、今回買ったのは、広いサイズと中くらいサイズです。

一番上が、よくあるタイプの中の14ミリ、これは「鳥獣戯画」の柄です。ちょっと広いタイプですね。

その下のクリームが50ミリ、下の水玉が100ミリ、つまり10センチ、これと、一番広く貼るために。

もうひとつ同じクリームの200ミリも買いました。水玉、これで見るとかわいいでしょう?

 

          

 

もう一度出します。下の方の「柄」の広いところは、上の水玉を二段貼ったわけです。

クリームのところも広いのと狭いの、並べたり使い分けたり…。

適当にやったので、右側の扉もおなじにするか、また別の貼り方にするかは「悩み中」です。

 

             

 

かわいい柄の水玉が、意外と落ち着いてしまったのは、マスキングテープが半透明だから…。

まぁたぶんそうなるだろうと予測して買ったので、問題ナシですが。

クリーム色で実験してみると…下に黒とピンクの折り紙を置いて貼ってみました。

少し透けるので、色がかわるでしょ。これを考えておかないと、なわけです。

 

           

 

最初から濃い色を選べば、透けて印象が変わる心配はあまりないので、焦げ茶にしようかと迷ったのです。

でも、扉だけとても濃い色になってしまうと、部屋の中にあるエレベータなのでちょっとねぇ…。

そう思って、なんとなくなじむように全体に薄く、少しくすんだ感じで…を狙いました。

ちょっと離れて見ると「和柄調」になったのは、実は嬉しい誤算でした。

 

マスキング・テープは、数年前からいろんなことに使ってきました。

ほんとに便利なもので、とにかく「剥がして何回か使える」というのが一番のメリット。

それでも今までは普通サイズ、幅8ミリとか10ミリとかで、

着物本の背中に分類用に貼ったり、開け閉めしたい袋の止めに使ったり、

空き瓶にぐるりと貼って「クリップ入れ」、プラケースに貼って中身がみえにくいように、とか…。

これの幅広のものを「壁に貼る」というのを見て「そうかぁ」と目からウロコ、でした。

これにもいろんな種類があって、縞柄と無地を壁紙に並べたり、ランダムに貼って「絵」にしたりと、

ほんとに考えたらいろいろ使えるわけです。

 

ただ、幅広のものは、普通の壁に貼るならいいけれど、この扉のように、

はしっこをちょっと奥に押し込む必要があるとか、きっちり角で切るとか…それを思うと

ちょっと心配でした。はい、心配は大当たり、あまりに幅が広いと、

いくら「くっついてもすぐはがせる」といっても、やってるうちにクシャッとついてダメになったり、

しっかり専用ヘラで擦ってつけても、小さな空気だまりができたり…。

あまり苦労せずに貼れるのは100ミリまで、だなぁと、慣れない状態でやった私の感想です。

 

写真だと結構きれいに映ってる感じなんだけど、近くで見ると「あ…ここ、ヨレてる」…

みなかったことにしよう…でこのままにします。

明日はもう1枚の方、こちらの方が引っ込んでる分、更にやりにくいだろうなぁ…。

というわけで、雨の日は雨の日なりに…進行中です。   


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4 コメント

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Unknown (陽花)
2015-06-10 00:03:56
どんどん綺麗になりますね~
それにしても器用にされますね。
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Unknown ()
2015-06-10 23:42:23
水玉の多分一番細いバージョンが 
娘の箪笥の引出しに貼ってありました。
それには 抽斗の中味が書いてありました。

いつも何かしら 考えて動いていらっしゃる
・・・・
休む時間はあるのですか。
回遊魚?
どうぞ くれぐれも ご自愛下さいませね。
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Unknown (とんぼ)
2015-06-12 12:53:49
陽花様

少しずつきれいになるのを見てると、
とまらなくなりますね。
こういうこと…実はだーいすきなんですー。
返信する
Unknown (とんぼ)
2015-06-12 12:55:40
惠様

色柄も幅も、多種多様ですね。
和柄のもの中心で買っていますが、
もったいなくて…があったりします。

マグロ体質…年取ってもかわりません。
ただ、昔のように暴走?できなくなったので、
たまーに岸辺でゆーったり…してます。
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