和菓子はなぜか40を過ぎてから好きになりました。
元々甘いものには…弱かったのです。女性としては珍しく?あんみつもみつまめも、
フルーツパフェも、プリン・アラモードも…いまだに数えるほどしか食べたことがありません。
子供のころから「せんべに渋茶」で、ばぁちゃんだといわれていましたっけ。
いつのころからか、ちょっと食べるようになり、
特にデパ地下で何でも買えるようになって、母がよく京菓子をかってくるようになってから、
あの薄い甘さ、水気のあるあんこが好きになりました。
というわけで、どういうわけ?ま、とにかく、たまに和菓子も喜んで
いただけるようになりました。フルーツパフェはいまだにダメですが。
写真のお菓子は、京都・鶴屋吉信の銘菓「福は内」、
ほんとは「は」はカタカナの小さい字です。パソコンだとめんどくさいので、
「福は内」にしてます。すみません。
お皿に入れるとこんな感じ。一個はマッチ箱を太らせた感じかな。
箱は、ちゃんと全部「木」です。またこれが捨てられないんだアタシは…。
「節分用限定」というわけではないのですが、豆を模しているし、
元々当時の店主が、節分に豆をまいているかわいらしい女の子をみたところから
このお菓子の着想を得た、ということで、名前も「福は内」なわけです。
福を呼ぶ縁起物のお菓子、だそうです。
このお豆の形は、まんま「お多福豆」、そら豆の大きいサイズのものですね。
普通は鉄なべなどに入れて、色が黒くなるようにして、甘く煮たものです。
小さいものを皮をむいてそのまま煮たのが「富貴豆」、母が好きでした。
このお菓子は、毎年実家からお年賀に持って来たり、節分前に届いたりで、
自分で買った記憶が、ほとんどありません。
思い出して買ってみて、あ、そうだった…と思い出したのが、
箱は一番小さいサイズなんだけど8個も入ってるのです。
日持ちするのですが、どうにも残り3個くらいになると持て余して、
お茶においでぇと、友人を呼ぶ…でした。
今回はコロナもあって、やたら呼べませんからねぇ、がんばっていただきます。
日持ちはします。昨日15日に届きましたが、立春翌日まで持ちます。
そういえば、今年は節分が1日早いんでしたね。
コロナが益々こわいことになり、我が家では家族友人知人がお世話になっている
病院や施設が、軒並み騒ぎになっています。春が来るのが待ち遠しいのは毎年ですが、
今年は「また桜はテレビかな」と、あきらめの境地です。
梅も桜もがまんするから、早く終息してください。
お多福豆さま、福を呼んでください!!
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