月曜は生協の配達日ですが、お花と野菜の一部が「欠品」でした。
毎回お花を2種類買っています。一つは仏壇に、
もうひとつはお位牌ないけど、実の父と母、それに一緒に主人の写真を入れた額の前。
一週間に一度届くので、水替えこまめにすればけっこう持ちます。
お安いので、やたら短かったり花の本数が少なかったりいろいろですが、
ガラスの花瓶にまとめて入れるので、なんとか形になっています。
それが…今週来週、届かない!
えぇ「コロナ」のせいでした。野菜と果物、お花の仕分けをするセンターで、
コロナ陽性者が出たのだそうです。複数とのことで、人員配置が間に合わない…と。
仕分けセンターは、距離的には離れていますけれど、同じ県内ですし、
自分がお世話になっている生協ですからねぇ。
知り合いの大手スーパーの管理職の方、店舗での店員さんの感染が多くなってきて、
ほとんどが家庭内感染、なんとか店舗営業を続けるための人員確保、四苦八苦なさってます。
先日は息子のヘルパーさんの所属する施設でも、通所の方が陽性だったと聞いたばかり。
「通所」の方の建物なので、居宅のかかりのヘルパーさんは大丈夫とのこと。
常にPCR検査もしていますし。それでもほんとに「すぐそば」の人がと思うと、
暗闇で見えない敵が振り向いたようでぞっとします。
横浜、というよりニュースでは「神奈川」ですが、とにかく一向に減りません。
緊急宣言も防止法も、効き目がない…のではなく、やはり個々の自衛です。
「出ないでください、と言われたから出ない」のではなく、自分で「出ない方がいい」と
判断することが、ロックダウンできないこの国での、唯一の策だと思います。
何をするのも日本は後手後手、というより、去年も「医療崩壊・医療逼迫」のことは
何度も出ていました。機器とスタッフの不足とか、一時的に療養する施設の不足とか、
PCR検査の不足とか…結局「こうなったので改善されました」は、聞いた覚えがありません。
何とかしのいで、少し感染者が減っても、ベッドに余裕ができても、それっきり。
乗り越えたらヨカッタヨカッタでおしまい?
現場の方たちは「これで終わりではないし、いつまた第〇波が来るか、油断できない」と
言っていたではありませんか。結局今になって以前よりもひどい状態に陥っています。
東京の医療最前線で、治療やベッドのやりくりに必死になっている医師が、
「こんな状態なのに、着物着て旗降ってるのを見るとねぇ」と言ってました。
お分かりと思いますが…あの人です。私もあのとき「副知事」でもよかったのでは…と
思いながら見ていました。どこぞの銀ブラ会長の手前なんて関係なく、
五輪をしっかり終わらせるためにも、閉会式の最後の最後、この瞬間でも、
知事は最前線で今日も仕事に没頭している…で、よかったのではないかと。
なーんか「どれが一番大事か、何が一番大事か」を見落としている気がしてなりません。
コロナは未曽有の大惨事です。特例も何も通用しません。
オリンピックはいわば「結界の中」で行われました。
結界の中が守られているのなら、結界の外はどうでもいいわけではありません。
これからパラリンピックが始まります。
パラリンピックの選手の中には、健康上の理由、障害の理由から
「今年しかない」という人もいらっしゃると思います。
私はオリンピックのときよりも、そういう点では「開催」を望みたい気持ちがあります。
だからこそ、上に立つ人、には「現実をしっかり見てほしい」と思うし、
同じことを言うのでも、紙を棒読みではなく、インパクトのある言葉と態度と表現で、
訴えかけてほしいものです。
そして「自粛」「不用不急」の意味、私たちも「慣れ」てはいけません。
いろんな意味で、ウィルスに勝てるのは「人の知恵と思考」だと思っています。
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