ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

じわりじわりと見えない敵が…?

2021-08-24 01:24:12 | つれづれ

 

月曜は生協の配達日ですが、お花と野菜の一部が「欠品」でした。

毎回お花を2種類買っています。一つは仏壇に、

もうひとつはお位牌ないけど、実の父と母、それに一緒に主人の写真を入れた額の前。

一週間に一度届くので、水替えこまめにすればけっこう持ちます。

お安いので、やたら短かったり花の本数が少なかったりいろいろですが、

ガラスの花瓶にまとめて入れるので、なんとか形になっています。

それが…今週来週、届かない!

 

えぇ「コロナ」のせいでした。野菜と果物、お花の仕分けをするセンターで、

コロナ陽性者が出たのだそうです。複数とのことで、人員配置が間に合わない…と。

仕分けセンターは、距離的には離れていますけれど、同じ県内ですし、

自分がお世話になっている生協ですからねぇ。

知り合いの大手スーパーの管理職の方、店舗での店員さんの感染が多くなってきて、

ほとんどが家庭内感染、なんとか店舗営業を続けるための人員確保、四苦八苦なさってます。

先日は息子のヘルパーさんの所属する施設でも、通所の方が陽性だったと聞いたばかり。

「通所」の方の建物なので、居宅のかかりのヘルパーさんは大丈夫とのこと。

常にPCR検査もしていますし。それでもほんとに「すぐそば」の人がと思うと、

暗闇で見えない敵が振り向いたようでぞっとします。

 

横浜、というよりニュースでは「神奈川」ですが、とにかく一向に減りません。

緊急宣言も防止法も、効き目がない…のではなく、やはり個々の自衛です。

「出ないでください、と言われたから出ない」のではなく、自分で「出ない方がいい」と

判断することが、ロックダウンできないこの国での、唯一の策だと思います。

 

何をするのも日本は後手後手、というより、去年も「医療崩壊・医療逼迫」のことは

何度も出ていました。機器とスタッフの不足とか、一時的に療養する施設の不足とか、

PCR検査の不足とか…結局「こうなったので改善されました」は、聞いた覚えがありません。

何とかしのいで、少し感染者が減っても、ベッドに余裕ができても、それっきり。

乗り越えたらヨカッタヨカッタでおしまい?

現場の方たちは「これで終わりではないし、いつまた第〇波が来るか、油断できない」と

言っていたではありませんか。結局今になって以前よりもひどい状態に陥っています。

 

東京の医療最前線で、治療やベッドのやりくりに必死になっている医師が、

「こんな状態なのに、着物着て旗降ってるのを見るとねぇ」と言ってました。

お分かりと思いますが…あの人です。私もあのとき「副知事」でもよかったのでは…と

思いながら見ていました。どこぞの銀ブラ会長の手前なんて関係なく、

五輪をしっかり終わらせるためにも、閉会式の最後の最後、この瞬間でも、

知事は最前線で今日も仕事に没頭している…で、よかったのではないかと。

なーんか「どれが一番大事か、何が一番大事か」を見落としている気がしてなりません。

コロナは未曽有の大惨事です。特例も何も通用しません。

 

オリンピックはいわば「結界の中」で行われました。

結界の中が守られているのなら、結界の外はどうでもいいわけではありません。

これからパラリンピックが始まります。

パラリンピックの選手の中には、健康上の理由、障害の理由から

「今年しかない」という人もいらっしゃると思います。

私はオリンピックのときよりも、そういう点では「開催」を望みたい気持ちがあります。

だからこそ、上に立つ人、には「現実をしっかり見てほしい」と思うし、

同じことを言うのでも、紙を棒読みではなく、インパクトのある言葉と態度と表現で、

訴えかけてほしいものです。

そして「自粛」「不用不急」の意味、私たちも「慣れ」てはいけません。

いろんな意味で、ウィルスに勝てるのは「人の知恵と思考」だと思っています。

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