ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

ジュレ じゅれぇ~

2021-08-26 21:23:40 | つれづれ

 

果実入りゼリーも、よくいただくのですが、何がいいって「自分で皮剥く手間がない」

「そこかいっ!」と突っ込みがはいりそうですが、ほんとに私は果物の皮剥きがキライ。

剥いてまで食べなくてもいいや…です。

たまたま、友人が忙しくしていてRSに感染してしまい、しんどい思いをした~とのこと。

で、お見舞い代わりに探して送ったら「おいしかった!」と言われまして。

なんだか友人を実験台にしたみたいなのですが (いや、してますがな)、

見た感じもとてもおしゃれだったので、自分用も購入したというわけです。

友人にはいろいろ果物が入っているコンポートとミカンにしたのですが、

果物それほどラブラブでもない私は、無難にミカンとハッサクにしました。

お肌にもいいかしらん…。

こちらがお店です。和歌山はミカンの産地ですものね。

 

お菓子に疎い私なので、ジュレとゼリーの違いは「流れるくらいのものとぷるぷるしたもの」、

くらいの違いしか知らなかったのですが、本来は同じもの、つまりフランス語と英語の違い?

ジュレはどちらかというと「ドレッシング」のようなものに使われる言葉みたいです。

どっちでもいいんです、おいしければ。

ちなみに、瓶に入っていると周囲のジュレがレンズになって、ドーンと大きく見えますが、

器に出すと、だいたい直径4センチくらいの小玉ちゃんです。

食べた感想…ミカンの缶詰とは違う…こんな言い方じゃ身も蓋もありませんが、

ミカンそのままなので、缶詰のみかんよりは生感覚、ちょびっとほろ苦さもあります。

それと周りのジュレが甘すぎなくておいしいです。

で、こんな感じにガラスの器に入れまして…冷やしておいたのをお風呂上りにジュルル~ンと。

 

                   

 

えぇおいしかったです。果物そのままですから自然です。

なんたって皮剥かなくても…はいはい。

子供のころ、うんと小さいころですね、冬にミカンを食べるとき、

不器用でなかなかちゃんと向けなくて、白いもしょもしょ、アルベドといいますが、

あれはそのまま食べたほうがいいのですけれど、ケッコウたくさんついてると取りました。

それがなかなか取れない…すると母がひょいと取り上げて、シャシヤッと大まかにとってくれる。

ほれ、ほれ、と一つずつ渡してくれるのを食べていた記憶があります。

後年、二人とも袋ごとむしゃむしゃになりましたけれど。

あのころは子供には消化が悪いとおもっていたのかもしれません。

その「母が剥いてくれたミカン」のように、きれいに剥かれたミカン。

夏に丸ごとのこんなものが食せるなんて…ぜーたくだと思いつつ、ぺろりんと食べました。

ハッサクは、はい、ハッサクの味です、当たり前。

ハッサクは「八朔」、つまり8月1日のことですが、母は「旧暦での食べごろなんやろ」と

言ってました。その通りでした。

総じて柑橘類は「皮」にあれこれ栄養があるとされています。

なのでマーマレードやピールにして全部食べるのがいいんですよね。誰か作って…。

食べ終わったら…もちろん瓶は捨てません。こんなステキな瓶…何かに使う…で、

またモノが増えるのです、我が家は…。

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