果実入りゼリーも、よくいただくのですが、何がいいって「自分で皮剥く手間がない」
「そこかいっ!」と突っ込みがはいりそうですが、ほんとに私は果物の皮剥きがキライ。
剥いてまで食べなくてもいいや…です。
たまたま、友人が忙しくしていてRSに感染してしまい、しんどい思いをした~とのこと。
で、お見舞い代わりに探して送ったら「おいしかった!」と言われまして。
なんだか友人を実験台にしたみたいなのですが (いや、してますがな)、
見た感じもとてもおしゃれだったので、自分用も購入したというわけです。
友人にはいろいろ果物が入っているコンポートとミカンにしたのですが、
果物それほどラブラブでもない私は、無難にミカンとハッサクにしました。
お肌にもいいかしらん…。
こちらがお店です。和歌山はミカンの産地ですものね。
お菓子に疎い私なので、ジュレとゼリーの違いは「流れるくらいのものとぷるぷるしたもの」、
くらいの違いしか知らなかったのですが、本来は同じもの、つまりフランス語と英語の違い?
ジュレはどちらかというと「ドレッシング」のようなものに使われる言葉みたいです。
どっちでもいいんです、おいしければ。
ちなみに、瓶に入っていると周囲のジュレがレンズになって、ドーンと大きく見えますが、
器に出すと、だいたい直径4センチくらいの小玉ちゃんです。
食べた感想…ミカンの缶詰とは違う…こんな言い方じゃ身も蓋もありませんが、
ミカンそのままなので、缶詰のみかんよりは生感覚、ちょびっとほろ苦さもあります。
それと周りのジュレが甘すぎなくておいしいです。
で、こんな感じにガラスの器に入れまして…冷やしておいたのをお風呂上りにジュルル~ンと。
えぇおいしかったです。果物そのままですから自然です。
なんたって皮剥かなくても…はいはい。
子供のころ、うんと小さいころですね、冬にミカンを食べるとき、
不器用でなかなかちゃんと向けなくて、白いもしょもしょ、アルベドといいますが、
あれはそのまま食べたほうがいいのですけれど、ケッコウたくさんついてると取りました。
それがなかなか取れない…すると母がひょいと取り上げて、シャシヤッと大まかにとってくれる。
ほれ、ほれ、と一つずつ渡してくれるのを食べていた記憶があります。
後年、二人とも袋ごとむしゃむしゃになりましたけれど。
あのころは子供には消化が悪いとおもっていたのかもしれません。
その「母が剥いてくれたミカン」のように、きれいに剥かれたミカン。
夏に丸ごとのこんなものが食せるなんて…ぜーたくだと思いつつ、ぺろりんと食べました。
ハッサクは、はい、ハッサクの味です、当たり前。
ハッサクは「八朔」、つまり8月1日のことですが、母は「旧暦での食べごろなんやろ」と
言ってました。その通りでした。
総じて柑橘類は「皮」にあれこれ栄養があるとされています。
なのでマーマレードやピールにして全部食べるのがいいんですよね。誰か作って…。
食べ終わったら…もちろん瓶は捨てません。こんなステキな瓶…何かに使う…で、
またモノが増えるのです、我が家は…。
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