昨日よそ様のブログでケータイのお話しがありまして、
ふと、机の引き出しの奥底に入れてあった「コレ」を思い出しました。
ポケベルです。12年前から3年くらい私が使っていたものです。
私の場合は、もっぱら養護学校からの緊急連絡用でした。
これはこちらに越してきてのもので、その前、船橋に住んでいたとき、
息子が入学したと同時に緊急連絡用にレンタルしていました。
当時はもちろんケータイなどありません。
ポケベルも黒くて四角い、マッチ箱の一回り大きいようなもの、
ただピーっとなるだけのものでした。
元々会社で外回りなどのシゴトをしている人を「つかまえる」ためのもの、
会社から、そのポケベルの番号をダイヤルすると、ピーッとなる…。
鳴らされた社員は、どこかで公衆電話をみつけて会社に連絡する、という、
ごくごく単純な道具だったわけです。
だから当然、番号もみんなに教えるわけにいきませんでした。
それを小1から小6まで使って、レンタルでしたし範囲も限られていたので
引越しの際に契約解除して、横浜へきてから借り直し…、
のつもりがこんな格好のものになっていたわけです。
こんないろいろついてなくていいから、シンプルな「昔の」って言ったら
「それはもう本局でないと扱ってません」と言われてしまって。
結局シンプルも何も、いろいろついてて当たり前でして、
コレにしたんですが、これは買取ました。
これが使われているころは、ポケベル全盛期、
「084」で「おはよー」とか「4649」で「よろしく」とか、
ポケベル語っていうんでしょうか、そんなものがはやりましたねぇ。
電池入れたら、字が出ましたよ。みえますか?
こんなに小さいのに当時はこれが一番大きくて見やすい…だったんですよ。
「SIRENT」です。
ところがこれを使い始めてまだいくらもたたないうちに「ケータイ」登場!
あれだけ機能満載、なんて歌っていたのに、友人には
「イマドキ、ポケベルぅ?」なんていわれて。
今、ケータイがなきゃ生きていけない、なんていう子供たち、
いや大人もですが、いますよね。
この前も新聞に「メールしたらすぐ返さないと嫌われる、
だから『お風呂はいってた』とか『ケータイ置いたまま、でかけちゃって』とか
いくつか理由を考えておいて、使い分けてる」なんてことが書いてありました。
メールしたらすぐ返事がほしい…だったらメールじゃなくて電話すれば?
と思うのはオバサン思考?元々メールの便利さは、
電話してもつかまらないとか、こちらが思う時間に電話できないとか、
だからメールならいつでも送れる…だったはずです。本末転倒なんですよね。
キカイに縛られて、依存症なんて病気まで表れてる。
現代人って、便利を追及するあまり、ついていけない人は振り回される、
そんな気がします。
カタッくるしい話になっちゃいました、もう一枚、めっずらしーでしょ。
古道具屋かと思われそうですが、実はこれ、義父の遺品です。
義父は昔の「電電公社」に勤めていたもので、この手の電話機が、
いくつかそのまま残っていたのです。
遺品整理のときオットがとっておこう、というので保存してありますが、
これ、ものすごく重たいんです。
実家はこのあとのタイプで、もうちびっとだけ「モダン」、
でも色は真っ黒でジーコジーコタイプです。
そういえば、今の小さい子は、これで電話がかけられないんだそうですね。
昔は「呼び出し電話」があったり、電話をよそで借りてかけるときは
まず交換手に頼んで、あとで料金を知らせてもらうとか、
公衆電話はどこへどれだけかけても10円だったとか…でしたねぇ。
人間は便利なものをたくさん作り出してきましたけれど、
物体はどこまでいってもブッタイ、使い方によって、
かわりに何かを失くしてしまうことを考えていかないと、
「知恵の産物」とはいえなくなってしまいますね。
ふと、机の引き出しの奥底に入れてあった「コレ」を思い出しました。
ポケベルです。12年前から3年くらい私が使っていたものです。
私の場合は、もっぱら養護学校からの緊急連絡用でした。
これはこちらに越してきてのもので、その前、船橋に住んでいたとき、
息子が入学したと同時に緊急連絡用にレンタルしていました。
当時はもちろんケータイなどありません。
ポケベルも黒くて四角い、マッチ箱の一回り大きいようなもの、
ただピーっとなるだけのものでした。
元々会社で外回りなどのシゴトをしている人を「つかまえる」ためのもの、
会社から、そのポケベルの番号をダイヤルすると、ピーッとなる…。
鳴らされた社員は、どこかで公衆電話をみつけて会社に連絡する、という、
ごくごく単純な道具だったわけです。
だから当然、番号もみんなに教えるわけにいきませんでした。
それを小1から小6まで使って、レンタルでしたし範囲も限られていたので
引越しの際に契約解除して、横浜へきてから借り直し…、
のつもりがこんな格好のものになっていたわけです。
こんないろいろついてなくていいから、シンプルな「昔の」って言ったら
「それはもう本局でないと扱ってません」と言われてしまって。
結局シンプルも何も、いろいろついてて当たり前でして、
コレにしたんですが、これは買取ました。
これが使われているころは、ポケベル全盛期、
「084」で「おはよー」とか「4649」で「よろしく」とか、
ポケベル語っていうんでしょうか、そんなものがはやりましたねぇ。
電池入れたら、字が出ましたよ。みえますか?
こんなに小さいのに当時はこれが一番大きくて見やすい…だったんですよ。
「SIRENT」です。
ところがこれを使い始めてまだいくらもたたないうちに「ケータイ」登場!
あれだけ機能満載、なんて歌っていたのに、友人には
「イマドキ、ポケベルぅ?」なんていわれて。
今、ケータイがなきゃ生きていけない、なんていう子供たち、
いや大人もですが、いますよね。
この前も新聞に「メールしたらすぐ返さないと嫌われる、
だから『お風呂はいってた』とか『ケータイ置いたまま、でかけちゃって』とか
いくつか理由を考えておいて、使い分けてる」なんてことが書いてありました。
メールしたらすぐ返事がほしい…だったらメールじゃなくて電話すれば?
と思うのはオバサン思考?元々メールの便利さは、
電話してもつかまらないとか、こちらが思う時間に電話できないとか、
だからメールならいつでも送れる…だったはずです。本末転倒なんですよね。
キカイに縛られて、依存症なんて病気まで表れてる。
現代人って、便利を追及するあまり、ついていけない人は振り回される、
そんな気がします。
カタッくるしい話になっちゃいました、もう一枚、めっずらしーでしょ。
古道具屋かと思われそうですが、実はこれ、義父の遺品です。
義父は昔の「電電公社」に勤めていたもので、この手の電話機が、
いくつかそのまま残っていたのです。
遺品整理のときオットがとっておこう、というので保存してありますが、
これ、ものすごく重たいんです。
実家はこのあとのタイプで、もうちびっとだけ「モダン」、
でも色は真っ黒でジーコジーコタイプです。
そういえば、今の小さい子は、これで電話がかけられないんだそうですね。
昔は「呼び出し電話」があったり、電話をよそで借りてかけるときは
まず交換手に頼んで、あとで料金を知らせてもらうとか、
公衆電話はどこへどれだけかけても10円だったとか…でしたねぇ。
人間は便利なものをたくさん作り出してきましたけれど、
物体はどこまでいってもブッタイ、使い方によって、
かわりに何かを失くしてしまうことを考えていかないと、
「知恵の産物」とはいえなくなってしまいますね。
呼び出す事はあっても持ち歩く事はありませんでしたが・・・
懐かしい形の電話ですね。
どういう訳か夢に出てくる電話はこの形です。
何度まわしても失敗してしまう夢ばかりですけどね。
それにしても物持ちがいいですねぇ。
ポケベルはコミニュケーションツールとして
よくつかってました。それがPHSになり、携帯になり…
今やパソコン機能付きになりましたが
アイテムが進化するごとに、コミニュケーションの機会と数が
減りました。
それと同時に出会い系とかの犯罪は増加しましたね~。
相手の事を考えると、そう気軽にメールとか打てなくなりつつあります。
鳴らなくて~♪
って歌がありましたねえ。
私はポケベルは持ったことがありません。
友達とよく長電話をして親に怒られましたけど
今の子は自分で携帯を持っているから
部屋でこっそり・・・なんてできるんですよね。
夜遅くにやりとりしているなんて
親の悩みを聞いたことがあります。
定額制にしなかったら
携帯代がとんでもないことになったとか。
この緑の電話・・・
実家で現役です(笑)。
今の子、これをプッシュするらしいですね(笑)。
便利なものがどんどんできて
暮らしがラクになるはずなのに
ますます時間に追われるようになっているような気がします。
夫は、東京←→広島日帰り出張が多いです。
片道新幹線で4時間。
可能は可能ですけど
疲れますよね~~~~~。
「日帰りできてしまう新幹線がうらめしい」
と申しております・・・。
結局いろいろ機能が付いていても、
使いこなせない…今もかわってませんわ。
夢の中の電話、言われてみると、
私もいつもダイヤルで、いつもかからない!
この前なんか警察だったか消防署だったかへ
かけたら、珍しくかかったんですよ、
ところが出た相手が
「今みんなで払ってんのよねー」って。
結局ダメなんだわー!
えみこ様
買い取らなきゃよかったと後悔したんですが、
システムもよくわかっていなくて…。
結局「思い出の品」になってしまいましたー。
コミュニケーションの方法は便利になったのに
人と人のつながりは薄くなった…、
なんかへんですよね。
てまりばな様
長電話、我が家ではご法度で、
3分くらいたつと、母親が目覚まし持ってきて
ドーンと置かれる…
「いい子」だったんですよーアタシ。
まだお使いでしたか。
母なんかも、プッシュはイヤだといいます。
かえってわからないって。
これを押す…やってみよ(コラコラ)
ポケベルの最初のものができたとき、
友人のご主人が外回りのシゴトしていて、
「首に縄をつけられたよーだ」って。
便利は疲労の元??皮肉ですよね。
狭いニッポン、そんなに急いでどこへゆく、
なんて標語がありましたね。
お義父さまは電電公社にお務めでしたか~。
なんだか親近感湧いてみたり。
ポケベル、懐かしいですよねぇ~。
確か、数字を組み合わせて文字を打ち出せたりとかする機種、ありませんでしたっけ?
ポケベル用の『あいうえお表』を見ながら、一生懸命メッセージ打っていた記憶があります。
ポケベルって、一方通行の不完全な連絡方法ゆえに電話よりもよっぽどもどかしくて、ぎゃ~当時の恋を想いだすぅ~。
ダイヤル式電話って、廻したダイヤルがじーころと戻っていく時間の長さを信号に変えて発信してましたでしょ。
時々、うっかり少し指を滑らせて間違い電話になっちゃった、とかありましたよね。
あと、急いで廻した時に最後の金具に指が勢いよく当たって痛くなったりとか、なんだかいろいろ思い出していた私です。
なんだかくだらないようなコトばっかり覚えているもんですね。
でも、それがまた懐かしかったりして。。。
なんかいろいろなテクが「開発」されて、
今のケータイ異常に、アタマつかって
若い子たちは使ってましたね。
カンタンに話せたり読めたりするより、
情緒があっていいと思いますねぇ。
ダイヤル式は、今でも実家で電話を使うと
ジーコジーコという音を聞きますが、
なんともいいもんです。
昔、番号の最後が「0」だったりすると、
その0をまわす途中のヤマの
てっぺんのところで突っかかったりして
「ああー最初からまわしなおし!」なんて、
やってましたねぇ。