この夏がどうなるのかはさっぱりわかりませんが、とりあえず今までの暮らしを見直して…、
今年はうちはを何柄か用意しようと思います。
で、上のものですが、皆さんご存知の「ファイルボックス」です。
カンタン組み立てですからこうなりますね。
で、単純にウチワを入れる…というわけです。
よくある「ウチワ立て」のように使いたければこっち向き。
そのままじゃなんだか味気ない…と思ったら、たとえば折り紙なんかでこんな感じに。
流行の切り絵でもいいし、涼しげな写真を貼ったりしても…。
もうひとつ、見えないところのワンポイントですが、使い古した乾電池をいくつか用意して、
箱の底の隅っこに両面テープで貼り付けます。重しですね。
このままだと安定が悪くて、ちょっとしたことで倒れますから。
もうひとつ、これは昔々の大昔、母が作ったもので、いまだに実家にありますが、
あまりにも日焼けや汚れでひどいので、持ってきませんでした。
作り方は簡単です。
用意するものはラップの芯、ラップの長さプラス4センチくらいで、幅は円周より少し大きいくらいのハギレ。
カッター、両面接着テープ、布用ボンドなど。
ラップの芯がなかったので、これはアルミホイルの芯です。
横幅2~3センチに切れ目を入れ、その上下を三角に切り取ります。ダイヤ型になりますね。
いい加減にやったので、下の三角の方が小さくなってますね。すみません。
ラップの芯類は厚手で硬いものが多いですから、カッターで切るときにくれぐれも気をつけてください。
工芸用の小さいのこぎりが一番なんですが…。
布を置いて、穴の開いたところを下にして芯を置きます。
必要なところに両面接着テープを張って布をきっちりまわしてつけます。
今日は時間がなくて、ちゃんと作っていなくてすみません。
実際にはやってませんが、カットしてある部分の布に十文字に切り込みを入れて、
穴から裏に回してボンドで貼りつけます。上のほうに紐通しの穴をあけます。
上部の穴に適当なひもを入れて結び、柱や壁などにフックをつけて提げます。
このときも、布を張る前に、先に古い乾電池などを少し押し込む位置につけておくなどで、
重さを加えると安定がよくなります。
ウチワの柄(え)にはいろいろなタイプがあります。
穴が小さいと、入らなかったりします。
ためしに入れてみました。上からこの前の「金魚うちわ」(細くて長い平べったい柄)、
真ん中はちょっと高級っぽい太目の柄、下は電気屋さんの普及品。
穴が小さいとせっかく入れても、落ちてしまいますから、大きさにきをつけてカットします。
これは見本みたいなものなので、一個しか穴を開けていませんが、
ラップの一番大きいサイズですと、少し間を狭めて、2本とか3本とか入れられます。
カットする位置を最初に決めて、しるしをつけておくようにします。
上のほうは、数センチあければ大丈夫ですが、一番下は、あまりぎりぎりにすると、
入れた柄が飛び出しますから、きをつけてください。
昔、ウチワが当たり前に使われていたころは、木製の「ウチワ立て」とか、
太い竹をスパッと切っただけみたいな「ウチワ挿し」が、どこの家でもありました。
筒型の花瓶などでも代用できますが、こんな「身近な安いもの」でもできる…なんてことで。
掛かっていました。
貯金箱も竹でした。
ラップの芯で代用できるんですね。
竹が身近に無い生活の知恵ですね。
昔はザルもみんな竹でしたよね。
竹で編んだお櫃もありました。
便利な素材ですよね。
今じゃプラばっかし。
味気ないですね。
これまた時代物の竹のうちわのいくつかとともに・・・
納戸の中で見つけてとても風流だったのですが
「いまさら使わんなあ」
とほっておいたのですが
この夏出番ですね!
昔はたいがいありましたよね。
お客さま用のきれいなのを使うとしかられました。
この夏はウチワに風鈴、打ち水にカキ氷…あれっひとつ余分?