うちも少人数だから、半分食べて…と、届いたもの、愛媛ミカンだそうです。
ありがとございまーす、とさっそくいただきました。こぶりだけど甘くておいしいです。
さて、ミカンの食べ方…のお話です。
先日、例によってMIXIのニュース面で「和歌山剥き」のお話が出ていました。
ミカンの皮の剥き方に「流派みたいなものがあるの?」と、まずそこにビックリ。
まぁネット社会ですから、そういう情報が広がり「そういうのあるんだぁ」みたいな感じでしょうか。
調べると動画まで出ていますから、まぁなんでもニュースになるものだと思います。
ならば「静止画像」で…って、私もヒマですね。写真撮りながら自分で笑っちゃいましたけど、
ここまできたらやってみようじゃありませんか?!
ふと、子供のころのことを思い出して、あれっ意外と奥が深いかな、これは?…だははは。
まず「和歌山剥き」というのは、和歌山ではみんなこう…みたいなことらしいのですが、
元々ミカンの産地ですから、ミカン農家の人が、味見や育ち具合を調べるのに、
作業用の手袋をしたまま素早く食べられる方法として、昔からやってきた方法…ということらしいです。
なーるほど、ということは、有田や静岡などミカンの産地ではみんなそうなのかな?
ともあれ、その動画を見たとき、私は「あ、途中までおんなじだぁ」と思いました。
「和歌山剥き」は、ミカンの果頂部、つまり樹になっている方と反対側、
頂と言われるけど、置くと「お尻」になる方、ヘタのないほう…しつこいな…。
そこに指を入れて皮ごと半分に、さらに半分にして4分割し、下、つまり今度はヘタのある方から
くるりと引いてそのまま「いただきまーす」です。
では静止画像で…
まずお尻から半分に割ったところ。
次に一個で私の剥き方と一緒にやったので、左側が「和歌山」、右が私流。
和歌山剥きは、つまり4分割になるわけです。とんぼ流は半分のあとチマチマと皮を剥きます。
こうしてみると、だらしなく広がる皮が、けっこうみっともないですかね。
更に青い矢印は、そのままその方向に引っ張り上げるという意味。
和歌山剥き、きれいにミカンが取れます。私のほうは、皮はだらしないけど、
同じようにしたからくるりとひっぱると、きれいに取れます。
つまり、あの白いもの、母は「ワタ」と呼んでいましたが、名称は「アルベド」、
めんどうなので「ワタ」で行きます。このワタは、ヘタのほうから伸びているので、
ヘタについている方から引けば、取れやすいわけです。
まあやってみると実際、和歌山剥きは「早い」ですわ。
ところで、昔どうやって食べてたっけ…で、また思い出話。
母は無類のミカン好きで、冬は箱で買う…コタツの上の竹かごには、いつもミカンが山盛りでしたが、
そのほとんどは「母が…」なにしろ食べだすと一度に5個6個と続きますから。
冬はミカン、夏はスイカがご飯替わりでもいい…と言ってました。
当然冬の間、母の指先は黄色くなってましたっけ。
この母の食べ方は、底から剥きますが、ヘタのところだけつけたままにしておきます。
そして真ん丸ミカンの真ん中を少し割って、やはり下からくるりと回すようにしてひと房ずつ食べる…
こうするとワタが取れやすいんや…と言ってました。
では私はどうだったか…どんな剥き方をしても、私はあの「ワタ」が嫌いでした。
ミカンの種類によっては、まるで膜がかかったように真っ白になっているものもあります。
あれはもう取ろうとしても取れない…。
特別神経質ではなかったのですが、私はこんな程度まで全部取らないと気が済みませんでした。
左が和歌山剥きで引っ張っただけのもの、右がかつて私が食べるときの状態。
青い矢印のような細いもの、ほとんどないでしょ。
しかも、一つずつ食べては、袋は出していました。
母もなぜか袋は出していたのです。なんでも、祖母に「消化が悪い」と教わったからだそうで。
なので、私にも袋ごと食べるのはやめなさい…だったのです。
本当は、あの白いものに栄養がたーっくさんあるのだそうで…親子でムダしてたんですねぇ。
「ミカン・タイム」になると、コタツの上はミカンの皮と捨てる「袋」ですごい状態に…。
このとき活躍したのが、母がテレビ見ながらの夜なべで作る「チラシの箱」。
これに皮だけ残してごそっとごみを入れて捨てる…なかなか効率的でした。
そして毎日ミカンの皮を干し、冬の間はほぼ毎夜「ミカン風呂」でしたっけ。
もちろん、今はワタなんか取らないし、袋ごとモグモグです。
あれっいつごろからだろう…と、これがわからないのですが…。
ためしに袋を出して食べてみようと思ったら、柔らかくて…あぁそうか、です。
当たり前のように「品種改良」「品質向上」が続き、今のミカンは食べやすい…。
第一ミカンに限らず、果物全般に甘さがうんと増しましたね。
昔は「あたりはずれ」があって、同じ箱の中のミカンなのに、あ、酸っぱいのにあたっちゃった…なんて。
今は果物、甘くなきゃ果物じゃない?リンゴも昔の酸味は、わざわざ「昔のリンゴの酸味もあります」なんて
説明がされていたりします。ミカンは甘さと同時に、袋も薄く、柔らかく…なったのだと思うのですが。
今や残るのはほんとに「皮」だけ。
私は実は果物苦手…と言っても味が、ではなく皮を剥いたり芯をとったりがめんどくさいのです。
だからバナナは好き~って、どこまでズボラなのか。
もちろん家族のためには喜んで剥き剥きしますし、リンゴなんかウサギさんにしちゃったり…
なのに自分のためにはめんどくさい…誰か剥いてくれたら食べるーという、トンデモナイヒトなのです。
それでも冬はビタミンCと思って、たまにミカンを買いますが、一人だと少しですからねぇ。
今回ドンッといただいたので、せっせといただきます。風邪予防、お肌ツルツル、おふろポカポカ…。
さて、皆様は、和歌山かどうかはわかりませんが、ミカン食べてますかー。
おまけ話、ビワの皮は、ついあのとんがった「木についていた方」からつまんで剥きたくなりますが、
反対側、果頂部のへこんだ「おへそ」のほうから剥くと、きれいに剥けます。
初めて見たようなwww
今度やってみよう「和歌山剥き」( ..)φメモメモ
ちなみに私流?(←誰も聞いてない??)は、
まず、皮ごとモミモミして、
実離れのよい?ものを選ぶ
次に、皮を剥き、実を取り出してから一粒ずつ(←大きさによりますがね)口の中に放り込む^^
そろそろミカンも、とおがたちはじめるので、
そうなると、仕方ない。。皮は出してるかな~^^;
それでも、面倒な時は。。。飲み込む^^食物繊維だし??
最近のミカン。。種。。ないですものね^^
時々種があっても。。飲み込んじゃえ~というずぼらさ>_<(葡萄の種は飲み込みますw面倒なのでww)
剥くだけでなく皮や種を出すのが面倒という面倒くさがり。。
ほんと、
買うのは良いけど。。。
誰か剥いて~~です^^
なので、ついつい、みかんやバナナに。。手が伸びるのかもしれないwww
みかんなら、お母さまに負けなかったな~~(笑)
スイカやメロンは。。アレルギー?で、食べられなくなったので。。。
残念。。人生損をしている。。。(爆)
皮がプヨプヨと浮いているミカンは、
あっ食べやすい…と嬉しかったものですね。
ブドウも私の子供のころは「デラウェア」が主流でしたね。
母も自分は種ごとなのに、私には「種出しや」って言うんです。
盲腸になるって。母自身は二十歳前に盲腸やっていたので、
ウチはだいじょうぶやしなって。笑えますね。
私はアレルギーはないのですが、ウリ系は、味と匂いがダメです。
スイカはあの繊維もダメ。
1個5000円と言われようが10000円と言われようが、
きれいに剥いてくださろうが…ははは、いりません。
友人たちには「バチアタリ」と言われてます。
私はズボラな性格が起因してか、いかに早く、楽に、果肉にあり付けるかを試行錯誤しつつ食べていた結果、いつの間にかこのむき方に近いむき方で食べるようになっていました(◎o◎)
私の場合、半分→四等分にむく時と、最初から三等分にむく時があります。
大寒波が来ておりますね。
ミカンでビタミンCをたくさん摂取して、お風邪等召されませんように。
…で、先ほど購入。もちろん、和歌山剥きで食べましたよ~♪ うまうま♪
なにやら「正統和歌山剥き」なんてのもあるそうで…。
とりあえず、手早く食べられますよね。
ポイポイと口に放り込んでおります。
明日から今季最強の寒波…ですって。
まぁ雪さえなければこの辺りは、と思っていますが、
昔に比べれば、毎日氷が張るわけじゃなし、
人間がヤワになっているのですかねぇ。
ポカポカして、乗り切ります。
ふふふ、買ってしまいましたかー(ニコニコ)。
むきやすかったでしょう。
がんばってビタミンCとってください。
拙ブログの今日の記事に、「ほばーりんぐ・とと」のトップページとこちらの記事をリンクさせていただきました。「和歌山剥き」でみかんを食べた、ということを書きたかったもので…。
事後報告になってしまって、ごめんなさい。
和歌山剥き、すっかり気に入りました(笑)。
まぁわざわざお知らせありがとうございます。
ご紹介していただいてうれしいです。
和歌山剥き、ほんとに便利ですよね。
ミカン風呂もいいでしょう。
この冬は、これでいきましょう!
静かなカタチは、『自然比矩形』
動くカタチは、『ヒフミヨ矩形』『ヒフミヨ渦巻』
有田剥き 幸せ創る ヒフミヨに
お返事が遅くなりまして、すみません。
体調不調で、ずっとブログも休んでおりましたので。
おもしろい数え歌があるのですね。教えていただき、ありがとうございました。