もういちにち「選挙」のお話し

こちらは今日みつけたもの、朝顔の「明日のつぼみ」を探しながら
ひょいと見たら…あらら、きのこ…、ずーっとジメってたもんねぇ。


　　　　　


ちょっと絵本に出てきそうなきのこちゃんです。
絵本なら色が赤くて白い水玉なんかあったりするかな。


さて、選挙翌日ですが…。
あの「ばんそーこー大臣」サマが、続投とおっしゃったそうで。
なんともはや…、いや、昨日も言いましたが「責任を取る」と「辞める」ことは
決してイコールばかりではないと思ってはいます。
しかし、続けていくならいくで、明らかにせねばならぬことはあるでしょう。
「選挙結果については厳粛に受け止め」「ご批判については率直に受け止め」
そして、選挙に「いろいろなこと」が影響していると思うかの質問には、
「コメントは差し控えたい」…。
たまたまみていたニュースでは、ご丁寧に、
この三つの「お答え」の回数を数えていました。
かの人は、いつも言葉も足りず表情も乏しいです。
その上「はんこで押したお答え」を並べて、それでかの人が、
本当に「厳粛に、率直に受け止めている」と、
みんなにわかってもらえるとでも思っているのでしょうか。
アナタがお話しをしているのは、目の前の「記者」ではなく、
その場面を検分している「国民」なんですわ。それ、見えてます?

また「女は産む機械」発言の「かのひと」は、自身の発言が、
選挙に影響した、と認めてはいるものの、その言い方は
「全く考えられないことではない」…、あのね、どんな言い方しても、
それは「影響あったと思う」ってことでしょ。
どうして素直にせめて「そうなんですよねきっと」位のこと、言い切れないの?
「何々ではなくもない場合があるわけではないとは思わない」なんてね。

「李下に冠を正さず」とか「スイカ畑で靴紐直すな」という言葉があります。
それは「疑われるようなことをするな」という意味ですが、
ひっくり返して言えば「冠正しちゃったら」「靴紐直しちゃったら」、
やった、とったといわれてもしょーがない、ということなんです。
前大臣、もう故人ですから悪く言いたくはありませんが、
あの人もばんそーこーさんも、思いっきりスモモの木の中に首つっこんで、
ばんそーこー直しちゃった、あっいや、冠、正しちゃったんですから、
ほんとにとってないのなら、堂々と、ってヘンな言い方ですが、
すみません、だけでなく「ほら、ほんとに採ってないんです」と、
冠も上着も全部脱いで、ぐるりとまわって、とやってみせればいいんです。
なんせその「スモモ」は「税」という種類のスモモなんですから。
ほんとにやってないなら、ハダカになれるはずなんですよ。
それを冠とってパンパンとはたいて「ほらないでしょ」とやって、
あとは「だって上の人がそれだけ見せればいいって言ったんだもーん」です。
それでスモモの主が納得するなんぞと思っているほうがおかしい…。
スモモの木はわれわれ国民のものです。阿部さんはまるで「地主」のごとく、
「そこまであやまればいい」みたいなことを言ったわけですが、
大きな勘違い、アナタの都合は国民の都合ではありません。
「総理」と言う字は「全体に関して一番重要な業務を処理する」
という意味です。アイム・ソーリー、のそーりではありません。
「真摯に厳粛に受け止め」「誠実に対処し」「使命責任を果たす」というのなら、
毎度ココロに響かぬ言葉を並べるより、
「てめぇほんとはスモモ喰ったろ、正直に言え！喰ってないなら喰ってないで
紛らわしいことするんじゃねぇ、李下に冠正さずってゆーだろが！」って、
みんなの前でお尻ペンペンしてごらんなさい。
アナタの支持率はまちがいなく、一日で右肩アガリに転じます。