またまた間が空きました。
10月17日は、毎年ささやかでもご報告させていただいているブログ誕生日…だったのですが、
今年はそれさえもスルーしてしまいました。今年でブログ16才…です。
こんなブログになってしまったのに、いまだにおいでくださるお客様、
本当にありがとうございます。
いろいろ言い訳なんて並べられないのですが、本当にいろんなところで「老い」を感じています。
気持ちだけは若いつもりなんですけれどね。このところは続けて左右のヒザをおかしくしたり、
めまいがしたり…いずれもすでに大丈夫なのですが、なにかと回復力とか耐久力とか…確実に落ちてます。
ブログ始めた16年前といえば、私は50代半ば。
50になったころは「ヤダーもう50だわよ」と、数字にとらわれていましたが、
実際にはまだまだ「年取ったなぁ」なんて感じませんでした。
しかし、この16年、というより特にこの10年ですかね、なにより「老い」というものを
はっきり感じるようになりました。
老いることは悪いことばかりではありませんが、いろんな意味でのチカラが低下していることは確かです。
体力的にももちろんですが、いろんなことで用心深くなり、それが結果的に動かない、動けないと、
そこにつながることのわびしさ…年だなぁと自分で思ってしまう。
イカンイカン、です。
グチってばかりいないで、少しはお話を…。
まずトップ写真は、今日外に出てみつけた「お仕事中」の様子。
近くに鉄塔があるので、あまり見かけない修理点検などの様子が、たまーに見られます。
トップの写真は玄関先からとりあえず撮ったもの。もう一度。
鉄塔が見えるので高さもなんとなくわかるかなと思いますが、普通に下を歩いていると気が付きません。
で、望遠で撮って拡大してみました。
やってますねぇオシゴト。わかりにくいですが、後ろ姿です。
命綱はもちろんつけておられることでしょうけれど、下の「網」は、自分が落ちたときのためではなく
道具などを下に落とさないため。ねじ一本でもけがのもとですから。
今日は雨模様で、この時もパラパラ程度ですが降っていました。
こういう大変な仕事を毎日なさっている方もいるのですから、グチはしまいこみましょう。
コロナも少しずつ状況が変わってきました。まだまだ年末年始がありますから油断はできませんが、
いいかげんシャキッとしなきゃ…と思っていたら、首の筋違えたりして…なっさけない!
やっと痛みも引いたかなと思っていたら毎年来る灯油屋さんが、
カレンダー持って「今年もよろしく」と来てくれました。
おそるおそる「今年は高いよね」と言ったら「すみません、2000円越えます」…
ココロの中で盛大にため息つきました。覚悟はしてましたけどね。11月に入ったらまた上がるって…おぉぉ。
ものみな値上がりのこの秋、確かにみんなで頑張らなきゃならないご時世ではありますが、
ほんとに暮らしにくいですね。
ため息ばっかりのここ10日ほどでしたが、うれしいこともいろいろありました。
こちらは…
「一粒枝豆」、新種ではありません、収穫の時「中身が一粒しかないものははじく」のだそうです。
商品にならないんですね。いつもの京都のイトコ、
先輩さんの畑で「一粒のだけのならもっていっていいよ」と言われて収穫してきたからと送ってくれました。
一粒なので大きいです。しかもこれ、黒枝豆です。
中の薄皮が黒いもの。黒豆で有名な丹波が近いですから、あちらは黒豆の方が多いのかもしれません。
豆まで黒くなる前に収穫されたものですが、普通の枝豆より味が濃い気がします。
傷があろうと見かけが悪かろうと、野菜はほんとにありがたいです。
いつものように干し柿用の柿も入っていました。
そしてもうひとつうれしかったのが、北海道みやげの「白い恋人」!
これはイトコの孫の一人が、延期や中止を乗り越えていってきた修学旅行のおみやげ。
本当は韓国の予定だったとか聞いていたのですが、さすがに国内になり、期間も短くなったようです。
それでも、一生に一度のことですから、行けてよかったと思っていました。
男の子なのですが、帰ってきてイトコにお土産を届けに来たき、
横浜のおばぁちゃんにはいつもお菓子やお小遣いもらっているから、
横浜に送ってほしいと置いて行ったとのこと。泣けてきますわ。
「白い恋人」、今や北海道で一番人気と言われるおみやげですが、はて、眼にはするものの、
食べたのはいつだったか…たぶん旭川に嫁いだ友人にもらったとき…いったい何十年?前のこと?
そうそうこんな形、こんな味…と楽しみながら一人お茶会しました。
さらにさらに、知り合いの方から電話がきて「あなたの欲しがってた長火鉢、古いけどいる?」
「いるぅぅぅ!」と絶叫です。写真で見たら「関東長火鉢」、私はこっちの方が好きなんです。
いずれ仕事場の方に運んであげる…とのことで、なんだか買わずにいろいろ揃ってきます。
ほんとにほんとにありがたいことです。
老いを感じてがっかりしたり、物が壊れて右往左往したり、忙しいことでしたが、
こんなふうに、自分を気遣ってくれている人あっちにもこっちにもいる、と思うだけで
あっという間に気持ちが浮上します。
年賀状の申込書とか、お歳暮のカタログとか、来年のカレンダーとか、
またなんだか気ぜわしくおしりをたたかれている気がする時期になりましたが、
膝や肩を大事にしつつ、前に進まねばと思う今日このごろです。
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