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あぁあれね…とお分かりになりましたか。
はい、パソコンが今のように普及する前は、これがもう「超・便利道具」でした。
プリント・ゴッコです。
主人の部屋からでてきました。フルセット残ってますので、インクが大丈夫ならまだ使えますね。
なかに「過去の原稿と試し刷り」が何枚か入っていました。毎年「干支」を図柄にしてました。
主人はこういうことは、一切手伝いません。毎年私の「一大仕事」でした。いや、今もそうですが…。
主人の上司や、親、目上の親戚などには、切り取って使える「図案集」から、
松だの竹だの、おめでたいけど当たり前の柄にして、友達や実家には私の図案で…と。
卯年の図案集と、左は上が図柄切り取りで作ったもの、下が私が描いたものです。
最初に原稿の製版を作るときだけ、フラッシュがたかれるのですが、
これがものすごくまぶしくて、直接見ないようにの注意書きがありましたね。
毎年、その時期になると「今日はやるからね」と宣言して、まず印刷したはがきを乾かす場所を確保。
ペタコンペタコンと印刷し、重ならないように、まるでカルタ取りのカルタのようにならべていく…。
そのうち「印刷済みのはがきを立てて乾かすもの」が出まして、
今度はドミノ倒しみたいにはがきを並べてましたっけ。
「そのへんの、乾いてると思うから揃えて。あ、ちゃんとかすれてるとかないかどうかチェックしながらね」
「はいはい」…このときだけは、黙々とやってくれてましたっけ、一枚も自分で書かない「だれかさん」が。
一時期、かなり忙しかったりして、いわゆる印刷ハガキを頼んだりしていましたが、
けっこうなお値段なんですよね。特に我が家は、図柄を三種類ほしい・・・ですから、
割高になるんです。
なので、パソコンを始めて「はがきソフト」があるとわかり、ほんっとうれしかったです。
図柄もなかにいろいろ入ってもいますが、だんだん欲が出てきましてねぇ。
毎度自分で撮った写真を加工して入れる…これができるようになって、楽しくできるようになりました。
とはいっても、原稿を作るのが楽しいのであって、それを印刷して宛名を書いて、というのは、
いつもお尻に火がついてから、大慌てでやっていますが…。
「家電品」が広まり始めたのは、私が子供のころで、テレビが10歳です。
炊飯器も冷蔵庫も、それより少し前だったかしら。
「新しい道具」が出てきて、それが当たり前になる…そのスピードが、どんどん速くなりました。
プリントごっこを「スゴイスゴイ」と、使っていた時代から、パソコンで作るようになるまで、
あっという間だったような…進み具合に驚愕、ですね。
この本体、2008年には「終了」し、おととしくらいでしたか、修理や消耗品の販売も終了したと思います。
ちょっとヤフオクを覗いてみたら、結構な数出ていました。500円とかで…。
我が家でも、二度と使うことはないでしょうけれど、なんだか「いーらない」と、捨てる気になれない…。
ほらほら「思い切り」よっ、と思ってみるのですが、ちょっとねぇぇぇ。
まだ片づけは続きますから、しばらく手元に置いて眺めることにしました。
仕事先も親戚も同じ内容ですが
きちんと感があって、感謝の言葉・今年の抱負、ユーモアを入れ、くだけず…
これが好評で皆さん毎年楽しみにして下さっているよう・・・
はい、夫は何一つしません(きっぱり!)
あ、仕上げの印刷前の文章確認はさせてます(^_^;)
だって自分の名前で出される物です、知っとかなきゃ・・・
プリントごっこ・・・すっごく欲しかったな~~(/_;)
見つけました。即廃棄!と出しておきましたが、
中をみるとちょっぴり懐かしく、
娘の部屋の机の上に置きなおしています。
今日来るとのことですので、
どんな反応を示すでしょうか、
それによっては<さようなら>と
なるかも...です。
その頃は多分ゴムはんこでしていたと
思います。
そういえば最初の頃の印刷は重ならないように
並べていましたね。
我が家は「宛先」さえ書かないというズボラです。
毎年「時給いくら」で、請求してやろかしらんと、思っています。
プリントゴッコは、そんな私の強い見方でしたが、
尚のこと忙しくなったよーな…?
こればっかりは、たとえ使えても…ですよね。
私も処分することになるかと思いますが、
ちょっと一枚くらいやってみようかな…なんて、
そんな気になっていたりします。
そうそう、ゴム印でしたね。
子供がいないときは「いもばん」なんてのも、
やってみたりしていました。
枚数がだんだん増えてきたので、これは便利でしたわ。