あけましておめでとうございます。

 

年が明けました。本年も、よろしくお願い申し上げます。 

 

カウントダウンはテレビの前仁王立ち、で、迎えまして、手にしていたのは「フライ返し」…なんつー年越し。

さてブログの記事は…ん～～少しは気の利いたお話し、ありませんかねぇ…と思っていたら、

ふと口をついてでました「♪年のはじめのためしぃとてぇ～～」

この歌、古いですね。言葉が難しくて、今の子供さんなんかは、わからないでしょうけれど、

お正月にテレビで流れる分、ほかの唱歌より、いつまでも歌い継がれている気がします。

ところで「年の初めのタメシ」ってなに。この場合の「タメシ」は「お試し」の方ではなく「例」。

「うまくいったためしがない」の「ためし」です。

つまり、年の初め、恒例の…とでもいいますか、「ならい」といいますか、そういう意味です。

「毎年やっているように、門松立てて、この終わりのない世の中を家族みんなでお祝いしましょう」

というようなイミですね。はい、今年初めてのウンチク…。

 

この世の終わりではなかったけれど、あのときのゆれは今でも思い出します。

さきほど長野で地震がありました。積もった雪が落ちたりしていないといいですが…。

今年は、本当に本当に、穏やかな年、何事もない年になりますように。

 

 

さて本日の着物… 

着物は、過去にさんざんケナした小紋です。色が白すぎて、なんかボケてるとかなんとか…。

というより、よくよく考えれば、自分自身が白っぽいものが似合わんのでした。着物さんゴメンネ。

写真では無地に見えますが、白地に濃いグレーで細い縞です。

帯は、この前の修正帯。鯛を抱えた「めでたい」柄なので、小紋の柄もお正月らしく「独楽」です。

 

　　　　　　　　　　　　　

 

柄が小さい上に数が少ないので、ちょっと寂しい気もするんですが、年相応になりましたかね。

 

　　　　　

 

小紋では色半衿が難しいのですが、着物と帯のコントラストから、ちょっと色を押さえてメデタ柄にしました。

白に見えますが、ごくごく薄いグレーのちりめんです。色が出ていませんが、濃い茶と金で梅や松葉です。

 

　　　　　　　　　　　　　　

 

帯揚げ帯締めは、お正月なのでちとおとなしめ、上品目？薄紫に金でこちらも梅と松葉。偶然そろいました。

帯締めは陽花様に組んでいただいたもの、

 

　　　　　　　　　

 

お出かけならじゅばんはハデにするところですが、これまたお正月ということで、

年相応にグレーの「鳥獣戯画」です。光沢があります。

 

　　　　　　　　　

 

これでお正月ではなく、ちょいとおでかけだったら、じゅばんももう少し濃い眼にして、

こちらの組み合わせですかね。

 

　　　　　　　　　

 

いずれにしても、思ったとおり…３０代で作って一度もきていませんので「身幅が…」で、

トップ写真も、前がどうしても合わなくて、着物よれてます。あ～～これも幅だしかいな。

元々八掛が明るい目の紺ですから、そろそろ合いません。

濃い目のグレーかなんかに変えて、長く着ることにしましょう。

あ～なんで太っちまったかねぇぇぇ、と、元日一発目のグチでした。　　　　　　　

 

本年も、どうぞよろしくお願い致します。