ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

絵…が好きです。

2015-10-14 16:02:04 | つれづれ

 

友人に絵を描いている人がいます。

あの「七五三のお孫さん」…の人。仮にNさんとしておきます。

Nさんは息子の学校で知り合った人で、私よりちょっとだけ下、明るくて強い人です。

女性なら誰でもそうだと思いますが、いろいろ趣味を持っていても、結婚して子供が生まれて…

なんてことになると、なかなかゆっくり趣味を楽しむことはできなくなります。

ましてNさんは、上のお子さんが中学3年の冬から、病気による思い障害を負ってしまわれて、

下の子のことも気遣いつつ、ひたすら看護と介護に明け暮れる日々でしたから。

 

ここ数年、いろいろ生活に変化もあって再び絵筆をとるようになり、個展も開いています。

来年も5月に開かれるそうです。

そのNさんに「壁塗り替えたから、絵1枚おくれぇぇぇ」とねだりました。

いえいえちゃんと「買う」つもりではいたのですが、笑い飛ばされて「好きなの持ってってぇ」と。

そこで、個展の時の写真の中から、以前アップしたお魚の絵、大きさ含めてこれにしたというわけです。

もう一度アップ、すみません、ライトが写るので正面から撮れなくてナナメってます。

これはサインペンでささっと仕上げたような感じ。デッサンできると違いますねぇ。

 

             

 

実は「あのメザシの絵がいい」と言ったら「メザシじゃなくて『アゴ』だよー」って。

アゴ、とは「トビウオ」、アゴ出汁といえば有名ですね。そしてこの絵の題は「異口同音」だそうです。

なーるほどねぇ…

というわけで、「ザ・アゴーズ」の絵は、無事塗り替えた壁に飾られたというわけです。

 

さて、Nさんが絵を再開した…と聞いた時から、私も描きたいなぁという思いがありました。

なんかねぇ、眠っていたキモチがウズウズとねぇぇぇ。

私も絵は好きです。見るのも描くのも好き。油絵具はあの匂いと、どうしても出る濁りが苦手で、

ずっと水彩しか描いていませんでした。油彩で透明感を出せるというのはすごいと思っています。

できないことからは逃げる…はい、私いつもそれですので…。

その水彩さえ、はてさていつまで描いていたか…あ、たぶん40年はやっとらんわ。

 

というわけで、おーしっ、またちょっと「絵」と向きあってみよう…という気になったわけです。

ずっと買ってはあったけれどまったく開けてもいなかったスケッチブックを取り出して…

あらら、ほったらかしておいたので、紙のフチが変色してる。

で、木炭…あれっ引っ越したときに見たきり、あるわけがない…じゃ鉛筆、4B…これでいっか。

練り消し、これまたあるわけがない…パン…は食べちゃったし…で、結局急ぎアマゾンで購入しました。

お道具揃うまで、と、とりあえず4Bで腕の「落ち具合」を確認。あーらら、ひどいわー。

才能というものがあれば、手もアタマも勝手に動くのでしょうけれど、

しょせん趣味の世界に住む私です。何事も「継続」してこなければ、すっかり忘れこけています。

長年「絵」といえば、子供のためにカードを描いたり、ブログでの説明絵を描いたり

その程度で来ました。これは「イラスト・マンガ」のジャンル。それも適当路線…スミマセン。

まあ描きなおして描きなおして、そうそう美術のセンセにこんなこと教えてもらったっけとか、

あれこれ思い出しながら、やーっとなんとかここまできました。

影が平坦、なんでこんなとこに線が…で、まだ完成ではありませんが。

私のバッグです。なんでも詰め込むので形なんてとっくに崩れています。

 

        

         

高校の時は、こんなに四苦八苦しないで描いていたような…やはり「空白」というものは怖いです。

しばらくデッサンからやり直さないとですね。

幸いN先生(本日よりセンセに昇格)が、近くまた来ることになっているので、

それまでに仕上げて見ていただこうと思っています。

それにしても、つまらないことまで思い出しました。

「あたしって、いっつも描き始めてから、なんでこんな難しいモノえらんじゃったんだろ、と思うのよね」 


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