本日でブログ丸１０年です。

 

ここ数年は、せめて…と着物を着て写真を撮ってきましたが、

今年はその余裕もありませんので、コーデだけ…です。

着物は反物でのいただきもの。こんなコーデで、ゆるりとどこかへ行きたいものです。

せめて「コーデ」のあれこれを…なのに写真写りわるくてすみません。

 

トップは、まずはこんな組み合わせ。

着物は縞なんですが、はて黒？、紺？、紫？…みたいに見えますが黒と薄いグレーのお召し。

 

　　　　　　　　

 

帯はすみません、かがりですが、白っぽい帯を持ってきたかったので…「猫に小判柄」。

見えづらいですが、半衿は秋なので「吹き寄せ柄」、折り方が悪かったので白い地しか見えていませんが、

柄を薄いグリーンで囲んでいるので、そこを少し出すように衿をつければ、トータルな感じが出ます。

帯締めは白っぽく見えますがこんな色で、帯揚げにあるグリーンがちょっとだけ入っています。

 

　　　　　　　　

 

粋に着たいなら黒で…まぁ帯がかわいいお遊び柄ですから粋…はちょっとハズれかもですが。

帯揚は、半分だけ渋い赤やからしで唐草のような柄が入っています。柄を出す分量でイメージ変わりますね。

帯締めも近くで見ると、黒に細かい赤やからし色の柄が飛んでいます。

 

　　　　　　　　　　　　　　

 

半衿はさっぱり白地ですが「蜘蛛の巣柄」。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

３０代４０代でこの縞を着るなら、粋になりすぎないように小物は赤くした方がいいかな。

 

　　　　　　　　　　　　　　　

 

半衿は、柄なしだけど膨れ織です。縞というアッサリとシャープな柄には、ちょっと柄のとんだ膨れ織は、

顔の印象をソフトにしてくれます。できれば丸い感じや柄の大きい膨れ織がいいと思います。

これは打出の小槌などの「宝尽くし柄」です。

 

同じ着物でも、コーデでずいぶんと印象が変わります。

時間がなくて、私の好みの「帯揚げ帯締め同系」しかしませんでしたが、

着物と帯に色が少ないですから、帯揚げと帯締めに別々の色を使うと、

少し華やぐといいますか、きっちり感が少し緩みます。若い人ならピンクや明るい黄色などの組み合わせ、

年配なら茶系、グリーン系の取り合わせも楽しいと思います。

 

 

さて、２００５年の今日、ブログを始めました。

「きものブログ」と言いながら、どうもよけいな記事ばかり…。

しかも、昨年夏に主人が退職して家に戻って、てんやわんやの大騒ぎ。

やっと落ち着いた半年目に「じゃっお先に」とばかりにあっというまに、天国に単身赴任…

ちょっちょっとぉぉ、なんなのよぉぉ…でした。

そしてあれから早くも季節は三つ目を過ぎようとしています。

 

すっかり怠けブログになりましたこと、改めてお詫び申し上げます。

それでもお見捨てなく、お尋ねくださった皆々様、ありがとうございます。

すっかり忘れ去られてしまうのだろうと思っておりましたのに、本当にありがたいことです。

たくさんしている、様々な御約束も、なかなか果たせずにおりまして、申し訳ありません。

少しずつであることをお許しください。

 

さて、この春から、実はちょっと実家のことであれこれ続きまして、

やっと今こちらの「相続」が進み始めたところです。

相続は今月中でなければならなかったのですが、遅れております。

それでもなんとか年内にはあれやこれやが片付くかと思います。長いような短いような半年でした。

なかなか書けずにいた分、いろいろ考える時間はありました。

ずいぶん長く書いてきましたので、内容もあれこれ忘れてるし…。

もう一度基本から…などとも考えています。

とはいえ、もう残すところあと２か月半…今年は喪中はがきですので、只今準備中です。

以前のように、毎日綴ることはまだ少し無理かと思いますが、

少しだけ前に進めそうです。１０年目がこんな風になるとは思っても見ませんでしたが、

長く続ける中では、こんな時期もあるのだと、自分では思っています。

また少しずつ書いていきますので、１１年目突入…今後ともどうぞよろしくお願いいたします。