昨日、箪笥の一番上の小物入れを整理して、古い「コサージュ」など処分しました。
もう色変わってるし…葉っぱ、もげてるし…そりゃ30年モノですからして…(はよ、捨てなはれ)。
でも、母からもらったものは無事でしたので、そのまま戻しました。
で、今日実家に行ってそんな話をしていて「なんかアクセとか、もらってこうかなぁ」と…。
父がこんなのあるぞ、と出してきたのが、トップ写真。
「我が家では数すくなーーーい『ぶらんどヒン』だねぇ」と大笑い。おふらんす製ざますわっ。
これはあの「ゲランのミツコ」です。誕生日か何かに買ったらしいですが、はてさて何十年前だ?
使わないのに「減ってる」と言ってました。なにしろ、母も私も香水よりお香、におい袋…ですから、
もったないーい、のに、なんでこんなの買ったのかと言いますと…母の名前が「ミツ子」でして…。
香水オンチなので、ちと調べましたら…
1919年…といいますから、母が生まれるよりちょっと前に作られたのですね。
ゲランの友人が書いた小説のなかで、ゲランの香水を出してくれたお礼に、
その小説のヒロイン、日本海軍大将夫人のミツコの名前を冠した香水をプレゼントしたと…。
今ももちろん販売されているのですが、この箱に入ったこのタイプ、30mlで32000円。
これ、50mlボトルなんです。箱が高さ10センチくらいあります。
父が「なんか4~5万したぞ」と言ってたのは、うそではナカッタ…。
いくら調べても50のボトルはありませんでした。
ホイホイとバッグに突っ込んで持って帰ってきたのですが、調べたとたんに「おだいじモノ」になりました。
これだから「庶民」は…。
あとはアクセをみましたが、指輪とかそういうものには、ほんとに興味がなくて…。
なんか帯留になりそうなもの…と物色して、持ち帰ったものの一部です。
左端は本鼈甲の帽子型ブローチ、その右はイミテーションでちっちゃいガラス玉いっぱいの万年筆型ブローチ。
右二つは根付ですが、右のコマは木製で漆塗り、ロボットは電子部品を使ったオリジナルだそうです。
カオはさいころ、腕はビーズですが、カオ周りの黒いゴム部分とか、胴体、足は、小さい部品の保護ゴムや、
コネクタ、なんでしたっけ電池?みたいなものです。どアップで。かわいいでしょ。
デパートで、こういう「廃材品」みたいなものを使った作品の、展示即売があったのだとか。
何千円かしたそうです。これは帯飾りですねぇ。
さいころの目が「1」なので「ピンちゃん」にしました。裏はちゃんと「6」ですよ。
母は高いものも安いものも、気に入れば上手に使っていましたから、実に種々雑多。
でも、私がみつけたかったネックレスのペンダント・トップは、別の箱のようで、
本日時間切れ、さがせませんでした。
まだまだ母の遺品整理もままならない状況ですが、父は「どうせみんなオマエのなんだから、
ここへおいときゃいいよ」と言います。そりゃいいんですけどね、何がどこにあるのかがわからんのですよ。
というわけで、年末の忙しいときに、こんなの並べてニマニマ…そんな暇ないっしょ!
今日、生協さんの松飾りと生花が着いたので、明日は朝から一気にお飾り突入です。
一時期、会社の人が外国旅行とか出張というと、
だいたいミニ香水かスカーフでしたわ。
香水は匂い袋みたいに、服や着物をいれる引き出しに入れるわけにもいかず、
使わない人には困るものですね。
私も大昔にもらったものは、みんな「濃く」なっていつの間にか中身「消えて」ます。
箱に見覚えあり・・・ と 洗面所に見に行き 箱の中味を確認。
我が家にもありました
化粧品の匂いが苦手で化粧をしない私
香水などもつけないのに 何故あるの・・・?
それも 高いなんて
私の事を知らない人は 女性への土産は 皆一緒くたに 香水
という事だったのでしょう
土産として頂いた香水はどれも開封せずに 気は心で
ハンカチの入った引き出しなどに入れていましたが
いつの間にか減っていて 心なしか 色も濃くなっている様な気が
という事で 今は洗面所に並べてあるのですが
お値段を聞いて 断捨離せず お宝に
でも 場所は今まで通り 洗面所