毎年「豆」は、紙製の枡型の箱入りを買っていましたが、
今夜は例の「△おまめ」さんをせーだいに…いえポロリンと撒く予定です。
太巻きは、長さ9センチの「イロイロ太巻き3本セット」を予約してます。(大手抜き!)
9センチなら、一本丸かぶりしても食べられるかな…なんて思っています。
枡といえば、昔ながらの枡の四方に「春、夏、冬、五合」と焼印がおしてあるものが、
インテリアグッズのように売られているのを見ますが、その意味を知らない方も増えています。
書いてある季節の中に「秋」がない、五合ということは一升の半分、つまり「半升」
これで「秋ない<商い>、枡々<ますます>、半升<はんじょう>」の縁起のいい掛詞。
以前20歳くらい下のママさんたち数人に「そうなんだぁ!」とカンゲキされて、ちとショックでした。
日本語っておもしろいんですけどね。
さて、日本では、「追儺(ついな)式」という平安時代からの宮中行事が、その後の節分になった…といわれています。
宮中も元々は中国から、それを取り入れたわけですが、鬼やらい、鬼追いともいわれ、
鬼の面を被ったりその扮装をしたものが宮中をまわり、それを鬼追いの役目をおった役人が追い回す…。
今でも各地のお寺などに「鬼追い」の儀式は残っています。
節分の行事のお話はこの前致しましたが…節分ってナニ。
毎年節分には、似たようなことを書いていますが、せっかくですからまた書きます。
節分は、本来1年に4回、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」のそれぞれの前の日でした。
それが「立春」の前の日だけを言うようになったわけですが、
いわゆる「陰陽道・易学」でいうと、ええと、とてもややこしくて、私も上っ面しか知らないのですが…。
まず十二支というのがありますが、それを月に当てはめた言い方があります。
私がいつもトップに置く写真では、毎月、いろんな読み方の月名を使っています。
これは「暦の別名」ですぐ分かるのですが、1月に「建寅月(けんいんづき)」という読み方があります。
これが十二支を使った読み方で、12月は「建丑月(けんちゅうづき)」と言います。
うし・とら・う・たつ・み…ですね。なんで十二支の最初の「子(ね)」が1月じゃないの…なんですが、
一口で言ってしまうと、暦は中国で作られたわけですが、時の皇帝たちのお考えでイロイロ変更…あらら。
変えるにも理由はあるわけですが、そこまでの説明は…ごめんなさいです。
とにかく、そのために1月が「子」になったり「寅」になったりと、変化があったようです。
最終的に「寅」で落ち着いた…というところなのだと思います。
とりあえず、この丑と寅の方角、つまり「北東」が、鬼門、鬼の来るところです。
12、1とで丑寅ですから、二月の立春、つまり新しい春の前に、鬼退治しておこう…というわけです。
また、厳しい冬を乗り越え、ようやくやってくる芽吹きの季節が1年のはじめ、という考え方感じ方もあって、
立春が新しい年の変わり目でその前日の「節分」だけが重要視されて残った…ともいわれています。
今でも「節分を大晦日、立春を正月」として行事を行う地域もあります。
これに旧正月ってのが加わるから、尚ややこしいのですが…。
難しい解釈だの説明は…どうでもいいですね。
要するに立春の前日に鬼を払って、いい春を迎えましょ…です。
立春が過ぎたら、もうお雛様の準備もOK…はやいですねぇ。
寒さも実はこれからまだまだです。それでも「春」という字を見ただけで、
なんだか「峠は越えたなぁ」という気がするんですね。
近くの梅が日に日に花数を増やしています。「色」のある風景っていいものですね。
だと旧正月までに生まれたかどうかで
相性が変わると聞きます。
暦はややこしくて分かりませんが・・・
節分は吉凶無しと言いますから、今日は
気になる枝をはらいます。
もちろん丸かぶりはしますよ。
神道関係では、立春が切り替えですよね。
それでいくと今日は大晦日ってことになります。
暦のことも、だんだん言わなくなりましたね。
せいぜい「大寒」とか「節分」とか、
天気予報でいうくらいです。
あまり重要ではないかもしれないけれど、
いいこともあると思うんですけどねぇ。
丸かぶり楽しみです。
鬼の夫婦のイラストがいいですね。普段怖い鬼も家ではオカアちゃんに頭が上がらない(?)
節分といえば、15年くらい前に買った豆についてた一合升をお米を計量するのに使っていますが、他にも小豆などをはかるのにも使えて重宝しています。米びつに入ってるのを見るだけでも、なんだか和むのです。
私は家の中の行事はなるべく和暦にしています。実際和暦に合わせた方がしっくりくるんですよ。
このかーちゃんは私ですー。
昔は家で枡を使いましたし、お店に豆とか、
穀物などを買いにいくと、
大きな枡ですりきりの棒を使って
量り売りしてくれたものでしたね。
我が家にも一合枡がありましたし、母の田舎は農家でしたから
一升枡、五合枡がありましたね。
あれ、もらってくればよかったー。
木のぬくもりは、和みますね。
こういう鬼さんなら、節分だけとはいわず、いついつまでも??