手持ちの小紋ですが、いまどきはこんな柄、ありませんね。
色がうまくでません、ちょっと明るい目に映ってます。
江戸小紋の特徴の「鮫」が見えにくいので、部分アップです。
染めは「珍粋」です。
ちょっと前の柄、クラシックまではいかないかなぁ、
時代を感じさせる…なんていう都合のいい言い方もありますが。
ちょっと引いた画像です。鮫小紋の細かい点々は、引いた視点になると
はっきりした柄を少し柔らかく見せる効果があります。
巻き終わりの部分。
「珍粋謹製」と入っています。
デジカメというものも機種によって特徴が違いますが、
おおむねどれも紫や赤は出にくいです。この緑も、光の加減でうまくでなくて…。
一番下の「巻き終わり」の緑色が、一番現物に近いと思います。
「珍粋」は、江戸小紋といっても、京都の染屋さんです。
「千總」「珍粋」…といえば、京都の染めの「名門」ですね。
この反物は鮫小紋柄や技法は江戸小紋でも、二色使いですし、花柄になってますし、
手がかかった小紋ですが…色柄がねぇ…今ムキではないだろうなぁとは思います。
ただ、着物の柄って単純に「○十年代のだから」というだけで、
今は使えない…というものではありませんよね。
洋装の流行のように流れが速くないし、ハッキリしていない和装では、
一枚ずつの色柄で、これは今でもモダン、OKっていうものがたくさんあるわけです。
むしろその方が多いでしょうね。着物ならなおさらです。
これは反物状態で、まだ一度もハサミが入っていません。
新品(この場合、まだ裁たれていないという意味です)で買うなら、
現代の色柄のいいのを…ということになりましょうか…。
それでも、もったいないですからねぇ。
これ、若い方が着物としてお召しになるのも、かわいらしいかと思いますが、
どちらかというと「羽織」にいい柄ではないかと思います。
春先に少し渋めの着物にあわせたら、明るくてステキではないかと…。
販売の予定ですが、なにしろ今母のこともあって、
なかなかヤフオクも、HPも手が付けられずにいます。
なんてまた、すぐいろいろ理由をつけるのですが、
実際キモチの上で器用ではないものですから、
つい、いろんなことを一度にできない…ただのめんどくさがりやなんですが…。
今日もどこやらでは38度になる…なんて天気予報で言ってました。
一週間足らずで9月だというのに、どうなってるのでしょ。
台風はちーっともこないし、雨がぜんぜん降りませんし…。
山ぞいだけでなくて、平地部分にも降ってちょうだぁぁ~い。
色がうまくでません、ちょっと明るい目に映ってます。
江戸小紋の特徴の「鮫」が見えにくいので、部分アップです。
染めは「珍粋」です。
ちょっと前の柄、クラシックまではいかないかなぁ、
時代を感じさせる…なんていう都合のいい言い方もありますが。
ちょっと引いた画像です。鮫小紋の細かい点々は、引いた視点になると
はっきりした柄を少し柔らかく見せる効果があります。
巻き終わりの部分。
「珍粋謹製」と入っています。
デジカメというものも機種によって特徴が違いますが、
おおむねどれも紫や赤は出にくいです。この緑も、光の加減でうまくでなくて…。
一番下の「巻き終わり」の緑色が、一番現物に近いと思います。
「珍粋」は、江戸小紋といっても、京都の染屋さんです。
「千總」「珍粋」…といえば、京都の染めの「名門」ですね。
この反物は鮫小紋柄や技法は江戸小紋でも、二色使いですし、花柄になってますし、
手がかかった小紋ですが…色柄がねぇ…今ムキではないだろうなぁとは思います。
ただ、着物の柄って単純に「○十年代のだから」というだけで、
今は使えない…というものではありませんよね。
洋装の流行のように流れが速くないし、ハッキリしていない和装では、
一枚ずつの色柄で、これは今でもモダン、OKっていうものがたくさんあるわけです。
むしろその方が多いでしょうね。着物ならなおさらです。
これは反物状態で、まだ一度もハサミが入っていません。
新品(この場合、まだ裁たれていないという意味です)で買うなら、
現代の色柄のいいのを…ということになりましょうか…。
それでも、もったいないですからねぇ。
これ、若い方が着物としてお召しになるのも、かわいらしいかと思いますが、
どちらかというと「羽織」にいい柄ではないかと思います。
春先に少し渋めの着物にあわせたら、明るくてステキではないかと…。
販売の予定ですが、なにしろ今母のこともあって、
なかなかヤフオクも、HPも手が付けられずにいます。
なんてまた、すぐいろいろ理由をつけるのですが、
実際キモチの上で器用ではないものですから、
つい、いろんなことを一度にできない…ただのめんどくさがりやなんですが…。
今日もどこやらでは38度になる…なんて天気予報で言ってました。
一週間足らずで9月だというのに、どうなってるのでしょ。
台風はちーっともこないし、雨がぜんぜん降りませんし…。
山ぞいだけでなくて、平地部分にも降ってちょうだぁぁ~い。
我が工房の作品も仕入れて頂いた事があります。
ローケツでしたが。
東京方面に人気がありました。
ローケツを好んで販売して頂いていたのでその当時はショックだった事を憶えています。
先日の葉の柄の着物は全て絞りだと思います。
小さな白い丸は小帽子、白の葉脈は多分縫い締め。
それをマジョリカと言う染でムラムラに染めます。
そして葉の形に帽子絞りをして濃い色に上染め。
下染めのムラムラが残って見えるのだと思います。
私の修業時代に勤めていた問屋の作品ではないかと思われ、懐かしかったです。
マジョリカは絞りローケツとも言われる染の発展系、水に濡らした生地を細く切った竹の網状の板の上に端から順に凸凹を付けて並べます。
その上から染液の入った大きなジョロで上から掛けていきます。
凸凹を並び直して違った染液を掛けると出来上がり。
何回掛けるか、並び直すかでその染の雰囲気が変わります。
可愛い柄で、お若い方が着られたら
素敵ですよね。
こうして見ていると、年数が経っても
違和感を感じない柄ですね。
若い人向けのかわいい小紋で人気でしたよね。
八掛を替えたり、上から色かけをしたりして今でも大事に着ています。
写真の小紋も10代のお嬢さんに着て欲しい。
洋服感覚の若い人が自ら選ぶ柄ではなさそうですけど(私自身もそうでした)、年配の方々からかわいいかわいいと受けること間違いなし。
「珍粋」さんのものは、ヤフオクなどでも、
デッドストックみたいにして出てきます。
寂しいですよね。
あの染めはそういうものでしたか。
「マジョリカお召し」は織り柄でしっていましたが
「染め」でもあったのですね。
帽子…はそうだと思いました。
呉服屋さんは糊置いて…と言いましたが、
縫い絞った後もありましたので…。
それにしても、縁はいなもの…ですね。
いつかお目にかけたいとも思うのですが、
はて、これはどうしたものやら…です。
今はない柄ですよね。
若い人が着たら、とてもかわいいと思います。
でも、今の若い人ってジミ好みですよねぇ。
今見ても、いい柄なのに…。
ほんとにぜいたく襦袢になりますね。
少し前のもので厚みがありますから、
胴貫に仕立てたら、いい一枚になりますね。
そうなんです。いいお店がなくなってゆく…。
職人さんもいなくなりますし、寂しい限りです。
今はお若い方がジミ好みですが、
本当はこういう色柄って、
若い時しか着られないんですよね。
私に娘がいたら、ねじ伏せてでも着せる??tかもです。
もう、10代なんてすっかり遠ざかってしまいましたが、こんな着物着てみたいです。
三十路女が着ても石を投げられないでしょうか(笑
面白い柄には無条件で惹かれてしまいます。
似合うかどうかは置いといてですが・・・(--ゞ
こういうのはもう見かけませんね。
着物はちょっとハデ目になりますが、
羽織なら、私でもいけると思いますよ。
羽織と付け帯がおそろいでできると思います。