![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/6e/736e908022a4563748177757956bf533.jpg)
写真は過去アップしたもの、手持ちの櫛笄です。
本物べっこう右上の小さい一個だけ…のはずです。
真ん中右の黄色、いかにも「べっこう」色のは、たぶんベークライト。
柄のついた左上と笄は塗りです。
ブログのアクセスで、キーワードを見ると、春先は5月くらいからいっとき、
秋は11月くらいから「こちら」のページにアクセスが増えるのです。
春は七五三の準備、秋は成人式の準備、なのでしょうね。
そうと知っていれば、タイトルももーちっとまともなのをつけたのに…?
それにしても「最近は…」なんて言ってましたけど、
「和風」の髪型をしたい、という人もやっぱりいるんですね。嬉しいことです。
着物にはやっぱり和風の髪型が似合うと、私はずーっと思っています。
最近は洋風のスタイルが多くて、飾るものも櫛かんざしよりも、
コサージュ風のものが主流ですね。羽飾りとかも多いですし。
櫛かんざしがなかなかありません。和風、というだけでしたら、
「おはりばこ」さんなんか、かわいいのもあるし、
なによりちんころも手柄もあります。
オークションなどでは、いろいろでますが、
新しいものは、なかなか売られていません。
私は祖母の形見をいろいろもらって、当たり前のように使ってましたから、
なんとまぁばちあたりなことで…。ありがたみ、今にしてわかります。
ジミ目の櫛なんか、今からでも使えますからねぇ。
さて、明日の成人式、どんな髪型、どんな振袖が見られるのでしょうか。
成人式だからと思いついて、またまた振袖引っ張り出してきました。
この前もちょっと書きましたが、元々着物というものは、
最初に着物として縫われ、あとは何度でも作り変えることを前提とした
たいへんな優れもの、なんですね。
もう何十年か前に読んだ本ですが、ある和裁を習っていた娘さんが結婚のとき
自分で縫った「花嫁振袖」で挙式したんですが、それは後に袖を切って留袖にし、
襲の白い着物(比翼)は、式のあと染めて襦袢にし、
当日襦袢としてきた綸子は柄を染めて、その後生まれた女の子の着物にし…と、
ほとんどむだなく再生したと…。
また逆に豪華な振袖などは、今度はそのまま親から子へと伝えられる…。
おばあちゃんの花嫁振袖を孫が成人式に来ても、なんのフシギもない、
そういうことってステキですよね。
おとといの肩までびっしりの振袖なんか、成人式に着たいという人がいたら、
レンタルしてもかまいまへんでぇ…です。
たとえば少しの色あせとか、ちょっとの小さいしみとか、それはもちろん
ないほうがいいんですが、あっても「あぁひょっとしてこれは
おばあちゃんとかおかあさんから『伝わってきた着物』なんだな」と、
それで通るわけですし、今なら「いいわねぇ」って言われますね、きっと。
ただし、イマドキの振袖は…やめましょうこのお話しは。
さて、引っ張り出してきた振袖、もぉ赤々しいと言いますか、華々しいといいますか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/24/bbc4d1c75a0eeaf2efa52af7f65a8f16.jpg)
ちょっとダレる名前ですが「壷垂れ柄」、もーちょっといい名前ありませんかね。
その「垂れ具合」がよく見えるのは「袂」、こちらです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/88/b47fac097b7f72be678f7010d572ac19.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/91/c3d0be15ef56d870fb93743edbf0d769.jpg)
赤い部分の中の白い点々は「疋田絞り」です。
とても豪華に見えるのですが…まず染めのズレがあります。
黄色の方はピタッときまっているのに、赤い色、輪郭と思いっきりズレてますよね。
こちらは「垂れ柄部分」、赤い部分はちゃんと縫った針目も残っていまして、
縫い絞って輪郭を出しているのはわかるのですが、その中に染める花が…。
矢印の部分、左はぴったりで右は隙間が…。
染めについては詳しくないのですが、素人目に見てもちょっと雑な気がするんですけど。
前柄の部分はとてもきれいです。
刺繍部分、ミシンだと思いますが、けっこう丁寧な仕事してます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/93/194d87431b7891d6eb631798632ef925.jpg)
この振袖、出しておいてこんなことを言うのはなんなんですが、
なんかまとまらない柄だなぁと思っています。
壷垂れ柄は、うまく使わないと大きさのバランス難しいんですよね。
これは、八掛が表地と同じ地模様(紗綾型に花)のぼかしになっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/cd/c352caffe642a05a037cba598dfa37cf.jpg)
全体的に見て、そんなに古いものではなく、
また価格もそこそこ…というところでしょうか。30年代後半…ですかねぇ。
残念なことに、部分汚れがあります。
こういうものは、いっそ子供のものにしたほうが生きるかもしれませんね。
どっちにしても、袖付けがほつれていたり、
ししゅう部分にちょっと糸が出ていたりします。
このまま着用というわけにもいかないので、解いてみようかなと思っています。
もうひとつ、昨日の「羽裏のコート」ですが、
お出かけ先で、写真を撮っていただきました。袖が見えますので
並べてアップします。前は大きなボタンがふたつだけ、
しっかり重なってという暖かさはちょっと…ですが、
羽織る感じならこれでOKだし、こういうつくりなので着物でもいけるわけです。
単純に男物羽織をひっくり返して…と、形だけいえばそういうことなんですが、
いい羽裏のをえらばないとねー「ゾクのおにーちゃん」みたいになりますから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/b1/c4dcaca8458a05ce873df89d230905e6.jpg)
「啓翁桜」のお花が、ここ咲いてるよっとやっているところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/15/41df8d3104d9bc05a9fbb4ee693ee607.jpg)
本物べっこう右上の小さい一個だけ…のはずです。
真ん中右の黄色、いかにも「べっこう」色のは、たぶんベークライト。
柄のついた左上と笄は塗りです。
ブログのアクセスで、キーワードを見ると、春先は5月くらいからいっとき、
秋は11月くらいから「こちら」のページにアクセスが増えるのです。
春は七五三の準備、秋は成人式の準備、なのでしょうね。
そうと知っていれば、タイトルももーちっとまともなのをつけたのに…?
それにしても「最近は…」なんて言ってましたけど、
「和風」の髪型をしたい、という人もやっぱりいるんですね。嬉しいことです。
着物にはやっぱり和風の髪型が似合うと、私はずーっと思っています。
最近は洋風のスタイルが多くて、飾るものも櫛かんざしよりも、
コサージュ風のものが主流ですね。羽飾りとかも多いですし。
櫛かんざしがなかなかありません。和風、というだけでしたら、
「おはりばこ」さんなんか、かわいいのもあるし、
なによりちんころも手柄もあります。
オークションなどでは、いろいろでますが、
新しいものは、なかなか売られていません。
私は祖母の形見をいろいろもらって、当たり前のように使ってましたから、
なんとまぁばちあたりなことで…。ありがたみ、今にしてわかります。
ジミ目の櫛なんか、今からでも使えますからねぇ。
さて、明日の成人式、どんな髪型、どんな振袖が見られるのでしょうか。
成人式だからと思いついて、またまた振袖引っ張り出してきました。
この前もちょっと書きましたが、元々着物というものは、
最初に着物として縫われ、あとは何度でも作り変えることを前提とした
たいへんな優れもの、なんですね。
もう何十年か前に読んだ本ですが、ある和裁を習っていた娘さんが結婚のとき
自分で縫った「花嫁振袖」で挙式したんですが、それは後に袖を切って留袖にし、
襲の白い着物(比翼)は、式のあと染めて襦袢にし、
当日襦袢としてきた綸子は柄を染めて、その後生まれた女の子の着物にし…と、
ほとんどむだなく再生したと…。
また逆に豪華な振袖などは、今度はそのまま親から子へと伝えられる…。
おばあちゃんの花嫁振袖を孫が成人式に来ても、なんのフシギもない、
そういうことってステキですよね。
おとといの肩までびっしりの振袖なんか、成人式に着たいという人がいたら、
レンタルしてもかまいまへんでぇ…です。
たとえば少しの色あせとか、ちょっとの小さいしみとか、それはもちろん
ないほうがいいんですが、あっても「あぁひょっとしてこれは
おばあちゃんとかおかあさんから『伝わってきた着物』なんだな」と、
それで通るわけですし、今なら「いいわねぇ」って言われますね、きっと。
ただし、イマドキの振袖は…やめましょうこのお話しは。
さて、引っ張り出してきた振袖、もぉ赤々しいと言いますか、華々しいといいますか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/24/bbc4d1c75a0eeaf2efa52af7f65a8f16.jpg)
ちょっとダレる名前ですが「壷垂れ柄」、もーちょっといい名前ありませんかね。
その「垂れ具合」がよく見えるのは「袂」、こちらです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/88/b47fac097b7f72be678f7010d572ac19.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/91/c3d0be15ef56d870fb93743edbf0d769.jpg)
赤い部分の中の白い点々は「疋田絞り」です。
とても豪華に見えるのですが…まず染めのズレがあります。
黄色の方はピタッときまっているのに、赤い色、輪郭と思いっきりズレてますよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/8b/5f02bdaf890531a6a16c6ce67adf4aff.jpg)
こちらは「垂れ柄部分」、赤い部分はちゃんと縫った針目も残っていまして、
縫い絞って輪郭を出しているのはわかるのですが、その中に染める花が…。
矢印の部分、左はぴったりで右は隙間が…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/46/f504c7407b94edb405154ebad822262d.jpg)
染めについては詳しくないのですが、素人目に見てもちょっと雑な気がするんですけど。
前柄の部分はとてもきれいです。
刺繍部分、ミシンだと思いますが、けっこう丁寧な仕事してます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/93/194d87431b7891d6eb631798632ef925.jpg)
この振袖、出しておいてこんなことを言うのはなんなんですが、
なんかまとまらない柄だなぁと思っています。
壷垂れ柄は、うまく使わないと大きさのバランス難しいんですよね。
これは、八掛が表地と同じ地模様(紗綾型に花)のぼかしになっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/cd/c352caffe642a05a037cba598dfa37cf.jpg)
全体的に見て、そんなに古いものではなく、
また価格もそこそこ…というところでしょうか。30年代後半…ですかねぇ。
残念なことに、部分汚れがあります。
こういうものは、いっそ子供のものにしたほうが生きるかもしれませんね。
どっちにしても、袖付けがほつれていたり、
ししゅう部分にちょっと糸が出ていたりします。
このまま着用というわけにもいかないので、解いてみようかなと思っています。
もうひとつ、昨日の「羽裏のコート」ですが、
お出かけ先で、写真を撮っていただきました。袖が見えますので
並べてアップします。前は大きなボタンがふたつだけ、
しっかり重なってという暖かさはちょっと…ですが、
羽織る感じならこれでOKだし、こういうつくりなので着物でもいけるわけです。
単純に男物羽織をひっくり返して…と、形だけいえばそういうことなんですが、
いい羽裏のをえらばないとねー「ゾクのおにーちゃん」みたいになりますから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/b1/c4dcaca8458a05ce873df89d230905e6.jpg)
「啓翁桜」のお花が、ここ咲いてるよっとやっているところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/15/41df8d3104d9bc05a9fbb4ee693ee607.jpg)
それにしても次々素敵なお召し物が・・・
一体どれだけとんぼさん家にはあるのかしら?
ずいぶんスマートになられたようにお見受け
します。ダイエットの成果でしょうか。
体調は大丈夫ですか。
赤/黒ベースに紫やら抹茶色やら紺やら・・・どハデ総疋田絞りのお振袖です(赤面っ)
先日、前撮りしようと髪&着付けを頼んだら
思いっきりどーでもいい感じにあがったので(写真は撮らず・・・ムダしてしまった)
どうせどうでもいいなら・と今日は一番近い美容室に髪は頼み、着付けは私がしました。
美容室から20分後に終ったと℡があったとき「ま・マサカ・・・」とイヤ~な汗が出ましたが
やはり・・・。 ねじってポニーテールにして毛先をコテで巻いただけ。
今はみなさん、これでOKな様子ですぅ・・・。
持たせたつまみ細工かんざしに「今どき…」とドン引きしていたそうです。
縮緬なところが今っぽいと思うんですけど。
「風で伸びちゃうよー」と脅し、ルーズに踊ってる毛先をUピンで全部止めちゃった~@@
後日、お嫁さんの仕度してる髪結いさんを探して写真撮りま~っす。
会場前にポイッと娘を投げてきたのでチラッとですが、晴れ着を一挙に見ました~❤
奥行ナシの花柄/最近モン・・・20%
母or親類の20~30年寝かせた柄・・・50%
キモノに見える努力した、現代&チョイ前衣装屋系・・・30%
(「祖母が買った」も ここに入ります)
・・・でしょうか。
着付けたので帯にばかり目がいったのですが。
とんぼさん! 帯はもっと崩壊してますーーー!
色紙か…ちょっとリッチに柄入り色紙(結局?)ってな、ただの長い布のようです。
「生産者」なんて絶対存在しなさそう。「柄」って程のものは無くグラデーションだけなんです。
「アラ、ステキ♪」とか皆無で。つまら~ん。
ヒダも羽根もペチャンコですし ちんまり背中にセミでも止まってるかのようで。
・・・まさか振袖まで作り帯? (疑)
ほんと、シャープになられました。
とんぼさん、お肌キレイですね。
いいなー、毎日フカヒレで。
振袖も訪問着も、留袖もございまする~。
なんとかせねばと思っています。
やたらと着られるものではないので
悩みますわ。
ちっと絞れて見えます?
でも体重はそんなにかわっていないのですー。
それと、太もものハリは戻ってしまって…。
さぼっていたダイエットまた始めてます。
二重あごをなんとかしたいっ!
今日はなんのあんばいか、お昼のニュースも
見逃しまして「今年の成人式」の模様は、
これから「拝見」なんですが、
ワクワクドキドキではなく、
最初からため息ついてるような感じで…。
貴重なご報告、しっかり読み直してメモメモ…。
お肌きれー…にするために、
ドモ○ルンリンクルよりも、フカヒレよりも、
「写真の修整技術」を学んだのでっせぇ!
ごまかされちゃだめよん。
実物は、松井選手みたいなんだから…。