本日は成人式本番、こちらは朝からどんより曇ってすっごく寒い朝でした。
朝から着付けなどに行かれた新成人の方、寒かったでしょう、お疲れ様。
さて、ちょっと昔の「振袖」豪華な花柄、牡丹に菊、桜も椿もアリです。
右下の椿、好きだなぁ。
これももらいものですが、仮絵羽で長く置かれていたものらしいです。
かなり前に一度アップしている気がするのですが、
そのときはお福ちゃんいなかったと思うので、今回着せて見ました。
お福ちゃん、お正月から大忙しですわ。
全体像はこちら。仮仕立てなので、ちゃんと着せられません。
ピンでちょっと留めたりしてますので、帯ナシです。
地色はもう少し薄いかな、です。いずれにしてもちょっと昔の柄ですね。
中途半端な「古さ」ですけれど、私は今のものよりよーっぽど好きです。
私の成人式は、昭和45年、西暦でいうと1970年、大阪万博の年です。
私の時は、パステル・カラーがハヤリで、みんな淡い地色でした。
当日一緒だった友人たちも薄いブルー、淡いピンクといった色ばかりでした。
それから考えると、これはその少し前あたり、でしょうか。
柄的には、昔の豪華絢爛から、前柄にドンと大きいのが…という手法のハシリ?
こういう柄付けだと、袖のほうは下のほうに同じようなのがひとつ…ですが、
これは違いまして、上下に並んでます。しかも袖の前も後ろもです。
今なら「上の柄は余分」って感じだと思うのですが。
こうしてみると、振袖の地色も柄そのものも、柄付けもかわっているものですね。
裏は共八掛でこんな感じです。
そして、袖の中の端っこ部分にこんなものを見つけました。
反物や着物は何も語りませんが、こういうものを見ると、
この着物が生まれたときのこと、人の手がかけられていることを感じます。
これはこの地色で、こんな染めでこんな柄、こっちの地色は…と、
職人さんが、ひとつひとつ色を確かめながら、
汗水たらしてこの世に送り出してくれたもの…なんですね。
それを思うと、使えないわ、もぉ…と、簡単に処分することはできないのですが…
実はこの着物、見かけはきれいなのですが、汚れがあります。
先にも書きましたが、仮仕立てのままずっと保管されていたらしく、
たとえば掛け衿の折り目、V字型にくっきり汚れ線がありますし、
背縫いを境に、左右の違いがすぐわかるくらいに、片側が薄汚れています。
ヤケとかシミとかではないので、洗えば落ちる汚れだとは思うのですが…。
ただ、例え汚れを落としても…そのあと縫ってもらわなければなりません。
「洗いに出して」「仕立ててもらって」…それだけかけたとしても、
これ、今の時代に着る人がいますかどうですか…。
これが色無地とか小紋だったら、目引きとか染め直しとか、できますけどねえ。
ダレもが和裁をやった時代なら、これから娘さんの羽織にするとか、
いろいろ考えられると思うのですが…。
母なんかは「大きく残っていて、それでも使い道がないときは布団側」なんて
いってましたね。絹の布団側なんてゼータクだよって。
実際には、我が家にはそんな「いい残り物」はなかったらしく、
いつも「らしい」布団側でしたけど。
さて、このままではどうにもなりませんので、とりあえずこれは
落ちる汚れかどうか、呉服屋さんに聞いて見ましょう。
落ちたら我が家の布団側…いやぁそりゃあんましだ。考えよう…。
朝から着付けなどに行かれた新成人の方、寒かったでしょう、お疲れ様。
さて、ちょっと昔の「振袖」豪華な花柄、牡丹に菊、桜も椿もアリです。
右下の椿、好きだなぁ。
これももらいものですが、仮絵羽で長く置かれていたものらしいです。
かなり前に一度アップしている気がするのですが、
そのときはお福ちゃんいなかったと思うので、今回着せて見ました。
お福ちゃん、お正月から大忙しですわ。
全体像はこちら。仮仕立てなので、ちゃんと着せられません。
ピンでちょっと留めたりしてますので、帯ナシです。
地色はもう少し薄いかな、です。いずれにしてもちょっと昔の柄ですね。
中途半端な「古さ」ですけれど、私は今のものよりよーっぽど好きです。
私の成人式は、昭和45年、西暦でいうと1970年、大阪万博の年です。
私の時は、パステル・カラーがハヤリで、みんな淡い地色でした。
当日一緒だった友人たちも薄いブルー、淡いピンクといった色ばかりでした。
それから考えると、これはその少し前あたり、でしょうか。
柄的には、昔の豪華絢爛から、前柄にドンと大きいのが…という手法のハシリ?
こういう柄付けだと、袖のほうは下のほうに同じようなのがひとつ…ですが、
これは違いまして、上下に並んでます。しかも袖の前も後ろもです。
今なら「上の柄は余分」って感じだと思うのですが。
こうしてみると、振袖の地色も柄そのものも、柄付けもかわっているものですね。
裏は共八掛でこんな感じです。
そして、袖の中の端っこ部分にこんなものを見つけました。
反物や着物は何も語りませんが、こういうものを見ると、
この着物が生まれたときのこと、人の手がかけられていることを感じます。
これはこの地色で、こんな染めでこんな柄、こっちの地色は…と、
職人さんが、ひとつひとつ色を確かめながら、
汗水たらしてこの世に送り出してくれたもの…なんですね。
それを思うと、使えないわ、もぉ…と、簡単に処分することはできないのですが…
実はこの着物、見かけはきれいなのですが、汚れがあります。
先にも書きましたが、仮仕立てのままずっと保管されていたらしく、
たとえば掛け衿の折り目、V字型にくっきり汚れ線がありますし、
背縫いを境に、左右の違いがすぐわかるくらいに、片側が薄汚れています。
ヤケとかシミとかではないので、洗えば落ちる汚れだとは思うのですが…。
ただ、例え汚れを落としても…そのあと縫ってもらわなければなりません。
「洗いに出して」「仕立ててもらって」…それだけかけたとしても、
これ、今の時代に着る人がいますかどうですか…。
これが色無地とか小紋だったら、目引きとか染め直しとか、できますけどねえ。
ダレもが和裁をやった時代なら、これから娘さんの羽織にするとか、
いろいろ考えられると思うのですが…。
母なんかは「大きく残っていて、それでも使い道がないときは布団側」なんて
いってましたね。絹の布団側なんてゼータクだよって。
実際には、我が家にはそんな「いい残り物」はなかったらしく、
いつも「らしい」布団側でしたけど。
さて、このままではどうにもなりませんので、とりあえずこれは
落ちる汚れかどうか、呉服屋さんに聞いて見ましょう。
落ちたら我が家の布団側…いやぁそりゃあんましだ。考えよう…。
この柄付けって一次期流行った、振り袖で
着てあとはお袖を短くして訪問着として
着る事が出来ると言われたそんなのとは
また違うんでしょうか。
今でも十分通用する柄だと思いますけどね。
たぶんそうだと思います。ちょうど上の柄だけ
残して下をきればいいわけですから。
それにしても、袖の左右両面です。
華々しいですよね。
売れるようにという工夫だったのでしょうけれど、
この色の訪問着では、長くは着られませんねぇ。
がらでいったら、今でも十分通用しますね。
今日テレビでみましたが、今の振袖って、
なんかメインになる柄がドンとあって、
あと全体に細かいのがだーっとあるんですね。
華やかだけど、うるさい感じです。
こういう古典柄ひとつの方が、
品格も落ち着きもあると思うんですけどね。
洋装感覚というのが、ひろまっているのでしょうね。
昨年より、時おり拝見させていただいています。
成人の日の今日、初々しい振袖姿に出会いたくて渋谷に行ってみました。
本当に多くの新成人を目にしたのですが、髪型はもう 100% 「盛り髪」です。 スッキリとしたヘアメークが見られなかったのは残念です。
連れの「ますえ」さんはさすがにプロらしく、一人一人声をかけて帯結びをジックリとチェックしていました。
唯、私のような素人でも、「これはうまい」と思える「結び」はいくつもありませんでした。
三本紐でも四本紐でも構わないし、バラエティ豊かな仕上がりもそれなりに楽しいのですが、やはり基本がシッカリとしてないと、何かしら「不自然さ・不安定さ」を感じてしまいます。
私どもは、期待の「イタメシや」さんが既に代変わりして無くなっており、とても美味しかった「ニョッキ」が食べられなくて、チョッとガッカリして帰りました。
今年も、益々のご健筆を期待しています。
家ではお祝いをしてもらった記憶があります。
私は希望して<編み機>を買ってもらったように
覚えています。
編み物が大好きで、機械編み機が出たときは
お教室などもあり、結構盛んでした。
産経ホールでしたでしょうか、作品が発表された
こともありましたが、趣味の域をこえることもなくの
現在です。
そうそう、布団側のことですが、友人のおばあ様が
黒留袖と色留袖を掛け布団に使っているのを
拝見して、素敵!!って思ったのを覚えています。
豪華でしたね。 若いときでしたが、私もそのうち
仕立ててもらいたいとも考えましたが、
羽毛布団の時代には無理があるかも知れませんね。
このような華やかな着物は次はどんな運命を
たどるのでしょうか? 想像がつきません。
お越しいただいて、ありがとうございます。
あの「てんこ盛りヘア」は、
なんとかならないものかと思ってみています。
実は、そのことで今記事を途中まで
書いているのですが、なんだかだんだん
文句ばっかりになってしまいまして…。
かなり添削しないと、苦情殺到になりそうです。
帯結びは、私のころの福良雀・文庫から
ずいぶんきれいな結びがいろいろ出てきました。
楽しく見ていますが、おっしゃるとおり、
なんかグサグサというのもありますね。
それと締めておられるご本人が、
背中にそれが「ある」ということを、
意識してらっしゃらない場合もあるようで…。
テレビに向かって「あっ直したい!」なんて…。
思いつくままに綴っているだけのブログですが
今後ともよろしくお願いいたします。
私のころは、横浜文化体育館だったと思いますが、
みんな行く、というのには必ず逆らう性分でして、
会場へは行かず、お友達とおいしいもの食べたり、
喫茶店でお茶飲んだりで一日遊びました。
今、成人式もいろいろ問題が起きたりして、
成人当人たちに企画を任せたりするところも
ふえたとか…。
なんとなく「着物イベント」みたいになっていて、
「意義」みたいにもの、もう一度一から
考え直したほうが…なんて思っています。
私はお祝い…と言ったら「着物が祝い」と
母に一蹴されましたっけ。そりゃそーです。
編み機、まだありますか?お宝ですよー。
私も、よそ様の絹布団をみたことがあります。
お嫁入り道具でしたから、新しいものでしたが
手触りよかったです。
羽毛布団は…ふとんカバーですかねぇ。
いいかもしれません。
こういう着物の変身は…今アタマのなかに、
ふたつみっつあるのですが、
問題点もいろいろあります。
なんとかカタチにしたいですね。
はじめまして、ようこそおいでくださいました。
あのアタマは、ほんとになんとかならないものかと、
毎年思っています。
小顔に見せたいのだそうですが、
首から上のことしか考えてないんですよね。
今そのことについて記事書いているのですが、
なんかだんだん過激になってきて、
ちょっとおちついてから・・・なんてやってます。
全部が全部ではないのでしょうが、
「こだわらなくていいんです」なんて、
そういう考え方なんですねぇ。
根本的に感覚が違うのでしょうね。
明日はその記事、アップできるかなーです。
「この世界の片隅に」この夏知りました。
まだ読んでないのですよー。
ずっと気になってアマゾンでチェックしてあります。
毎年8月には、戦争関連記事を
書いておりますので、必ず読むつもりでいます。
ありがとうございました。
駄文ばかりですが、一生懸命続けていこうと
思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。