さて、今回の「お約束」は一日目が「風船葛のもも様」、
そして二日目は「組みひもの陽花様」です。
ももさんは、夜、宿泊先のホテルに来てくださったのですが、
なんと途中で「列車の事故」による遅れがあって、
こられるのだろうかと心配しました。
とりあえず、予定より遅れましたが無事ご到着、
シゴトのお話し、骨董のお話し、人生について、あれもこれもと欲張って
夕食をパクパクやりながら、話しはなかなか尽きませんでした。
ちなみにももさんは「野菜カレー」を注文なさったのですが、
これがライスの上に、縦長に大きくカットしたにんじんやナスなど
いろいろな野菜がピラミッドみたいにとんがって並んで、
ライスを隠しているんです。ルーだけ別にあって、
それを上から掛けるんですね。「野菜カレー」というからには、
ルーの中に野菜がいろいろ入っているのだと思っていたので、
二人でへぇぇぇとびっくり、でもおいしかったそうで「お試し」の予定!
食べたりしゃべったりと忙しくクチと手を動かしてすごしました。
こうしてブログで知り合った方々とお会いできるというのは、
本当に楽しいことです。帰りの電車の時間を気にしつつ、
部屋でおしゃべりは続き、深夜にそぉっと廊下でお見送りして、
そしてまた…記念写真を撮り忘れたことにきがついて…、
京都第一夜は更けて行きました。(ももさん、ごめんなしゃーい)
さて二日目は陽花さんとのお約束、いつもの喫茶店でいつもの時間。
暑いからと帰りのための道行きご持参で「帯つき」、ほんと11月だというのに。
今回の陽花さんのお着物は鉄紺というのでしょうか、黒に近い紫にも見える色、
それに松葉などを散らした秋らしい柄行、それに和之介でお買い上げいただいた
「三千院」の帯、この帯が散策中になんども「いいですねぇ」と
お褒めの言葉をいただきまして、私も鼻が高かったですー。
ちょうど紅葉の柄でもありましたので、ぴったり…。
ま、実際の京都の紅葉はまだ山の高いほうでやっと始まったばかりでしたが…。
まずは大河内山荘へ…、お抹茶つき入場券を買って入りました。
以前はいとこと二人、シーズン大ハズシでいきましたから、
ほかに数組しかお客さんいなかったのですが今回はさすがにたくさん!
外の緋毛氈のお席が空いてなかったので、建物の中でお抹茶をいただきました。
「大河内山荘」の名前入りもなか、おいしいですよぉ。
こちら、食べてるところをパチリ、陽花さんごめんねぇ~。
お召し物もご覧ください。着付けの先生だけあっていつもほんとにスッキリです。
(体型スマートってのも着姿の美しさに大いにカンケーありますわな)
さて、以前にも書きましたが、ここの山荘は本当に広いです。
順路部分は敷地全体の一部なんですが、それでも広い!
ところどころのお庭はちゃんと「庭」として作ってありますが、
それ以外は山の中に、人が歩けるように「石を並べた」だけ…。
その石も自然石を並べているので、はっきり言ってスニーカーがベストです。
あちこちの紅葉が少しずつ色づいていて、あきらめていた紅葉を見られました。
どーぞ!
以前撮りましたお茶室のところで一枚、木を倒そうとしてみました?
そうじゃなくて手を伸ばしてちょっと寄りかかった感じのポーズのつもり…、
だったのが、自分の手足の長さを忘れてただけです…。
よく見りゃ一昔前の「反省ザル」スタイルだわな…。
道の途中には、こんな風に「古い瓦」を埋め込んだところもあります。
お天気がよくても、ちょっと霞がかかった感じでしたが、
展望台(東屋風の建物です)から再び京都市内を一望、ほんとによく見渡せます。
かすんでいますが、右下のちょっとこんもり盛り上がった緑の右上あたりに、
遠く「京都タワー」があり、左端のとんがった山は「比叡山」です。
個人の家で、こんなところがあって…ときどきここで町を眺めていたんですよね、
なんか「ここで人が暮らしていた」というのがピンときません。
もしここが我が家だったら、私きっと毎日ここへ来てぼーっとしてるかも。
晴れにつけ、雨につけ、ここに住んだ「大河内家」の人々は、
ここから京都の街を見て何を思っていたのでしょうね。
いずれにしても、何十年あとにこんな風にたくさんの人が、
同じ景色を眺めることになろうとは、思っていなかったでしょうね。
さて、山荘を後にして、陽花さんと二人竹林の中をくだり、
表道路に出る手前、小さなお店を見つけました。
「ぶらり~」というお店、「京都おしゃれ工房 ゆう彩」というところの直営店、
染ものやガラス細工をたくさん並べてあり、根付がズラリっと…。
そして陽花さんは「紫がとんぼさんのイメージ」と言ってくださって、
おそろいの「ふくろうさん」をプレゼントしてくださいました。
こちらです。
賢そうでしょう!袋の中に小さな紙が入っていまして「福籠(ふくろう)」、
不苦労(苦労知らず)で、不老(不老長寿)ゆえに(知恵)袋となる…と!
がっ…がんばらねばっ!陽花さん、ありがとうございました。
さっそく使ってまーす。
私が嵐山に行ったのはたぶんこれで10回目くらいだと思います。
思えば30数年前、バツイチになった直後…
母が「気晴らしに京都へでもいったらどうや」と送り出してくれました。
くたびれた私を見て、きっと今で言う「PTSD」を心配したのでしょう。
私は嵐山から更に大阪に向かう途中の大原野、というところにある
伯母の家に半月ほどでしたか滞在して、ぶぅらぶぅらとすごしたのです。
そのとき「嵐山」にもひとりでふらっと出かけました。
やたらと寒い日で、いっとき体調を崩して40キロ切っていた私は、
強い風に吹かれるとふらふらしました。
黒いロングコートの衿を立て、渡月橋の横の公園を歩いていますと、
風は更に冷たくふきつけ、ついには三月の末だというのに小雪がはらはらと…。
そのとき私は思ったのです…
「橋の向こうにうどん屋があったっけ…鍋焼きがいいかなっ…」
PTSDなんかあるわけないってば。
と、まぁそんな思い出(なのか?)のある渡月橋を、
今回は反対側から二人で景色を眺めながら渡りました。
川の真ん中まででるわけですから、視界がパーッと開けて、
山は更に大きく見えます。全山紅葉したら、どんなにかきれいでしょう。
「渡月橋」の文字の横で、7割がたイケメンのおにーさんに、
二人並んで写真を撮ってもらいました。
考えたら陽花さんとは何度もお会いしているのに、一緒の写真は初めて!
とてもいい記念になりました。
陽花さんのページから、画像勝手に拝借しました!
三日間のハジ、袖口バッチリ写ってますがな…。
さて、本日はこれまで、明日はこのあとの「染めと織り」をたずねて…
えっ?そんなマジメな旅だったかや???
そして二日目は「組みひもの陽花様」です。
ももさんは、夜、宿泊先のホテルに来てくださったのですが、
なんと途中で「列車の事故」による遅れがあって、
こられるのだろうかと心配しました。
とりあえず、予定より遅れましたが無事ご到着、
シゴトのお話し、骨董のお話し、人生について、あれもこれもと欲張って
夕食をパクパクやりながら、話しはなかなか尽きませんでした。
ちなみにももさんは「野菜カレー」を注文なさったのですが、
これがライスの上に、縦長に大きくカットしたにんじんやナスなど
いろいろな野菜がピラミッドみたいにとんがって並んで、
ライスを隠しているんです。ルーだけ別にあって、
それを上から掛けるんですね。「野菜カレー」というからには、
ルーの中に野菜がいろいろ入っているのだと思っていたので、
二人でへぇぇぇとびっくり、でもおいしかったそうで「お試し」の予定!
食べたりしゃべったりと忙しくクチと手を動かしてすごしました。
こうしてブログで知り合った方々とお会いできるというのは、
本当に楽しいことです。帰りの電車の時間を気にしつつ、
部屋でおしゃべりは続き、深夜にそぉっと廊下でお見送りして、
そしてまた…記念写真を撮り忘れたことにきがついて…、
京都第一夜は更けて行きました。(ももさん、ごめんなしゃーい)
さて二日目は陽花さんとのお約束、いつもの喫茶店でいつもの時間。
暑いからと帰りのための道行きご持参で「帯つき」、ほんと11月だというのに。
今回の陽花さんのお着物は鉄紺というのでしょうか、黒に近い紫にも見える色、
それに松葉などを散らした秋らしい柄行、それに和之介でお買い上げいただいた
「三千院」の帯、この帯が散策中になんども「いいですねぇ」と
お褒めの言葉をいただきまして、私も鼻が高かったですー。
ちょうど紅葉の柄でもありましたので、ぴったり…。
ま、実際の京都の紅葉はまだ山の高いほうでやっと始まったばかりでしたが…。
まずは大河内山荘へ…、お抹茶つき入場券を買って入りました。
以前はいとこと二人、シーズン大ハズシでいきましたから、
ほかに数組しかお客さんいなかったのですが今回はさすがにたくさん!
外の緋毛氈のお席が空いてなかったので、建物の中でお抹茶をいただきました。
「大河内山荘」の名前入りもなか、おいしいですよぉ。
こちら、食べてるところをパチリ、陽花さんごめんねぇ~。
お召し物もご覧ください。着付けの先生だけあっていつもほんとにスッキリです。
(体型スマートってのも着姿の美しさに大いにカンケーありますわな)
さて、以前にも書きましたが、ここの山荘は本当に広いです。
順路部分は敷地全体の一部なんですが、それでも広い!
ところどころのお庭はちゃんと「庭」として作ってありますが、
それ以外は山の中に、人が歩けるように「石を並べた」だけ…。
その石も自然石を並べているので、はっきり言ってスニーカーがベストです。
あちこちの紅葉が少しずつ色づいていて、あきらめていた紅葉を見られました。
どーぞ!
以前撮りましたお茶室のところで一枚、木を倒そうとしてみました?
そうじゃなくて手を伸ばしてちょっと寄りかかった感じのポーズのつもり…、
だったのが、自分の手足の長さを忘れてただけです…。
よく見りゃ一昔前の「反省ザル」スタイルだわな…。
道の途中には、こんな風に「古い瓦」を埋め込んだところもあります。
お天気がよくても、ちょっと霞がかかった感じでしたが、
展望台(東屋風の建物です)から再び京都市内を一望、ほんとによく見渡せます。
かすんでいますが、右下のちょっとこんもり盛り上がった緑の右上あたりに、
遠く「京都タワー」があり、左端のとんがった山は「比叡山」です。
個人の家で、こんなところがあって…ときどきここで町を眺めていたんですよね、
なんか「ここで人が暮らしていた」というのがピンときません。
もしここが我が家だったら、私きっと毎日ここへ来てぼーっとしてるかも。
晴れにつけ、雨につけ、ここに住んだ「大河内家」の人々は、
ここから京都の街を見て何を思っていたのでしょうね。
いずれにしても、何十年あとにこんな風にたくさんの人が、
同じ景色を眺めることになろうとは、思っていなかったでしょうね。
さて、山荘を後にして、陽花さんと二人竹林の中をくだり、
表道路に出る手前、小さなお店を見つけました。
「ぶらり~」というお店、「京都おしゃれ工房 ゆう彩」というところの直営店、
染ものやガラス細工をたくさん並べてあり、根付がズラリっと…。
そして陽花さんは「紫がとんぼさんのイメージ」と言ってくださって、
おそろいの「ふくろうさん」をプレゼントしてくださいました。
こちらです。
賢そうでしょう!袋の中に小さな紙が入っていまして「福籠(ふくろう)」、
不苦労(苦労知らず)で、不老(不老長寿)ゆえに(知恵)袋となる…と!
がっ…がんばらねばっ!陽花さん、ありがとうございました。
さっそく使ってまーす。
私が嵐山に行ったのはたぶんこれで10回目くらいだと思います。
思えば30数年前、バツイチになった直後…
母が「気晴らしに京都へでもいったらどうや」と送り出してくれました。
くたびれた私を見て、きっと今で言う「PTSD」を心配したのでしょう。
私は嵐山から更に大阪に向かう途中の大原野、というところにある
伯母の家に半月ほどでしたか滞在して、ぶぅらぶぅらとすごしたのです。
そのとき「嵐山」にもひとりでふらっと出かけました。
やたらと寒い日で、いっとき体調を崩して40キロ切っていた私は、
強い風に吹かれるとふらふらしました。
黒いロングコートの衿を立て、渡月橋の横の公園を歩いていますと、
風は更に冷たくふきつけ、ついには三月の末だというのに小雪がはらはらと…。
そのとき私は思ったのです…
「橋の向こうにうどん屋があったっけ…鍋焼きがいいかなっ…」
PTSDなんかあるわけないってば。
と、まぁそんな思い出(なのか?)のある渡月橋を、
今回は反対側から二人で景色を眺めながら渡りました。
川の真ん中まででるわけですから、視界がパーッと開けて、
山は更に大きく見えます。全山紅葉したら、どんなにかきれいでしょう。
「渡月橋」の文字の横で、7割がたイケメンのおにーさんに、
二人並んで写真を撮ってもらいました。
考えたら陽花さんとは何度もお会いしているのに、一緒の写真は初めて!
とてもいい記念になりました。
陽花さんのページから、画像勝手に拝借しました!
三日間のハジ、袖口バッチリ写ってますがな…。
さて、本日はこれまで、明日はこのあとの「染めと織り」をたずねて…
えっ?そんなマジメな旅だったかや???
こちらは今日もずーっと晴れです。
終電車なんてものが無かったら、朝までずーっと、話していただろうな?
私、お話しながら、心の中で、もうひとつのベットで朝まで・・・ところが、何もお泊り道具はもってませんがな。
それに次の朝早く、幼なじみと会う約束。
こりゃあ帰らなくっちゃ!
あぁ~楽しかった!
「鳥が選んだ枝 枝が待っていた鳥」縁ってこんなもの、会うべくして会えた友。
亀山公園のほうには廻られませんでしたか。
今日の京都は、紅葉が真っ盛りのような人出でした。
やっぱり腕が違うんだわ・・・
最後のふたりで写っている写真を見て、エエェッ
本当!ともう一度自分のブログを見に戻りましたよ。
同じ写真なのかしらと思うぐらいスッキリしていて
ビックリです。
もも様と同じくお泊りで行ったら寝る間も惜しんで
お喋りに夢中になるのかもしれませんね。
無事帰られた様で、私のブログにもコメント頂き有難う御座居ます。
時間が許せば、色んな物を見て頂けたのに残念です。
家内が、横でお話を聞いていて「苦労されたのにさっぱりしていて気持ちのいい人」と感想を述べていました。
これからも、長ーいお付き合いをお願い致します。
帰る日は、こちらは午後から雨、の予報でしたが、
幸いついてもふっていませんでした。
とても楽しかったです。
お泊りしたら、夜明かしでしゃべっちゃうでしょうね
学生時代のようですねぇ。
違うのは次の日、バテること?でしょう?
ご縁をいただいて、こちらこそ感謝しています。
Tatehiko様
渡月橋を渡ってすぐに移動しました。
嵐山だけでも、一日ゆっくり楽しめるところですね。
ただし、できるだけシーズン・オフに…。
すごかったですもん!
陽花様
写真は、フォトショで加工しました。
陽花様の着物の柄、すごくステキだったので
はっきりり出したかったんですー。
ご連絡もせず勝手に使っちゃってすみません。
今度は泊り込みで話しますかー!
あっご主人様が泣いちゃうかも!?
otyukun様
ご心配かけましてすみません。
おかげさまで、痛みはひどくなりませんでした。
持病なので、うまくつきあっていきます。
次回は前もってお知らせしてから
お伺いできたらと思っております。
奥様にお褒めいただいて嬉しいやら恥ずかしいやら。
くれぐれもよろしくお伝えくださいませ。