「コーヒー牛乳」「フルーツ牛乳」…まだ売られているのは知っていましたしが、
もともと大好き~…ということもなかったので、買ったことがありませんでした。
たまたまいつも宅配をお願いしている牛乳やさんのチラシに「懐かしい味」として、
このほかにイチゴ味など5本セットで紹介されていたわけです。
懐かしいなぁと、つい申し込みました。
いやいやほんと久しぶり。飲んでみましたコーヒー牛乳。そうそうこの味!
お風呂屋さんの思い出です。はい、腰に手を当てて!
私が子供のころは、下町で「風呂なし」は当たり前。
いつも歩いて5分ほどのお風呂屋さんに行っていました。10歳くらいまででしたかねぇ。
毎回買ってもらうわけではないのですが、たまに母が「飲んでこか」と言って1本。
そう、私は小さかったので1本は飲みきれず、いつも母と半分こしてました。
よく「お風呂上りの牛乳」といいますが、私子供のころ牛乳が嫌いでした。
母は「フルーツ牛乳」があまり好みではなかったと思います。
なので、どの牛乳よりも「コーヒー牛乳」を覚えているのだと思います。
飲ませてくれるのはいつも、お風呂上りの暑さがしんどい「夏」。
あのころはクーラーなんてありませんでしたからね。
確か背の高い大きな扇風機があったように記憶しますが、みんなで使うものですから、
一人でずっとあたっているわけにはいきません。
冷たい飲み物で涼をとるのが手っ取り早かったのでしょう。
久しぶりに飲んだコーヒー牛乳、味は変わっていませんでした。
一口ずつ飲みながら、あのころのお風呂屋さん風景を思い出していました。
壁の絵はいつも富士山と松原みたいなのとか、秋あたりだと、紅葉の山の景色に湖とか。
最近の銭湯は「ヨーロッパの景色」なんてのもあるそうな。
その銭湯が今も残っているのは、経営者の努力でしょうねぇ。
いつも番台にすわっていたおばさんは、風呂屋のおかみさん。
いつも着物に割烹着で、顔立ちがなんというかきりっとした美人、粋な感じの人でしたっけ。
若いころは芸者さんかな、と思うような人でしたねぇ。
コーヒー牛乳の瓶は形変わらずですが、ふたは変わりましたね。今は飲み残してもフタがあります。
昔のクシャッとかぶせてあった薄いビニール、細い針みたいなのをさしてあける紙のフタ、懐かしいなぁ。
最近、ペットボトルやプラゴミのことがよく報道されています。確かに瓶は重いし割れる心配もありますが、
持ち歩かずに家で飲むなら、瓶はエコだと思いますねぇ。
2週にわたって頼んだので、来週の木曜にもまた5本届きます。
しばらく、飲みながら思い出をたどる「ホッコリ・タイム」になりそうです。
お風呂屋さん、あたりまえのように通っていましたが、
いまになって懐かしく、たまには行きたいなぁと思います。
真夏はコーヒー牛乳ではなくて、途中の「かき氷」でした。
私の通っていた学校では「給食」がなかったのです。
なので、話に聞くだけで、鯨も揚げパンもしらなくて。大人になって「なつかしの揚げパン」を盛況で見て、食べました。
おいしかったです。
ほんとに時代は変わりましたねぇ。