息子はいつつもどおり出られたので、私だけ実家へ行ってお昼を一緒に…。
もう10年くらい前から、何か和小物とかスカーフとか
プレゼントしてもあまり喜ばなくなりまして、
「もったいない」とか「使わない」とか…。
そこでここ数年はプレゼントやおみやげは一番好きな「お花」にしています。
トップの写真は、毎年ジサマが誕生日、もしくはクリスマスに、
バサマにプレゼントしている「シクラメン」。
今年は「ミニシクラメンの寄植え」です。
で、こちらが私の持って行ったお花、ゆりが大好きなのでカノコユリと
なんだっけ、ド忘れ…えっと白で薄い和紙のような…あぁでてこないっ!
あとはアルストロメリアの「濃紫」を見つけました。
こんな色は初めてです。紫好きのバサマですから即決!
ちょっと奮発して、おっきな花束にしてもらいました。
大げさなことがキライな二人ですから、「お客」も私だけで十分…と。
行ってみると、ジサマがお赤飯にチキンロール、タマゴサラダにお吸い物を
ちゃんと準備してくれていまして、久しぶりの「上げ膳据え膳?!」
食べ終わって片付けようとすると「バサマとしゃべってた方がいい」といわれ、
女二人、ジサマがあとかたづけしてるそばでお茶飲みながら世間話。
なんつーゼータクなひと時だったことでしょうか。
ちょうど一年ほど前から、母のことではみなさまにも、
いろいろとご心配いただき、たくさんのエールを送っていただきました。
本当にいつもありがとうございます。
おかげさまで、体のほうはなんとか病気もせずおります。
アタマのほうは、やはり「物忘れ」の度合いがだんだんひどくなりましたが、
まだまだ私のこともわかりますし、憎まれ口も時々申します。
一年前は「どうしてこんなになってまで生きなあかんねんやろ」と
ちょっとおちこむことがあったのですが、
そういう「悲しい」と思う心も、少し鈍くなってきたようです。
そのほうが母が楽なら、それでいいと思っています。
一冬一夏、ゆっくりすごして、穏やかに年をとってくれたらと思います。
それにしても、ジサマ「お土産のお赤飯」まで、ありがとねぇ。
さて、今日はうれしいことがもうひとつ、
お願いしていた「帯締め」が組みあがって届きました。
もちろん「手組みひも陽花様」の作品です。これは組み目が細かくて、
一目ごとに固く打ち込みをしなければならないという、
たいへん細かい作業を要する組み方、それを「これよろしく~」と
カンタンにお願いしちまったとんぼでーす。
色はシルバーっぽいグレーとレンガ色を薄くしたような赤、
「紅鳶」でしょうか、リバーシブルです。写真よりもう少しだけ薄い感じ。
ずっとしまいっぱなしのこの帯に締めたくて、お願いしました。
前帯部分は「誰が袖柄」です。こちらは濃いほうの色を出してみました。
反対側の前柄は、淡くやさしい感じなのでシルバーグレーはどうでしょう。
不思議な帯でして、お太鼓柄なんですがお太鼓と前帯以外にも、
ところどころに柄が飛んでいます。お太鼓部分はこちら。
染めではなく全て「織り」です。
これを締める着物もすでに決まっておりまして、
お正月はゼッタイこれでどっか行くんだ!と、ひそかに計画中です。
陽花様、ありがとうございました!
追記 友人から、織りの様子がわからん、どアップせよとメールが来ましたので、
帯の柄部分アップです。
地の部分も織り柄があります。女性の帯や髪の「かのこ絞り」の部分も
細かい「織り」です。図は上村松園画伯の「牡丹雪」です。
もう10年くらい前から、何か和小物とかスカーフとか
プレゼントしてもあまり喜ばなくなりまして、
「もったいない」とか「使わない」とか…。
そこでここ数年はプレゼントやおみやげは一番好きな「お花」にしています。
トップの写真は、毎年ジサマが誕生日、もしくはクリスマスに、
バサマにプレゼントしている「シクラメン」。
今年は「ミニシクラメンの寄植え」です。
で、こちらが私の持って行ったお花、ゆりが大好きなのでカノコユリと
なんだっけ、ド忘れ…えっと白で薄い和紙のような…あぁでてこないっ!
あとはアルストロメリアの「濃紫」を見つけました。
こんな色は初めてです。紫好きのバサマですから即決!
ちょっと奮発して、おっきな花束にしてもらいました。
大げさなことがキライな二人ですから、「お客」も私だけで十分…と。
行ってみると、ジサマがお赤飯にチキンロール、タマゴサラダにお吸い物を
ちゃんと準備してくれていまして、久しぶりの「上げ膳据え膳?!」
食べ終わって片付けようとすると「バサマとしゃべってた方がいい」といわれ、
女二人、ジサマがあとかたづけしてるそばでお茶飲みながら世間話。
なんつーゼータクなひと時だったことでしょうか。
ちょうど一年ほど前から、母のことではみなさまにも、
いろいろとご心配いただき、たくさんのエールを送っていただきました。
本当にいつもありがとうございます。
おかげさまで、体のほうはなんとか病気もせずおります。
アタマのほうは、やはり「物忘れ」の度合いがだんだんひどくなりましたが、
まだまだ私のこともわかりますし、憎まれ口も時々申します。
一年前は「どうしてこんなになってまで生きなあかんねんやろ」と
ちょっとおちこむことがあったのですが、
そういう「悲しい」と思う心も、少し鈍くなってきたようです。
そのほうが母が楽なら、それでいいと思っています。
一冬一夏、ゆっくりすごして、穏やかに年をとってくれたらと思います。
それにしても、ジサマ「お土産のお赤飯」まで、ありがとねぇ。
さて、今日はうれしいことがもうひとつ、
お願いしていた「帯締め」が組みあがって届きました。
もちろん「手組みひも陽花様」の作品です。これは組み目が細かくて、
一目ごとに固く打ち込みをしなければならないという、
たいへん細かい作業を要する組み方、それを「これよろしく~」と
カンタンにお願いしちまったとんぼでーす。
色はシルバーっぽいグレーとレンガ色を薄くしたような赤、
「紅鳶」でしょうか、リバーシブルです。写真よりもう少しだけ薄い感じ。
ずっとしまいっぱなしのこの帯に締めたくて、お願いしました。
前帯部分は「誰が袖柄」です。こちらは濃いほうの色を出してみました。
反対側の前柄は、淡くやさしい感じなのでシルバーグレーはどうでしょう。
不思議な帯でして、お太鼓柄なんですがお太鼓と前帯以外にも、
ところどころに柄が飛んでいます。お太鼓部分はこちら。
染めではなく全て「織り」です。
これを締める着物もすでに決まっておりまして、
お正月はゼッタイこれでどっか行くんだ!と、ひそかに計画中です。
陽花様、ありがとうございました!
追記 友人から、織りの様子がわからん、どアップせよとメールが来ましたので、
帯の柄部分アップです。
地の部分も織り柄があります。女性の帯や髪の「かのこ絞り」の部分も
細かい「織り」です。図は上村松園画伯の「牡丹雪」です。
すてきなお花ですね、ひょっとしてカサブランカの
事でしょうか。
帯締め、御注文頂いてから随分日数が掛かってしまってごめんなさいね。
誰が袖柄も、花手まり柄も、お太鼓部分の美しい
女性も本当に素敵な帯ですね~。たれ先のこっぽりも
とってもおしゃれ・・・こんな素敵な帯に合わせて
頂いた帯締めは幸せです。
やはり、きめの細かい親への思いやりがあるようです。
ところでこの帯の絵柄、中々いいじゃありませんか、
なんか朝丘雪路の父っつまが描かれた絵の様で・・
往来の中にこんな帯を締めたご婦人を見掛けたら
いつまでも振り返ったままで見届けたくなるような
気さえいたします。
ぁぁ ワタスも親を大切にしなきゃいかんですがTT
せいぜい、お茶や季節の果物送って℡するだけで精一杯だすTT
帯、とても凝った織りなのでしょうか。
上村松園のようで素敵です。帯が素敵だから無地系かしら(爆裂妄想中)帯締めもグレーのほうにしても赤がチラリと見えますね、結び目に。
ありがとうございます。
そうです!カサブランカ!もぉこのごろのど忘れ、
よぉく知ってる俳優さんなのに、全然でてこなくて、
「ホラあの必殺シリーズに出てた、ほらっあのっ」
毎度こんなです。思い出してしまうと、
「なんでこんなのわすれちゃったんだろ」と思う…。
なんか情けないですねぇ。
帯締め、ほんとにいい色合いだし、
カッチリしてステキです。ありがとうございました。
伊藤様
友人の要望により、アップを出しました。
上にもかきましたが「上村松園」の「牡丹雪」です。
元の絵も画家さんも大好きなんです。
締めてるときにお会いしたら?!ちゃんと
振り向いてみていてくださいねー。
ziziサマ
近くなりましたので、なんとかできるだけ…です。
以前はなれて住んでいたころは、
母のほうが三日にあげず、電話してきてました。
なかなか「親孝行」ってのは難しいものです。
帯、アップ画像のせました。
地もとても変わった織りです。
あわせる予定の着物は「黒地」で、
柄があるようなないような…ですよ。
そういえば、私が一番最初に旦那(結婚前)からもらった誕生日プレゼントが、シクラメンの鉢植でした。
その時は正直「なんで鉢植?!」って思いましたけど(ほらまだ若かったし、バッグとかピアスとかの方が嬉しかった年頃ですから)、今なら嬉しいかなー。。。
だってもう何年も、プレゼントなんてもらってないですもん。。。
いゃ私の事はさておき、
この帯が織りだなんて素晴らしい!! 美しい!!
お草履がまたとってもかわいいですね、お正月が楽しみですね~。
とんぼさん 偉いな~
私なんて ほっぽりっぱなしで 子供達と一緒に敬老の日に
プレゼントを買ってお茶を濁しています。
欲しいものを聞いても 整理して捨てているのに要らないわとの
返事が返って来るだけなのですもの。
帯の垂れの部分の履物がとってもチャーミング(古い言い回し)ですね。
お顔もとても綺麗で織とは思えませんね。
とても素敵
あたしゃ、伊東深水の「吹雪」に似てたんでそれの
模倣かな? と思ってしまいましたよ(笑)
ところで、お正月には、後ろの絵の様な、頭巾もお被りになるんですか・・・(爆)
とんぼちゃんのお母さんのお顔は今でもハッキリと覚えていますよ~♪
と~~~ってもお綺麗な方でしたもの、外人さんかと思ったくらい・・・
しかもお洒落でしたね。
お父さんの手料理で久し振りの団欒、さぞかし喜んだのでは?
花束もとっても素敵ですよ!
無理のない親孝行、これからもね!!!
お誕生日ごとにジサマがバサマにお花を送る。
ジサマがお祝い膳の手配をする。
仲むつまじさをうらやましく思います。
我が家はまだまだ共に負けん気ばかり先だって、さざ波ばかり立っているものですからーー
お二人の穏やかな暮らしが何時までも続きますようーーー
帯締めの色合わせ素敵ですね。大好きです。
どんな色の着物と帯に取り合わすのでしょうか?
お召しになった写真が見られるのを楽しみにしています。
ありがとうございます。
なぜかずーっと「シクラメン」なんですよ。
冬の間は庭に花が少ないですから、
どうもそのためらしいんですけどね。
帯は、まだ一度も締めていないので、
さてどんな感じになりますかねぇ。
惠様
ありがとうございます。
親孝行ではないんですよぉ、結構手抜いてますから。
年をとると、欲がなくて困ります。
何もって言っても「もったいない」しか言わないし。
帯は、最初私も染めかと思ったくらい細かいです。
おもしろい柄の帯ですよね。
伊藤様
はい、松園さんです。
ずきんねぇ…夜目遠目傘のうちといいますしねぇ。
鞍馬天狗みたいなのにしますか!
マックはは様
ありがとうございます。84になりましたよ。
昔の面影は…ないですねぇ…。
つい10年前まで、ピンヒールの8センチくらいの靴はいてましたけどねぇ。寄る年波には勝てません。
ハーフっぽいのは今でもですね。
しわしわで白髪…魔法使いのおばーさんみたい。
あっ内緒だよー。
六十路独り言様
ありがとうございます。
ウチは再婚でして、父が母より11歳年下なんです。
若い上にとにかくマメな人ですから、
本当によく面倒を見てくれます。
料理や洗濯も「楽しんでやってるんだから」と、
ジャマしないように言われるんですよ。
母も私も幸せだと思います。
着物、お正月に写真撮れるといいと思ってます。
撮りたいですー。