写真は、実家で母の日記に入っていたメモ。ケータイでブレまくり…すみません。
以前、いつも両親が京都へ里帰りすると、こちらにも戻るのが4時すぎで、私は息子のおむかえのため、
ちょっと前にいって、暖房いれておいたり、お茶のしたくだけしてました。
この日は行ったら玄関に花がおいてあって、たぶん母の友人のだれかであろうと思うのですが、
そのことが書いてあります。
それはまぁめずらしかないんですが…こんなメモまでなんでとっておきますかねぇ…。
さて、無事病院での年越しをし、病院食「おせち」で新年を迎えた父です。
ひょっとして、我が家のおせちよりゴーカだったかも…。
今、父は手の方はもう字もかけますし、自分で車いすの操作もなんなくできるようになったのですが、
足がイマイチ…なのです。もちろん、触った感覚などはあるわけですが、力が入らない状態。
ヒザがなかなか上がらないと言ってました。
予定より少し長くかかるかも…と言ってましたが、私はあまり心配していません。
というわけで、いたって元気でリハビリ・ライフを継続中です。
で…その父なんですが、なにしろ用意周到、細かくてこまめ…ですからねぇ。
前回の入院は、突然のことでしたから、何の準備もなく搬送されてしまいましたので、
もう毎日ベッドのなかでメモを書いて、面会に行くと「これとこれとこれと…」と
思いつく限りの用事を言いつけられました。
そのメモも、看護師さんに頼んで、いらない紙を切ってホチキスでとじてもらったもの…。
例えばガスの元栓が…とか、コンセントが…とか、電話代の支払いが…とか。
私、60過ぎの、専業主婦でっせ。そのくらいのことはちゃんと考えてますがな。
父は私を信用しないのではなく、とにかく気になったら言わないと気がすまない、
そして「結果」を聞かないと落ち着かない…のです。
「(実家には)毎日行かれないだろうけれど、郵便物はたいして来ないし、きにしなくていい。
ただ○日ごろになると○○の請求書が来るから…」
んなもん、入院翌日に郵便局に転送届け、出してますがな。
「手紙は全部、ウチに届くようにしてある」と言ったら、今度は
「振込みの用紙がきても、あわてなくていい、締め切りまでは日があるはずだから…」
そんなこと知ってますって…なんでそんなことをいうのか…父は振込用紙(電気代など)が届くと、
当日または翌日に振り込まないと気がすまないのです。母もそうでした。
だから、私の場合はなかなか出られないんだから、次の日でなくてもいい…ということです。
そんなもん、いわれなくても私は私の都合でしかうごきまへんて。
そんなわけで、前回何もせずに入院してしまった父は、今回は準備万端、転送届けもちゃんと自分で出し、
何から何までビシッと準備して、入院しました。
検査入院の二日前、いやーちょっと寒々しいわ、と言って、腕を捲り上げましたら、
腕がうっすら赤く、かぶれたようになっていたのです。
実は父は「天パ」でして、髪もですが、腕とすねの毛も天パ。しかも歳の割りに腕とスネは毛深い…。
前回の入院で、いろいろテープを貼り付けられて、はがすときに「脱毛」状態で痛かったから…と、
準備よろしく剃ったわけです。ところがヒゲと違ってカールした長い毛ですから、
そうそうカンタンに剃れない…で、赤くなっちゃったわけですね。
「それってさ、先にはさみで上の方チョキチョキ刈ってから剃ればよかったのに…」「あっそーかぁ」
そういうところは「オトコ」です。で、私は思いました。今度はテープで「脱毛」される痛みはないだろうけど、
肌荒れしたところに貼られてはがされるときは…。しーらないっと。
ついでに前日に「床屋」も行ってきました。元々天パですから、長くするとうねうねになります。
いつも短めにカットしてもらうのですが、しなしなでクルクルなので、スポーツ刈りとか角刈りみたいにはなりません。
でも手術の時、、患部を剃られたので、今度は最初からいつもよりかなり短く刈り込んでもらってきたのです。
アタマも寒いわー、と言ってました。よくよく見れば、ここ数年の苦労でハゲてはいないのですが、
髪はずいぶん薄くなって地肌が見えていますし、数年で白髪がどっと増えました。
翌日、私が行くと、父はもう手術の準備のために、左側前頭部を剃られていました。
「こっちの前半分、もう剃ったんだよ」とアタマを見せてくれましたが思わず言ってしまいました。
「じーちゃん、剃っても剃らんでも薄いし…左右であんまりかわらん」…この親不孝モノめが…。
電話がかけられるようになって、父は公衆電話からかけてきます。
あれだけ全部やっていたのに、まだ何かあるのか…ではなく、
実はお正月早々、少し離れたしんせきで不幸がありまして…。
別の身内が、こちらの事情を知っていまして、心配しなくてもちゃんと話しておくし、
かわりに出すべきものもだしておくから…と。ありがたくお願いいたしました。
昨日はその連絡やら打ち合わせで、実家の留守電とこちらの電話とで、いったりきたり…。
私は父とその身内の付き合い上、たぶん言われるだろうと思いましたので、
帰ってきてから、ちゃっちゃとネットで弔電を打っておきました。
いろいろ気になる父は、ちゃんとあーしたこーした、と報告しているのに、
夜電話してきて「で、どうなった?弔電はお通夜につくのか?」、ぬかりはあるかいな…。
そして本日の電話「あれこれ片付いたし、あとそろそろ気になるのは『確定申告』だな」…。
まだ1月5日でっせ…。
せわしない父を、だれかとめておくれ…。
そして お疲れ様です
我が母は 全部自分で収めてしまう人なので
母に入った情報は母の独断で連絡を切り捨てられ
昨年末にも 突然 ○○さんは亡くなったから
年賀状は出さなくても良いわよ と言い出し
投函寸前の年賀状の束から親戚宛の2枚を
慌てて抜き出す始末
久し振りに親戚や知人と話をすると
話が繋がらず首を傾げる事が多々あるので
それはそれで 大変困っております
読ませていただいて感心致しました。
あれこれと気が回る方だからこそお一人でもきっちり生活が出来るのですねえ~~
我が家の義父は以前からとにかく何もしない人でしたが最近は認知症が進んで大変です。
これは病気とは判りますがやはり周囲の人間は大変。一人でもしっかりと生活が出来る人はそうはなりにくいのではないかと思ったりもします。
とんぼさんも大変だと思いますが頑張ってくださーい。。。
なにはともあれ、よかった。
リハビリしっかりされてくださいね。
爪の垢、両親と自分で煎じて飲みたいです。(^▽^;)
わけても、気持ちと老化にひらきが出て、
仕切ってるつもりで、実は…の両親のぬけっぷり。
抜け方に周囲が影響すくなからずで、ものごとに
よっては、収拾に走り回ってます。
あげく先日「おむかえが早く来ないかね…」
長生きできそうです。
とんぼさんともども、おだいじに。
頑張っていらっしゃるご様子に
拍手を送らせていただいてます。
昔の人(私もよ)にはふたパターンが
あり、自分の出来ることは自分でする!人、
なんでも任せていて、生活パターンが
変っても順応しようともしない人。
周りを眺めてもだいたいその区別になって
いるような...。
お父様はご自分のことをなさることで、
精神バランスをとられていらっしゃると
思っています。実際、私もそちら系です。
本人はそれが普通と思っているのです。
とんぼさんの大変さは理解できますし、
もう少し、任せてくれても、と、
思う気持ちもわかりますが、それが
お父様の生ききる気持ちの張りに
なっているのですから...。
上手に息を抜きながら、ご自分の
健康に注意してくださいね。
でも、お元気そうで◎
ゆっくりしっかりリハビリなさって、少しでも良い状態に維持されるよう応援します。
(フレーフレー!!!お父様!!!!)
なにかと気ぜわしい年の始まりの予感???
(ガンバレガンバレとんぼさん!!!)
私も今年は袋帯を結べるように頑張る!
とんぼ様の状況を一番ご存じだから
少しでも負担を掛けたくないとの
思いなんでしょうね。
リハビリ頑張りながら、アレコレ考えて
おられる姿想像できます。
自分もいずれ行く道かと思いつつ、
年を取ると益々「マイ・ペース」の両親で、
「こういう年寄りにはなるまい」…。
なんていってて、結局同じになるのでしょうね。
ありがとうございます。
父は、たぶんこのままボケずに行くと思うのですが、
母は認知症でしたから、なにかひとつスイッチはいると、
ほんとにしんどかったです。
そばにいるものでなければわかりませんからねぇ。
ほとんど物忘れだけで、なくなる少し前は、もう穏やかでしたけれど。
しつかりしていても、認知症でも、親のおいは切なくてしんどいですね。
ゆるゆるがんばってください。
ひとりで背負っちゃだめですよ。
いえいえ、しっかりしている分、コッチも気が抜けない部分もあります。
それとても「娘にめんどうかけたくない一心」だと、
それがわかるので、ありがたいと思っていますが…
たまに、ちっと気を抜いたらって言いたくなります。
ありがとうございます。
私も「もうちょっと信用してよ」と、内心では思いますが、
一切逆らいませんし、口にも出しません。
父も78ですので、この先の方が短いのはわかっていますから、
父の気持ちに沿うようにしておりますよ。
(こうして書くことでストレス解消してます?!)
父の気の済むように、とそれを一番にしています。
ただ、健康面では、聞いてもらわないと困ることもあるので、
その辺は…ですね。