ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

船旅

2012-10-15 22:48:13 | つれづれ

 

今日は、我が家にお客様で、またしても「気がつけば夕方」でした。

ドタバタといつにもまして押せ押せになった家事を片付け、ほっと一息、さてブログを…と思いつつ、

パッとテレビをつけましたら「世界の船旅」をやっておりまして「飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ」でした。

思わず見入ってしまいまして…前にも見たことがあるのですが、ついついまた…。

 

結局時間切れになりましたので、ムリヤリ過去記事のなかから「船柄」の写真なんぞアップしました。

飛鳥Ⅱとは似ても似つかぬ「ありえない船」です。あまりのいいかげんさに、思わずポチッとしてしまったのですが、

こんな船では江ノ島まで行くのもお断りしたい船です。いや、絵は楽しいんですけどね。

 

とりあえず、飛鳥Ⅱは、残念ながらテレビをつけた時にはすでに「旅の80日目」に入っていまして、

サンフランシスコに到着したところからでした。

実際の船旅は「船に乗っているのが旅」で、到着して現地での観光は何日もかけるものではありません。

それでも世界中「いいとこどり」ですからねぇ。一度行ってみたい?

いやいやそれが・・・私は同じ船で3ヶ月も暮らすことはできるだろうかと、思っています。

パソコンの条件はなかなか難しいらしいですしねぇ(そこですかい)。メールはできるそうですが、ネットは限界アリ。

まあ心配せんでも「行くことはない」でしょうから。

 

番組途中で「2013年度の予定が決まった」とありました。早割もありますとのことでしたが400万円。

それが一番お安い部屋です。どうせなら、と調べてみましたら、

一番お高い「ロイヤルスイート」だと、お一人様2550万円…家が買えるし。

それだって、まるごとの価格じゃありませんからねぇ。オプショナルツアーとか美容室利用とか、

クリーニングもセルフコーナーはあるそうですが、優雅に船旅して毎日洗濯にコインランドリーってのもねぇ。

しかも、正装のパーティーもありますから、私なら「訪問着持参?」うわー…。

料理のシミでもつけた日にゃ「船とめてぇっ!どっか悉皆屋さんのある港でおろしてぇっ!」なんて?

どうにも「優雅な船旅」をしている自分が、想像できません。

 

もう30年以上も前に、母が友人たちと「フェリーで船旅」を経験しました。

今でもありますかしら、横にひまわりの絵のついた「さんふらわー丸」でしたっけ。

横浜からたしか紀伊勝浦までだったかと思いますが、海のない田舎で育った母は、実は海が大嫌い。

というより「こわいから嫌だ」と言っていたのですが、口説き落とされてしぶしぶ行きました。

大きな船ですし、海も荒れなかったので、窓の外見なければ動いていることも忘れるくらいだったと。

しかも、途中で「いるかの群れ」が並んでついてきたのを見たと言って「船旅はいい!」と、大絶賛。

それでも「二度はいいわ」と言ってましたからねぇ。やはり大海原の景色は怖かったようです。

私は母ほどではありませんが、やはり海はねぇ…の方です。

更年期からは「めまい」が持病ですから、三半規管がどうだろか、とそれが心配…なんちゃって、

「だから船旅はねぇ」なんて理由にしたりして。ハイ、ほんとはそんなお金がございません。

最低限の400万コースでも、それだけあったら着物買いますわぁ。

私は地ベタを走る新幹線が、一番好きです!


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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (とんぼ)
2012-10-25 10:27:32
としこ様

こちらこそ、コメントいただけて嬉しいです。

船旅はただの移動にしてしまうと「長いなぁ」ですよね。
船旅は、ほんとにリッチで優雅な旅なのでしょうねぇ。
飛鳥でも、国内の短い旅もあるので、
私もチャレンジしたいと思っていますが、
ほんと、主婦って留守中の家事までたまりますからねぇ。
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Unknown (としこ)
2012-10-23 20:20:38
大変御無沙汰をしております
ずーっと前にコメントをさせていただきました
船旅いいですね
30年くらい前に苫小牧→名古屋まで2泊3日の太平洋フェリーに乗りました
あの頃はその長い乗船時間にうんざりしてきましたが 今だったらまた違うのでは・・と思ったりします
フェリーには必ず医者が乗っていますしね
魅かれます
このところ体調悪くて 行けるうちに行っとこうと(ちょっと無謀)国内行ける範囲で訪れたりしてるのです
飛鳥・・一度くらいだったらバチが当たらないかも・・・なんて
しかし主婦は(たいした仕事していませんが)家を長い時間開けれないです(滝汗)
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Unknown (とんぼ)
2012-10-16 16:05:20
古布遊び様

憧れるのはタダだし、と、いじけています。
世界一周とまで行かなくても、二週間くらいのってみたいもの、
という気持ちと怖いなぁという気持ちと。
でもやっぱり憧れますね。

実物が見えるならなおさらですねぇ。とてつもなく大きいですもんね。
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Unknown (とんぼ)
2012-10-16 16:03:08
アゲハ様

これは男物じゅばんです。記事はこちら。

http://blog.goo.ne.jp/tombo624/e/f6005c053bcfb19750a0f69d163b27bb

じゅばんの柄としては、当時はまぁ当たり前といいますか、
普通にあったと思います。
昔はみんなこういうのを着たんですね。
今はほんとに当たり前でつまらないです。

船しか交通手段がなかった昔は、一等船室と三等では、
はつきり大きな差がありましたから。
タイタニックでも、貧しい人も乗ったわけです。
クルーズがハイソになったのは、飛行機ができてからでしょうねぇ。

私も泳ぐのアカンし、酔いも心配だし、小さい船は敬遠ですねぇ。
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Unknown (とんぼ)
2012-10-16 15:56:42
りら様

おばちゃま二人で「着物クルーズ」、いいですねぇ。
毎日組み合わせを変えて…。
小物や履物で、山ほどの荷物になりそうです?
ハワイをゲタで闊歩したいわぁ。
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Unknown (とんぼ)
2012-10-16 15:50:43
陽花様

まぁもったいなかったですね。
あの船を降りたとき、まだ足元が揺れてる感じ、
あれは嫌ですね。
乗り物酔いは、降りて落ち着けばケロリと治る、
なんていいますけど、うそです。
バスに酔って、降りてからもずっと気分悪かったですもん。

それがなければ、景色もいいし、素敵だと思うんですけどね。
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Unknown (とんぼ)
2012-10-16 15:46:48
べにお様

わかるでしょう!シミひとつで大騒ぎしますよー。

交通手段ではあるけれど、車や電車と違う広い空間の
いろんな楽しみは、たとえフェリーでもいいものですね。
いつか瀬戸内海だけでも、なんて思っています。
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Unknown (とんぼ)
2012-10-16 15:44:37
惠様

柄の面白さはたっぷりですが、帆柱ないし…。
こわいですー。

私も考えたらフェリーにはけっこう乗ってました。
飛鳥みたいな大きな船は、アミューズメント・パークみたいですから、
どこへ降りなくても、中で楽しいのでしょうねぇ。
定年後のご夫婦という感じのカップルが多かったです。
退職金ですかねぇ。
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Unknown (古布遊び)
2012-10-16 12:40:47
「飛鳥」はあこがれですう~~
ゆっくりと船旅をするのが憧れですが、この分だと一生むりでしょうねえ。

我が家から年に何回か入港する「飛鳥」を見ていいなあと指をくわえております(笑い)。
飛鳥はさすがに大きいですね。

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Unknown (アゲハ)
2012-10-16 08:48:35
船のアウトラインは大雑把ですね、人物は細かく描かれていて綺麗。
これ羽織でしょうか???
こういう柄物をどんな方が着ていたのか、興味があるなぁ。

船、一番最近が神戸で海峡を回るコンチェルトに乗ったの...かな。
思い出したら何回かはありましたが、旅にカテゴライズされるようなものじゃない感じです。
例えば宮島に渡る為とか、道後温泉に行くのにカーフェリーに乗ってとか。

昔は海外へも船旅っていうのがハイソのカスタムだったみたいですね。 

あたしなんかは船酔いで半死にするかも。
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良いですねぇ。 (りら)
2012-10-16 02:23:08
クルーズは短いものがこちらで大流行でして、ディズニークルーズだのアラスカクルーズだの、色々宣伝されています。
もう10年以上前に姑に誘われてハワイの島巡りクルーズに参加したことがあったのですけど、楽しかったですよ~。
毎晩船のどこかでいろんなイベントが行われていたり。
まぁ短い航路というのもあるのでしょうが、まったく揺れたりはしませんでした。
残念だったのは、まだ夏の着物などを着始める前で「留袖持参」というのができなかったこと。
また行きたいですわぁ。
次回はご一緒しましょう~♪
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Unknown (陽花)
2012-10-16 00:45:34
上の子が1歳位の時、カーフェリーで九州へ
行きました。折角特等席とったのに海は大荒れ
クリスマスの船上パーティも主人だけで私は
ひどい船酔いでした。
陸に上がってもしばらく揺れていました。
それ以来船旅は敬遠しています。
酔わなきゃ楽しいでしょうにね。
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(笑) (べにお)
2012-10-16 00:00:18
「船おろして! どっか悉皆屋のあるとこでおろして!」の叫びに爆笑しました。
わかる! わかるけど、笑える…。

船旅、憧れますねぇ。
移動手段が楽しいというのは、旅の醍醐味だと思うのです。というか、究極のぜいたく。
その昔、青函連絡船がなくなる直前、連絡船に乗るためだけに北海道に行きました。そして、上陸1時間後②は帰りの青函連絡船に乗って…。
今思えば、なんて贅沢な旅だったのでしょう!
そんなことを思い出しました。すっかり忘れていたんですけどねー。

そこまで豪勢な船旅じゃなくても、いつかフェリーで北海道に行ってみたいと思っています。愛車とともに。
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Unknown ()
2012-10-15 23:34:18
絵柄的には 素敵なものですねぇ

子供の頃 青函連絡船に乗りましたが 
あれは 船旅と呼べるでしょうか
そして 若かりし頃 新島へ行くのにも 船に乗りましたが
単なる交通手段であって 船旅と呼べるような優雅な旅はした事がありません

400万から2550万ですかぁ 勿論それにプラスαですから
ある所にはあるんですねぇ
返信する

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