写真は、今年の実家の「アケビ」です。今年は不作…というより状態よくありません。
大きさ比較は父の手、です。
ちょうど受粉の時期に父が入院していたりで遅れましたし、父が言うには「天気がなぁ」…。
いつもなら毎年摘果とか、葉の掃除、枝の支えなど、父がこまめにやるのですが、
今年はさすがにちゃんと面倒見てやれなかったし…とも言ってました。
その上、あの猛暑や長雨や、シメは台風…でしたから。
あの風ではっぱも傷んでいましたし、実の色もあまりよくなく、全体にこぶりで傷も多いです。
母はアケビが好きでした。食べるものとしてではなく「自分ちのアケビ」が好きだったのです。
母のベッドからは、障子をあけるとサッシごしにちょうど日よけに下がる枝振りがよく見えました。
起き上がれなくなった昨秋は、ベッドの上でアケビと一緒に写真を撮っています。
それから二ヵ月後に母は逝きましたから、あの時はすでに最後の時間だったわけです。
なんとなく、私はアケビが実るチカラを、母にわけてくれたのではないか…そんな気がしています。
だから心臓が人の四分の一しか働いていない状況で入院したのに、肺に水がいっぱいたまったのに
まだ一度持ちこたえて、起き上がることができたのではないかと。
最後の写真は、なくなる数日前に、病院の談話室に飾られたクリスマスツリーの前で、
看護婦さんに車椅子を押してもらっての1枚です。
派手なことは好みませんでしたが、季節のしつらえは大切にする人でした。
「もうツリーの時期なんやねぇ」…そう思ったことでしょう。
アケビのチカラを少しわけてもらって、一年の最後のしつらえを見てから逝った…
なんだかそんなきがするのです。
今年のアケビは、チカラわけちゃった分パワー不足で数も少ないし、実も小さいけれど、
アンタさんも家族なんだねぇ、ありがとねぇ…と、ぼそぼそっとつぶやいて帰ってきました。
さて、お話し変わりまして、またしても…のデキゴト。
この8月にガス台が壊れて…あっおかげさまでやっと使い慣れてきまして、最近はうまく付き合っています。
網でおもちは焼けない…といわれましたが、要するにセンサーのてっぺんにモノが当たればいので、
底板のついた二重の焼き網をのせたら、バッチグー。おもちも厚揚げも焼けてます。
さてさて、そんなある日のこと…食器乾燥機が…。
今度はおまえさんかい…と思ったのですが、これもまた10年以上選手。
実は買ってまだ1年くらいのとき、フタの根元部分、くるりとあけるところですね。
あそこが左右次々に割れまして…それでも半分ずつ残っておりましたので、
しめるときは残っている部分を、本体のでっぱりにうまくかみ合わせて使っておりました。
それが最近今度は「タイマー」が不調になって、時々止まっちゃう…タイマーが止まるんじゃなくて、
止まるのが止まっちゃう…つまりいつまでたってもスイッチが切れないのです。
食器が素手で触れないくらいアツアツになってしまうので、キッチンタイマーを別にしかけて、
時間気にしつつ使っていましたが、先日ついにフタのほかの部分が割れてしまいました。
フタをしても熱気がダダ漏れ…さすがにもうだめかぁ…。急ぎ例によって「何でもそろうアマゾン」へ行きました。
どれを見ても大きいなぁ…。
出始めのころの乾燥機って小さかったんですよ。食器の水切り籠の下に電気部品がついた感じ。
サイズは、今までのものより少しくらい大きくても置けるのですが、できればコンパクトがいい。
うちのものより5cmほどちいさいのを見つけました。ウチは少人数ですしね。
ちゃんと寸法も測ってイメージはしてから購入したのですが…
届いてみたら「ほんとに小さいじゃん」…いくらなんでもこりゃ一人用でしょ…みたいな。
だいたい食器乾燥機の「何人用」というのは、全くアテになりません。5人用とあれば3人用くらいです。
説明についてる写真には「こんなに入ります」と、おそろいの茶碗やお皿がきれいに並んでいますが、
実際に日常使う食器なんて、全部カタチも大きさもバラバラだし、食器のほかに使ったボウルとか泡だて器とか
入れたりするんですよね。私は息子用に使うミルクパンも入れますから、とてもとても…。
失敗した~…どうしよう、返品して買いなおさないと、コレは二台あってもねぇ…面倒だなぁ。
その時頭の中で「電球がピカッ」…はい、よくマンガにあるあの場面ですね。
「じーちゃんとこと交換しよう」…父のところの乾燥機は、確かここより大きかったはず。
しかも今は一人暮らしですから、このサイズでも十分イケる。
早速電話すると「新しいのと古いのの交換でいいのかぁ」いいんです、大きさがダイジ!
すぐに持ってきてくれました。母が具合が悪くなり始めのころに、古いのが壊れて買いなおしたもの。
2007年購入だし、酷使していないので、きれいで大きくて使いやすいです。
一つ難点を言えば「水受け式」…今までのが水受けケースから排水ホースをつけられたので、
水のたまりを気にしなくてよかったのですが、これからはいっぱいになる前に捨てないと、したから流れてきます。
おかげさまで、ムダにならずにすみました。
食器乾燥機は「布巾で拭くより清潔」という一点で使っています。またこれで10年、
あっもう4年目だからあと6年は、バッチリつかうぞ!
ところで…父は何かものを買うと必ずどこかに「いつ買ったか」、モノによっては「どこで買ったか」も、
書き入れるのです。今回も本体の裏に2007.8.23と入っていたのですが…
父が帰ってから、台所にセッティングして、外側を拭きながらちょっと覗き込んだら…本体の前、
フタの締まるその下に「2007.8.23購入 ○○へ(○○はここの町名)2011.9.20」と書いてありました。
たぶん、アチラに行った新品のには2011.9.20 ○○より…と書いたことでしょう。
転居届けつき食器乾燥機、活躍してくれています。
我が家は、インターネット料金を見直したら
パソコンが昇天しました。
税金もこれでいかないかと思っております。
どうか他の家電さん、こわれませんように。
よかったですね。
うちもなが~く使っていて、動いてはいるんですけど、色褪せて、いかにも見た目が悪いので買い替えたいけれど、ちょうど使い勝手のいいのがなかなか見つからなくて・・・結局壊れるまでこのまま使うと思います。大きさ使いやすさって毎日の事ですから大事ですよね。
我が家の両親(母だけかな)も書いていました。
なので 私も自分の物差しなどに書いてあります。
母の時代は墨でしたが 私はマジックで
○○年○月購入 ○子
お父様と同じで、日付など必ず記入していました。
京都旅行の帰りに実家に寄ったときでした。
子どもが金閣寺の飾り物を父に見せた時、早速日付けを書き入れて『こうしておくと良いんだぞ』と。
私も子どもたちもその習慣は身につきませんでしたが、家族みんなの記憶に残る場面です。
えぇもぉばっちり使わせていただきます。
毎日使う家電が壊れるのは、
本当に困りますね。
いまのところ、見回すと後は電子レンジ。
だいぶ前からタイマーが…なんですが、
温めるとかの機能は問題ないので、
なだめすかして、使っています。
もう少しもって!です。
ほんとに今回も、フタが割れなければ、
まだまだ使う気でいたんです。
使い勝手とか大きさって、毎日使うものでは
大事ですよね。
今度のタイマーはゼンマイ式ではなく、ボタン式、
今度はタイマーをバカヂカラで壊さないようにしないと…。
みごとに何でも書いてあります。
プレゼントしたものなど、コッチがすっかり忘れていても、
これはオマエがどこそこでいついつ買ってきたもの、なんていわれて
へぇそうだったんだーって。無責任な…。
私も時々ですが、書いたりしています。
徹底するほどの几帳面さは、受け継ぎませんでしたー。
両親のそういうマメさに、いつも「あぁ書いておくと
こういうこともわかっていいなぁ」なーんて、思うのですが、私にはムリっ!
父の時代の人ってきちんとしてるし、モノを大事にしますよね。