とんでもない夏になりました。
台風の前の大雨水害、そして雨風最強の台風21号による被害、
関空が孤立したニュースで、たった1本の道が閉ざされたことでの閉じ込められた方々のこと、
これからの物流のこと、たった一つの空港が満身創痍になったことで、日本中にいろんな問題が起きる…
と、溜息ついていたら、今度はとんでもない地震です。
私はたまたまあの時間に起きていまして、いきなり「緊急地震速報」が鳴ってびっくり。
画面には「北海道」と出ましたので、とりあえず遠いからここは揺れないな…とのんきに思ったのですが、
そのあとの震度を見てまたびっくり。朝になっての被害のひどさ、なにしろ広いうえに停電です。
東北震災で見慣れた土砂崩れ、液状化現象、道路の隆起陥没の映像が続きます。
津波がないのが不幸中の幸い…とは思っても、もうタメ息しか出ません。なぜこうも次々と…。
自然災害は、よけようもありません。
最初に見たニュース映像は、直後のまだ暗い時間、画面にぼんやり映ったのは、
パジャマ姿で出てきていた人たちで、手に手にスマホを持っていました。
情報を得るとか連絡とかはもちろんですが、灯りがわりにも使っているわけです。
バッテリーがなくなっちゃうよーと思ってみていました。
NHKで、スマホのバッテリーの減りを、少しでも遅らせるための方法なんてのも、やっていましたね。
いくら備えても、それを使えない…ということだってあります。
いつも大災害の時のインタビューで、揺れがおさまっても動けなかった、とか、歩けないから這っていった、とか、
自分の身体を守るのに精いっぱい、という状況を耳にします。
家がつぶれそうになって、身一つで飛び出すということもあるでしょう。子供抱えるので手いっぱい、もありますね。
それでも…備えたってムダ、とは思わずに…と思います。
あまりにひどい被害を見て、持ち出しグッズの点検をしました。
これは「とりあえずキット」です。とりあえず持ち出すもの…いつも寝るときは手の届くところに置いてあります。
以前は厚手の紙袋に入れていたのですが、古いビニールバッグを見つけ出したので入れ替えました。
何がはいっているかというと…。
右上はスリッパ、これ、ホテルのアメニティです。裏がけっこうしっかりしているんです。
その下はLEDカンテラ、その左は軍手、グレーっぽい袋はケータイの充電器一式。
見えづらいですが、持ち手にぶら下がっているのはホイッスルです。
充電器は二つ、実は左のリッパなのを買ったのですが、ケータイかえたらアダプタがあいません。
実際使えるのは、右のちっちゃいの。これ、ハンドル回して充電するタイプですが、回すとけっこううるさいです。
左のは、ケータイ充電はダメですが、実はラジオ、サイレン、懐中電灯として使えます。
左の「S…」というロゴのあるところがライト。豆電球ですけどね。
袋の中は二重底?段ボールをカットしてコの字型に折り曲げ、きっちり台になるようにしてあります。
これの中にはラジオが入っています。
ラジオはTV放送もはいるもの。
画面は見えなくても、テレビニュースを見慣れている私には、NHKニュースが聞こえるとちょっと安心なんです。
こういうものは電池入れっぱなしにしておくと肝心の時に使えなかったりしますので、
電池は入れずに本体にマステではりつけてあります。
あ、カンテラはすぐに使うものなので、一応電池は入れっぱなし。時々つくかどうかチェックして、
予備電池をてっぺんに貼り付けてあります。
左のポリ袋には電気が使えるときのアダプタとか、イヤホンなど、最初から一式ついてました。
避難所などで迷惑かけずに聞くにはいいですね。
そして忘れず入れてあるのが「取説」…めったに使わないものだと、わかんないし~です。
こんなふうにはしていますが、さて、本当にイザという時、これをひっつかんで逃げられるかどうか…。
それでも、私は備えておこうと思います。
防災用品は、ムダになること、一生使わないことを祈りながら揃えるもの、との思いをまた強くしたこの夏です。
みまわれました。
日本だけじゃありませんから本当に地球が
怒っている様な気がしますね。
とんぼ様ほどではありませんが私も最近は
懐中電灯と運動靴、iPhoneを枕元すぐ近くに
置いて寝ています。
ほんとに世界中ですね。
この先どうなるのかと、心配になります。
イザということは、あってほしくありませんが、
備えることは大事ですよね。
経験は力になります。
台風、被害があったんですね。
風がすごかったですから。
お怪我などなくて何よりです。
停電は、一番影響大ですね。
なんにも動かなくなりますから。
また台風が生まれそう…と、私も聞いて、
ほんと「なんでやねーん!」と
思わず声あげてしまいました。
友人と「今年の台風は、多産系」などと話しましたが、
冗談じゃありませんわ。