写真は、以前出したもの「昭和の家庭風呂のおもちゃ」です。
年号のお話しではないのですが…平成も30年、なんですよねぇ。
平成に変わった時、息子はまだ就学前でしたっけ。
あれよあれよと30年。私も息子も昭和生まれですから、年号がかわってからというもの、
何か年数を数えるのに「えーと昭和プラス平成…」と面倒になり、
以来、なにかというと西暦で考えるようになりましたねぇ。
平成の30年は、私にとってはあっというま、といいますか、実を言えばその間に子も育ち、
親は老い、あげく何を急いだか、夫は「じゃねぇ」とばかりにアチラに行き…で、
思えば人生のまんなかあたり、ずっと平成だったわけです。
ここへきて、来年から年号が変わる、平成は30年で終わる…ということになって、
ふと思い返してみたわけです。あまり30年という長さを考えていませんでしたから、
何かというと「昭和は遠くなりにけり…」だよねぇ、などと言ってましたが、
来年からは「平成も遠くなりにけり」が始まるわけで。
着物のことなども、昭和30年代40年代というと、私にとっては、自分の若いころ…の感覚だけで、
ついこの前みたいな感覚なのですが、数字で考えれば昭和30年はもう60年ほど前、ということになり、
戦前のものだわ、と言ったら70年以上前。母の大正期の着物はなんと100年ものですよ。
当たり前のことなのに、今更ながら「時の流れ」を感じます。
ニュースサイトの話題で「昭和の言い方」のことが載っていました。
たとえば「タートルネック」が「とっくり」、なんて感じの言葉です。
いろいろ出ていて、自分もそうだというのに笑っちゃうものもあって…。
私の年代って、子供だったころ親や近所のおじちゃんおばちゃん、お年寄りが言っていたことが、
耳に残っているからおぼえているんですよね。
例えば「カメラ」は「写真機」で当たり前だったし、ハンガーは「衣紋(えもん)掛け」、
シッカロールは「天花粉」、ベビーカーは「乳母車」…、美容院は「パーマ屋」もっとおばぁちゃんは「髪結いさん」、
ベストは「チョッキ」、パンツは「ズボン、もしくはスラックス」。
メリケン粉、えりまき、ちりがみ、首飾り耳飾り…今、私自身が使っている言葉はありませんが、
ごくたまにパーマ屋とかえりまき、なんて言ったりもします。
家の中を見回しても、ちゃぶ台もないし、茶の間もいまやリビングだし、お勝手は台所、いやいやキッチン、
お手洗いは祖母などは御不浄といい、祖父は厠、母はお手洗い、今やトイレですね。
鴨居、長押と言っても今の人には通じず、それよりなにより我が家にはふすまもない!
何もかもがなくなっていくのはさみしい気持ちです。
さて皆様の「昭和語・平成語」はいかがでしょう。
平成の後半15年は、私にとって「パソコン」と出会い、世界を広げられた15年です。
まだ平成はしばらくあるのに、こんなハンパな時期にズレた話題ですみませんが、
ニュースを読んで、ふといろいろ思った次第です。
子供の頃は五右衛門風呂でした。今のように温度
設定湯量もスイッチひとつでちょうどの湯加減に
なるなんてあの頃は想像も出来ませんでした。
日々進化していっているのに思うようについて行けない
です。
次の元号気になりますね。
私たちの時代が、一番いろんなことが
変わった時代だと思います。
お隣のお風呂は薪でした。
伯母の家は、私が20代でまだ五右衛門風呂でしたよ。
今はほんとに便利になりましたけれど、
そのかわり、リモコンないと何も動かないとか、
ボタン壊れたらダメとか、電気止まったらダメとか。
便利の裏側も思うと、少し不便でもいいんじゃないかと
思ったりします。
元号、予想もつかないのですが、楽しみでもありますね。
実家も数年前まで黒電話でした。
ハエ取り紙は、確かにこっちが捕まるのが難点ですが、
実際には、ヘタな殺虫剤よりよくとれます。
我が家はコバエは「ハエトリ棒」専門です。
たまに指先や袖が捕まってます。ははは。
ファッション用語もどんどん変わって、
ブーツカットとラッパズボンのどこが違うんだ、とか、
最近はガウチョパンツだのスカーチョだの
ワイドパンツだのというけれど、写真みれば
どれもキュロットスカートではないか…と、
ひとりで文句言ってます。
元号、少し古風なのがいいなあ…なんて思っています。
頭文字M、T、S、Hはないわけですよね。
と言っても何も思い浮かびませんが…。
それでも私の人生の中心が平成にあった感じで。。
20代はそれこそ、好き勝手に仕事も旅行もしながら過ごし、なんとか20代最後に結婚して30で長女を生んで34で次女を。。
そして、10年位前に両親が他界して。。
そして、平成最後の年に孫が産まれ(;^_^A
次の年号の時代は、老後の大半?を占めることになりそうです(笑)
今や、手のぬくもりの感じられるレトロな?ものに憧れを抱き。。(笑)
チョッキもズボンも。。平気で使ってます(笑)
時々平成用語?が出てこないことがあるのです(;^_^A
ほんと、私にとっても、よほどのことがない限り、
次の年号で人生の終末です。
余りにもすべての変化スピードが速くなりすぎて、
追いついていきません。
これは年のせいだけではないです。
もっとゆっくりでもいいと思うんですけどね。
覚えるそばから変わりますから、
記憶に残るものが減っていくようで…。