塗料のキットが思いのほか早く届きました。トップ写真です。
今日は天気もよく、表は夏の暑さ…ですが、湿度は低く、風通しも上々、
なら「塗り塗り日和」でしょう…と、やってみました。
あ、キットは昨日ご紹介の「壁紙屋本舗」さんからの購入です。
まずは届いた「キット」、私はこれに塗料のついたタイプを選んだのですが、
この「塗りキット」だけでも販売しています。こちらです。写真をもう一度。
忘れてました、これに「キムタオル」というペーパータオルが一枚ついてきます。
白っぽい四角いケースは、バケツの中にすっぽりおさまっていたもの、
作業中に細かいものを入れておいたりしました。
網のようなものは、右の黒いポリバケツのふちにはめ込むと、斜めになって、
ハケやローラーの余分なペンキをしごくことができます。
そしてこちら・・・こりゃ優れものです。布コロナマスカー…
薄いグリーンの部分は、布製粘着テープで、半透明の部分は、たたまったポリフィルムです。
壁の床の下方、巾木などにマスキングテープを使うとき、これを貼ってフィルムを広げると、
そのまま床のガードになるしかけです。
貼って広げると、こんな感じ…。
実は、ローラーなのでさしてペンキも飛ばないだろうと思っていたのですが、
これが意外と、細かいのが飛びます。ポタポタ…と垂れることばかり考えていたのですが、
粒の大きい霧みたいな感じで、飛ぶんですね。広げておいてよかったです。
となると…です。顔や胸あたりも危ないということです。
しっかりガードするなら、マスクも姉さんかぶりも、やったほうがいいでしょうね。
そうそう大事なこと、匂いは全然ないわけではありません。ほんの少しですが塗料っぽい匂いはします。
でも、昔のペンキのように「くさいなぁ」というのは全然ありませんし、気になりませんでした。
匂いがきついからから休み休み…なんてこともありません。頭も痛くなりませんでした。
あ、私はアレルギーもないし、マスクもしませんでした。
もちろん「通気」を考えてやるのは当然のことで、今日はあちこち開けて風の通りを確保してやりました。
ペンキはこちら、これは4リットル缶、畳14枚分塗れるとあります。
壁は14枚よりは少ないけど、この下の7枚分(2リットル)だと、ちょっと足りない気がしたし、
もし三度塗りの必要があったらと思い、こちらにしました。販売ページはこちらです。
では…まずは養生、で、マスキングテープを貼ります。部屋の明かりのスイッチ盤はカバーを外しました。
キットに入っていた濃いグリーンのマスキングテープは、十分用を足しますが、
そそっかしい私は、テープを越えて塗ったりしてしまいました。心配な方は幅広がいいかと思います。
マスキングが終わったら、ペンキの用意。バケツに網をセットします。
これでハケやローラーをしごきますが、網の裏側にペンキがたまるので、
バケツそのものを、網を付けたほうを少し高くして、斜めに置くとペンキが手前にたまってくれます。
ペンキのフタをあけて…これはキットについていた説明どおりにしてみたもの。
クラフトテープをV字に貼ると、ペンキが出やすい…。確かに…でしたが、
実はテープの中側の缶の溝にペンキが広がってしまい。あとで間のフチの掃除に手間取りました。
ペンキを全部使い切るくらいなら、これはいい方法です。
それと、バケツにはたっぷり出さないで、少しずつ…です。
スイッチ盤のまわりや、マスキングテープのそばなどを先にハケで塗って、
広いところをローラーで…一度塗り終了。おもしろいほどスイスイ塗れます。
とにかく乾くのが早いので、まず…ハケはまだ使うなら、ラップの間に挟んでおくこと。
一か所にこだわっていないで、とにかく塗る…ムラのひどいところはあとで修正…です。
実はこの壁紙、元の柄の凹凸がおおきいところちいさいところがあって、溝が細くなっているところは
ペンキが入っていきません。そこで、あまり穴みたいに見えるほどのところは、ハケで修正しました。
でも、二度塗りしたらやっていないところもきれいにはいりましたわ。
さわって手につかなくなっても、念のため更に30分待ちました。
そして二度塗り終了でコレ…。スイッチ盤の横、ふふふ、うっそみたい…。
本物の使用前・使用後
思った以上に、上出来でした。すぐに乾いて、匂いも何も残っていません。
やたらここだけ白くなって、ほかが余計に汚く見える…。
今日はここまで。この塗ったほうの壁の横は、扉などあって、それほど面積広くありません。
少しずつのつもりなので、お天気と家事の都合を見ながら、こちら側だけは、
梅雨前に仕上げたいと思っています。
ではお片付け。
水性なので、手袋していてもついたところなどは洗い落とせますが、服には絶対つけないように…です。
まずはペンキのフタをします。昔もDIYでペンキも使いましたが、きれいにしてフタ閉めたつもりでも、
次に使おうとすると乾燥して取れなかったりします。
で、まずはとにかく缶のフチも、フタの方もお掃除して(水性なので、絞ったボロ布できれいに落ちます)、
ポリ袋を1枚切りひろげ、缶の上に広げてからフタをしてちょっと押し込みます。ちゃんと閉めないと固まりますから。
ポリ袋の回りを2センチくらい残して丸く切ります。そのうえから「プラ用接着テープ」をぐるりと貼ります。
これで大丈夫の予定です。プラ用接着テープは養生テープ、貼ったり剥がしたりがラクで手で切れます。
すみません、ハケなどの写真、撮り忘れました。
ハケは、まず残り分をチラシなどに塗りまくって、できるだけ落とします。
バケツに水を入れて洗います。しごくようにして、ハケの根元から色が出なくなるまで。
布やキッチンペーパーなどで水分をとって、そのあとは普通に乾かします。
ローラーは、これはちと難しいです。まずラップを巻いて、含んでいるペンキをできるだけ絞り出しました。
また使う予定なので、これは洗わず、新しくラップを切って、しっかり包み、
更にポリ袋に入れて保管。これでやってみます。
ちなみに、これだけ塗ったららボロボロ…はありませんでした。
以前スポンジのものを使ったら、一回使っただけで、端の方が崩れてちぎれてしまいました。
これは毛羽があります。後半どうなるか、まだ傷むほど使っていないので、
これはまた様子を見てみます。替えも売っているので安心です。
そしてバケツ…これは簡単です。もちろん残さないように塗るのが一番ですが、
残ったら、缶に戻す…というより、最初からペンキは少しずつ出したほうがいいです。
わずかに残ったら、ペーパータオルなどでふき取りまして…あとは「放置」!
時間がたって乾いてくると…ホラね、剥がれるんです。つまりツルツルの面には塗れないということです。
こんな感じで、とりあえず、右側の壁の一番ひろいところは、見事に明るくなりました。
これなら素人でも大丈夫。思い切ってやってみてよかったです。
あとは「やってみて気が付いたこと、やっておいたこと」。
まず、なんでもそうですが、準備は万全にすること、です。
今回思い立ってから少し時間があったので、元壁の掃除を念入りにしました。
次に、道具を揃えてから一度説明書をよーく見て、アタマの中でシミュレーション…。
写真入りのわかりやすい説明書です。そして、キットのほかに用意したのは、
塗れ雑巾(捨てるような古タオルを水で絞っておくといいです)、ラップ、ポリ袋(台所用の小さいもの)、
念のための古新聞、はさみ、シャワーキャップ、汚れてもいいエプロン。
やってみて、腕にペンキが飛びましたから(洗えばすぐ落ちますが)気になるときや
冬場で長袖を着ているときなどは、腕カバーしたほうがいいです。
髪は念のためにシャワーキャップを用意、高いところを塗るときは、やはりローラーでも、
細かいのがとびますから、あったほうがいいかと思います。
マスキングテープは、幅細めのものが入っています。ほぼ大丈夫ですが、うっかり…が気になるところ用に、
幅のひろいものを用意するか、いっそ柱などはずらして重ね貼りして、たっぷりガードするといいです。
このペンキはとにかく乾くのが早いので、気になるところにこだわっているとそこだけ厚塗りになりそうですから、
全体を見ながら手早くです。ムラがあっても二度塗りすれば落ち着きますし、まだ薄いと感じるときは、
三度塗りすれば完璧です。(部分でやってみました)どこか柱などについているのを見つけたら、
絞ったタオルで手早く拭くこと。そして、ハケは使わないときは、ラップに挟んでおきました。
終わったら、とにかくこれも手早く…バケツのみほったらかしていいですから、ハケとかローラーとか、
ペンキのフタのところとか…。
今はまだ湿度が低いですから、乾くのを待つとか、ちと休憩のときは、とにかく道具が乾かないように、
ラップにくるんだり、ポリやビニール袋でカバーしました。
結局、乾くのをしっかり待って…でも、全体で3時間くらいかな。
あ、休憩長かったです、すみません。塗る面積にもよるのは当然ですが、
今回のところは、前に家具も何もないところだったので、その移動とか片付けとかがない分、
仕事がラクでした。今後のテレビのあるあたりは、そうはいかないと思いますので、
天気と時間を見て進めたいと思っています。
以上、ペンキ屋とんぼのご報告でした。
キットがあるんですね。
とっても綺麗に塗られていてスゴイですね~
今はほんとになんでもありますね。
今日も少しだけ塗りました。
部屋のなかが少しずつ明るくなっていき…
汚いところはますますめだってまーす。