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写真は、久しぶりのラピュタ・ロボット君の一輪挿し。
花簪を入れて、せめてものキモチで北に向けて飾っています。
我が家は「読売」ですが、たぶん他の新聞にも出たのではないかと思います。
これは「社団法人東京医師会の協力を得て…」と、ありました。
広告、真ん中の1ペーシがこちら、そのほかにもあちこち「白地」に文字だけのところがありました。
震災のとき、全国から医療関係者も支援に行ったのですよね。
この広告には、忘れていないというメッセージがありました。
メッセージの一つ一つは、ここでは書きませんが、
たまたま、当日の放送で、現在の医療現場についても、いくつかレポートしていました。
福島の警戒区域のそばの病院は、地元に帰れない人が多くはいってきているため、
患者数が倍くらいに増えているとか。
また仮設ができて、やっとはいれるようになったけれど、病院が遠くていかれないとか、
病院そのものが数が減って、どこへ行っても大混雑とか…。
実際には、病院は都会でも、どこへ行っても待たされるし、お医者さんの数が少ないし、
看護師さんのシゴトはきついし…。
年をとって病院にはいりたくてもはいれないとか、転々と転院をくりかえさなければならないとか…。
被災したところは、更に厳しい状況であるわけです。
支援のためのお金が、どうして?と言うようなことに使われているというような報道もありましたね。
阪神大震災のときもそうでしたが、年月がたつにつれて、風化してしまうことが多くあり、
たまに放送されると「立ち直りました」のお話ばかり。
実際には、震災を境に、消えてしまったもの、元にもどらなかったものも、たくさんあると思います。
忘れちゃいけない…と、やっぱり思います。
それでなくとも高齢化社会の日本、被災地の高齢者の方々、ご病気の方々が強いられるご苦労が、
少しでも軽減されるようにと、祈るばかりです。
ところで…まったくズレた話題で申し訳ないんですが…
新聞の広告料金、紙面で一番高い、といっても大きさの割合もありますが、
同じスペースなら一番高いところは、どこかご存知でしょうか。
これは「新聞社の名前のそば」です。ちょっと前までは「○○新聞」という名前は、最初の紙面の右上に縦書き、
というのが一般的でした。新聞を普通に畳むと、そこがでるからです。
最近は、外国のように、一番上に横向きに入れるようで、我が家の新聞もそれです。
なので、一番高いところは、その左…ということになります。
ここ…
新聞広告は、回数や場所、朝刊夕刊の別など、いろいろな条件によって、
価格がかわりますが、200万から300万する場合もあります。
今回のこの広告は、協力、と言うからにはおそらく通常の掲載とは違うと思いますが…。
真っ白なページ、とても目立ちました。
私、コレ見て思い出しました。
あの震災直後の新聞のテレビ欄。ほとんどが震災関係の放送でした。
もう二度と、こんなテレビ欄にならないように…そう祈るばかりです。
喪中連絡や訪ね人広告も結構な
お値段するんでしょうね。
本当に2年前毎日悲惨な震災画像ばかり
でしたね。
ああいうところは10万とか20万とか…と、聞いたことがあります。
だから尋ね人なんて「○夫、電話ください。まってます」なんて、
最短の文章になるんでしょうね。
ここ数日の新聞にも、かつての写真と、今の状況の写真が並んで載っていました。
被災者にとっては、まだちっとも終わっていないんですよね。