ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

フタ…のお話し

2010-10-03 17:28:44 | つれづれ
写真は、涼しくなって待ってましたとばかりに咲き始めた「ムーンライト」。
オシロイバナも、つぼみのままぱらぱらだったのが、ここへきて咲いてます。


さて、実はまたまたミクシの記事で「洋式トイレのフタを閉めるか閉めないか」
って記事について書いてありまして…。(ゆんさん、お題にいただきましたー)
おシモな話しで恐縮なんですが…あっお食事時間近辺のかた、スルーしてください。
閉める派がやはりちょっとだけ多いみたいです。

まぁネットはなんでもありで、紹介記事のそんな質問に答えがいっぱい。
「閉めない」と言う方のお答えに、あけたとき怖いから、ってのがありました。
ナニが「残って」いるかわからないから…でもこれは、閉めないのではなく
公衆トイレなど、外のトイレでは「閉めないでいてほしい」ですよね。
シンプルに「フタに必要性を感じない」というご意見もありました。
なんで洋式トイレにフタがあるか。ほんとだねぇ…とうなずく。

私は公団住宅にすんでいたことがあります。
今はわかりませんが、当時の公的な住宅の洋式トイレにはフタがありませんでした。
ああいったところは「ムダ」を省きますから、どうしても必要のあるものではない、
ということでついていないんでしょうねぇ。つまり元々いらんもの…?
付けたい人は自費で取り付けますし、退居の時は「現状に戻す」ですから、
フタをはずして持っていかなきゃならないんです。そうはいってもねぇ…。
なので、住んでいた数年間は「フタなし」で過ごしました。
別に不自由も不快も感じませんでしたけどね「習慣」の恐ろしさを感じたことはあります。

妊娠したとき、まだ臨月前から主人の長期出張が決まったので、
早目に実家へ戻って暮らしました。実家は当然フタありです。
数ヶ月後、自宅に戻り、しばらくぶりで自宅のトイレに入ったとき…
パンと「フタ」をあけて、まずは後ろ向きにしゃがんだ私は、
そのまますっぽり便器にはまりこみました。
ぎゃーッという悲鳴に、飛んできたオットは、便器にはまりこんで、
ひっくり返った亀のようにもがいている私を見て
手を引っ張ってくれながらも泪がでるほど笑い転げ「いいから洗って来い」と…。
つまりわずかな期間、実家で「フタあり」を経験したことで、
「トイレに入ったら、フタをあげてすわる」というクセがついていたわけで、
私が自宅でパンとあげたのはフタではなく「便座」だったと言うわけです。
このドジ話しをすると、友人はみな「見りゃわかるでしょうよ」と言うのですが、
だから「習慣」なんですよ。目に入ってくる情報よりも、
「いつもしている動作」の方が優先されるわけです。
ちなみに我が家では、フタありのトイレになってからは必ず閉めます。
誰かさんが「閉め忘れ」が多いのですが…。

洋式トイレのフタは臭いがもれないように閉める、などの意見もありましたが、
昔のトイレを知っている私なぞからすれば、
今のトイレの臭いなど臭いのうちにはいりません。
昔の和式にもちゃんとフタはしましたが、それこそ臭い予防と「防虫」がありました。

「衛生」とか「抗菌」とか、今の時代は整ってきていますから、
嫌悪感もレベルが違います。古い私なんかからみるとすごく潔癖症みたいに感じます。
「水が流れている間にフタを閉めたら水しぶきがフタの裏について不潔じゃありませんか」
という意見もあり、あららそこまで神経質に考えるんだーとびっくりしました。
確かにその通りかもしれませんが、便座でほとんど水しぶきは受けるでしょうし、
元々フタは「背もたれ」ではないのですから、よりかかるわけじゃナシ。
あっだから着物の場合はお太鼓がつかないように気をつけてくださいねぇ。

暮らしが変わると、考え方感じ方もいろいろかわるものなのですよね。
そういえば、まだ20代のころに、後輩を連れて京都へ行き伯母の家に泊まったら
「先輩、トイレにクモの巣があるんです、怖いんですー」と言われて…。
はるか天井近くにある小さなクモの巣を箒を借りてとってやりましたっけ。

さて、トイレのフタのほかにも、人と違うってことありますね。
私、めがねを磨くとき「アンタ、ヘン」と言われたことがあります。
左手にめがねを持ち、めがねフキを右手で持ってレンズをはさみ、
左手のめがねの方を動かす…ヘンですか?
父は「針に糸を通すときは、針の方をうごかすんだ」といいました。
これ、けっこういいです。

あとは「クセ・習慣」というのとは違うかもしれませんが、
実は「扉をきっちりしめる」というのがすきではありません。
「閉所恐怖症」があるのだと思います。
もちろん日常生活のなかで、閉めなければならない場所や場合はきちんと閉めますが、
あけておいても差し支えない場合は、必ずちょっとあけておく…。
家に誰もいないときはトイレもあけて入ります。
エレベーターは実は苦手。だれかと一緒に乗るのはいいんですが、
一人で乗るときはちょっと緊張します。

なくて七癖、歩き方はよくわかりますね。
同じように左右の足を交互にだしているだけなのに、
歩き方は遠くからでもわかりますもんね。
着物を着た歩き姿がきれいになりたいもの、と思っています。

七つものお話しではなくなってしまいましたが、
今日トイレに入るときも、ちゃんと見て入ります。でへへ。

コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  | トップ | 年を重ねる… »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (陽花)
2010-10-03 17:55:33
ほんと、癖ってありますねぇ。
私は、家のトイレは蓋を締めますが、出先での
トイレでは蓋が開いているトイレを意識して
選んでいます。
時々流さないままの非常識な方や必要以上に
トイレットペーパーをカラカラ鳴らして
おられるのも気になります。
お家でも?・・とつい思います。


返信する
私は閉める派です (みっちゃんちゃん)
2010-10-03 18:40:40
夏の間はオフにしていましたが、これからヒンヤリしますからホット便座になりますね、微々たるものでもエコ(節約)のつもり、開けっ放しだとより電気を使いそうで…
外ではなるべく和式を探します、用を足した後申し訳ないけどちょっとだけペーパーを余分に取り、周りを拭いてからお水を流します。お掃除まではしませんが、入れ替わりで入られた方に私が汚したと思われたくないから…
でも、これって私のエゴでしょうか…?
返信する
Unknown (あひる)
2010-10-03 21:28:55
トイレの蓋、いらないですね~。
私は開ける派ですが、家人の
「地震で棚の上のものが便器の中に落ちたら困る!」
という力説に納得させられ、今は閉めています・・・。
あ、やっぱり蓋は必要かしら(笑

便座カバーもホカホカ便座も要りません。
冷たいのは一瞬、気合で乗り切ります。
「最近は便座が暖かいので、冬でも菌が大繁殖している」
という話を聞いて、ますます冷たい便座好きに・・・。
返信する
節約 (うまこ)
2010-10-03 23:29:04
便座カバーは嫌だと夫が言うので
寒くなると暖房便座です。
夫は蓋をする方が便座が冷えなくて
電気代が節約になるから
蓋を閉めろと言うのでそうしています。
本当のところは知りませんけどね。

そして蓋をしたまま座ったり
便座を上げて座りかけたり・・・・
そんな経験もあります。
ちょっと似ていますね・・・
返信する
Unknown (とんぼ)
2010-10-04 15:00:03
陽花様

最近は「外」だとひどい場合がありますね。
洗面所なんかでも、髪をとかして
櫛に付いた毛を、平気でぱらぱらそのへん
落としていたり。
どうせ誰だかわかりゃしない…でしょうか。
誰もいないところだからこそ、
気を使ってほしいですよね。
返信する
Unknown (とんぼ)
2010-10-04 15:03:37
みっちゃんちゃん様

小さなことだけど、大切だと思うこと
いっぱいありますね。
私は公衆トイレで足元に散らばっている
トイレットペーパーの切れ端が気になります。
ミシン目が入っていないから、
あちこち飛ぶのでしょうけれど、
私も、ちょっと紙を切ってつまんで捨てたり、
気をつけますよ。
手を洗えばすむことですから。
そういう気遣いを日本人はしなくなりましたね。
返信する
Unknown (とんぼ)
2010-10-04 15:06:14
あひる様

モノを落とす…それはありえますねぇ。
私、めがね落としてますし…。
私なんて20過ぎまで和式でしたから、
お尻をくっつける「洋式」は、
最初なんだかとても不潔に感じました。
慣れた今でも、外の便座は、
やっぱり抵抗感はありますね。
仕方ないかで座ってますが…。
返信する
Unknown (とんぼ)
2010-10-04 15:09:25
うまこ様

あの節約ってのも、ほんとのところはわかりませんねぇ。
とりあえず、暖かいのはありがたいと思っています。

フタの上に座る…これもやりましたね。
ナニを考えていたんだか…。
でも、うまこ様もそんなことがあるんだと
ちょっとほっとしました!
返信する

コメントを投稿

つれづれ」カテゴリの最新記事