ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

たっだいま~です!

2006-04-28 18:11:57 | つれづれ

みなさま、出発の際はいろいろお励まし、ご忠告、ありがとうございました。
木曜日夜、霧雨の中を無事帰宅いたしました。
まとめてで申し訳ありませんが、コメントとご心配、重ねて御礼申し上げます。
ちゃんと歯も磨いたし、お財布もすられなかったし、荷物も取られなかったし
カゼひかなかったし、骨董市ではちゃんと値切ったし、忘れ物もしなかったし、
ホテルのアメニティグッズはちゃんと持って帰ってきたし?・・
ま、それでもやっぱり「珍道中」エピソードは、避けてとおーれなかった!
それでは「とんぼの浮かれ旅始末記」です。

まずはとんぼがどこへ飛んでったか・・京都でしたぁ!
最初の写真は、いわずと知れた「お東さんのおローソク」、京都タワーです。
あっ、お東さんのおローソクをご存知ないかたのために・・、
京都タワーは昭和39年に開業した、131メートルの展望タワー。
京都は、美観を重視して高いビルには厳しい制限がありますが、
このときはどうだったのか、とにかく駅前でも今のように高いビルはなく、
その中にこのタワーがビョーンと建ったわけです。
地元の人の評判はあまりよくなかったようで、
京都人特有の、ちょいと皮肉った呼び名がつきました。
それが「お東さんのおローソク」で、タワーの北側すぐそばにある、
天下の名刹「東本願寺」の「お灯明」・・という意味です。
建築したほうは「海の見えない京都を照らす灯台」のイメージだそうですが、
そもそも海が見えないんだから「灯台」作ってもシャーナイと思うんですが・・。
とりあえず、タワーには今ではお天気カメラもついているそうで、
それなりにお役には立っているんですね。下はホテルやお土産やさん、
展望大浴場もありまっせ!とんぼは、もう何十年も前に一度展望台に行きました。

今回の旅、いつもの仕事中心の旅より、もぉ~っと楽しみな目的がありました。
ブログで知り合ったかたお二人と、お目にかかること!
たまたまお二方とも関西在住で、二日続けての楽しい初対面となりました。
このことについては「出会い編」で・・・。

さて今回の旅の仕事部門?は・・・毎月25日に開催される
北野天満宮の骨董市「天神さん」での古着探しとリサーチ。
私がネットオークションを始めた直後は、実はネットのほうが
確実に「安かった」のです。もちろん品物にもよりますが、
たとえば小物の材料にするような錦紗の古い晴れ着とか、
子供のきれいな着物とかあとは、今若い人に人気の銘仙とか、
どれをとってもほとんどの場合ネットのほうが割安でした。
実際お店の人も「このごろはネットばやりで売れなくなった」と
こぼしていたりしたんです。私は素人ですけれど、ここへきてまた少し
ようすが変わってきたように思います。
ネット人口が急速に増えたせいだと思うのですが、出品者、入札者の数が
急激にふえたことで、ネットでの落札価格が高くなってきています。
私が始めた頃より、かなり割高感があるのです。
そうなってくると、今はちょうどごちゃまぜ・・といいますか、
骨董市のほうが高い・・とは言い切れなくなってきたように思います。
どんな場合でも、市に行くと「掘り出し物」はあるものですが、
見つけやすくなった気がします。私の場合はあくまでシゴト用ですから、
自分が着たいなぁと思っても、めったに買いませんが、
そこそこ得だわ・・と思うものがいくつかありました。
今回の戦利品は、順次ご報告させていだたきます。

もうひとつの目的は和小物のリサーチ、なにしろ京都は和小物てんこ盛り、
本場中の本場ですから、角を曲がれば「和モノ屋さん??」というわけで、
あちこちの和小物を見てはアイデアや素材、価格などチェ~~ック!!
それほど次々と「新製品」がでるわけではありませんが、
柄の使い方、柄の流行などはさすがに新しいものがいつも並びます。

それではようやく、旅のご報告「本編」突入です。
えっ?今までのは前置き?・・すんません説明長くて・・・。

まずは一日目、出発直後から「珍道中」の始まり・・・。
今回とんぼは、以前ブログで写真を載せました「男物襦袢」を作り変えた
「道中着」を着ていきました。「吉原通いのホイ籠」柄、こんなのです。
下は見えてませんが、着物ではなく「かるさん」、古い紬で作ったものです。
(うしろのシャレた玄関は、京都は嵐山の「オルゴール博物館」の入り口です)



実は前日まで「4月も下旬、歩くと暑いし」と絽の道中着を準備していました。
ところが天気予報では、こっちもあっちも朝は10度を切るし、
昼間も気温があがらない・・おまけに北野天満宮は、少し山側にあって、
市中よりやや寒いのです。こりゃアカン・・とあわてて「ホイ籠」のほうを
引っ張り出して、絽のほうは畳んで荷物に入れました。
ジサマが駅まで送ってくれるというので、おおあわて・・。
仕立ておろしなので仕付け糸を取り、戸締り調べてバタバタ車に乗り込みました。
最寄駅までおくってもらい、私鉄に乗って、横浜で市営地下鉄に乗り換えて・・。
とんぼのアタマの中は、これから行くところ、お会いする人のことで満杯!
ドアの脇に立ち、オツムの中は、楽しいことで、お花満開状態。
ふと気がつくと、地下鉄の真っ暗なガラスに写った左袖に白い線(仕付け糸!)
バタバタしていたので、左袖の袖口から下、取り忘れていたのです。
母から「ときそ(仕付け糸の取り残し)は、裸で歩くより恥ずかしい」・・と
いつも言われていたのに、これじゃ完全に「ストリーキング?」、
あわてて、ドアの角に隠れるようにして、そぉ~っと糸をひっぱりました。
幸い、切った残りですので、短いのが一本するっと抜けました。
その下の糸を、これまたそぉ~っと引いたら、コレはだめでした。
あっという間に、袖にキレーにギャザーが寄ってあがっちゃいました。
あわててムリにひっぱってプチッと切ると(ダメですよ、ほんとはこんなこと!)
袖はするりとさがって納まりました。やれやれとりあえずよかったと・・。
ところが、すぐ横の座席にいた若いおねーちゃん、ずっと見てたんですねえ、
目の前で着物の袖がしゅるしゅると緞帳のようにあがっていき、
きれいにたたまれたと思ったらいきなりすとんと元にもどったものだから、
目を白黒・・私のカオと袖を交互に見比べてポカーンとしています。
「やっどーも」・・ニタニタ・・へへへ・・。
新横浜へついてとんぼが真っ先に探したのは、
お昼のおべんと売り場じゃなくて、糸を捨てる「ゴミ箱」・・でした。

さて、ようやくおべんとも買って、新幹線にのりました。
荷物を落ち着け、さてさてゆっくり車窓でも眺めて・・と
イスをリクライニングさせて、どーんとよりかかったら・・
アタマのまげが突っかかって、ちゃんとよりかかれません。
「シマッタ、毎度座ると思い出す、もーちょっとマゲを下にしないと
これなんだった!」と、何をいまさら・・・。
アタマをもたせ掛けるとマゲがじゃまして首が前に折れるのです。
リクライニングでお辞儀してどーする・・。
結局京都まで、とんぼは窓ガラスにおでこをくっつけるようにして、
一人寂しく外を見て、まるで傷心の旅のごとく背中丸めて座っていたのでした。
よっかかりたかったよぉ


本日は「旅立ち編」でした。えっ?これだけ?
はい、すみません、何しろ全編書くと、もんのすごく長くなると思いますので、
明日からいろいろエピソードをつづっていこうと思います。お楽しみに。
あっひとつ「おまけ」、これは息子へのおみやげ。
京都限定版の「京野菜サブレ・缶入り」、かぼちゃ、にんじん、笹ちまき味!
それから「ランチクロス」着物にかんざしのミニーさんがかわいいでしょ。
ランチクロスには「京都の名所」がいろいろ入ってます。








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8 コメント

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その「道中着」 (てっちゃん)
2006-04-28 20:15:26
先日はどうもでした。

あの時は後ろ姿ははっきり拝見できず、ほんと素晴らしい図柄の「道中着」ですね、

後から、主人が『目を引く「道中着」を着て歩いている人を見かけた・・・・あの人だったのか』と申しておりました。

ほんと「吉原通いのホイ籠」ネーミングも良いですね。

次回はもう少しごゆるりと。
返信する
Unknown (陽花)
2006-04-28 21:00:25
とんぼ様



お出会いできて本当にうれしかったです。

「吉原通いのホイ籠」の道中着と何だったかと

ずーっと思い出せずにいましたが「かるさん」

だったのですね。すっきりしました。

それにしても、とんぼ様は小説家?と思うほど

です。いつもながらついつい引き込まれて笑いながら

読んでいました。
返信する
おかえんなさ~い♪ (うまこ)
2006-04-28 21:39:08
ご無事で良かったです。

旅紀行楽しみにしま~す。
返信する
おかえりやす♪ (ぶり)
2006-04-28 21:52:05
きゃは、お東さんのお蝋燭が、はなに出るとは思いませんでしたぁ。 今は、京都駅ビルに隠れて、新幹線ホームから、よう見えへんようになった。



旅のお話、むちゃくちゃ楽しそうな気配がします。

楽しみでーす
返信する
おかえりなさい (蜆子)
2006-04-28 22:07:57
おや、京にお住まいでしたか?っていうことがわかったかたがいらっしゃった、

お疲れ様でした。

楽しそうな報告ありそう、楽しみにしております。
返信する
Unknown (とんぼ)
2006-04-28 22:50:50
次の原稿を書いていましたら、こんなにコメントが・・遅れてすみません。



てっちゃん様

こちらこそお世話になりました。

ご主人様とも、どこかで遭遇していたのですね。

よろしくお伝えください。



陽花様

こちらこそ、ありがとうございました。

陽花様の薄紫の羽織、とてもステキでした。

ああいうやさしい着物が似合うようになりたいなぁ!



うまこ様

なぜか毎度のズッコケ・・こりゃ直りません。

続きをお楽しみに!



ぶりねぇ様

京都駅がとんでもなく「変化」してからというもの

おロウソクも、ちと使いさしの長さ?ですねぇ。



蜆子様

失敗談ばかりですが、お楽しみいただけたら

幸いです。なんでこうドジなんでしょ・・。

返信する
お帰りなさいませ!m(_ _)m (萬屋千兵衛)
2006-04-29 08:38:30
京都へ行ってたんだって?

良いとこへ行ってのね~!



そう言われりゃあ、我々着物仲間としては、

メッカみたいなもんだから、私も荷物持ちで

付いて行きたかったなあ!



これからしばらくは、自慢話が続くんだろうなあ(笑)

いいよいいよ、聞いてあげるって!(笑)

とりあえず、無事に帰ってきてホッとした!
返信する
Unknown (とんぼ)
2006-04-29 13:46:20
荷物持ちだなんぞとそんな・・

ぜひお願いして・・??



お見送りのお言葉、ありがとうございました。

無事戻ってまいりました。

自慢話というよりは、ズッコケばかりです。

桜はおわってたけど、いい旅でしたよーっ。
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