ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

この程度の雪では…

2012-02-29 22:02:49 | つれづれ

 

都会は雪に弱いですからねぇ。雪国のかた、笑えるでしょう?お恥ずかしいですホント。

もう朝からしんしんと…降るわ降るわの大盤振る舞い。

あっというまに坂道はゲレンデ状態、時々屋根の雪がドサッと落ちると、けっこう音が大きいのでびっくりします。

久しぶりの「このあたりでは」大雪。道行く人もほとんどなく、車は通らなくなりました。

予定としては「♪雪は降る~」で始まって、「♪雨雨降れ降れもっと降れ~」で、ラストは「♪溶けて流れてノーエ」…

のはずだったんですけどねぇ…。

雨にはならず、そのまま小降りになってやみました。

さすがにもうこの時期の雪ですから、やめば溶け始めます。

写真の上部分が暗いですが、我が家のカーポートの透明アクリルの屋根。たっぷり積りました。

 

まぁせっかくの雪ですから?ちめたーい…といいながら写真撮りまくり…。

こちらは鉢植えの雪よけに、と、幅広のスダレをフェンスにかけて置いたもの。

かけといてよかった…けど毛布が干してあるみたいですよね。

 

      

 

横浜は積雪5センチって言ってましたけど、これで5センチ?

ゲタで歩いたら「二の字・二の字」どころか、めり込みましたわ。

 

        

 

そしてこちらがおなじみの「横の坂道」、午前9時ごろ…ゲレンデになりつつあるときです。

 

        

 

やんでくれて溶け始めましたから、それはいいのですが道路は…車が通りだしたら、もうシャーベットです。

明日の朝、というか3時ごろですが、牛乳配達の方がきます。

せめて配達に入ってくるところまで…と、さきほどシャベルで雪かきをしてきました。

 

毎度のことですが、今日もケガ人300人近く、事故は1800件とか…どうして懲りないんでしょ。

確かに準備万端でも転ぶこともありますが、ある男性がインタビューで「革靴ですね」といわれて、

「そうなんですお客さんのところに行くので」…。ん~どうなんだろ、とおもっちゃいました。

確かに長靴やスニーカーでは見映えが悪いかもしれませんが、滑り止めのバンドもあるし、

なにより、もし転んでケガでもしたら、お客様のところへも行かれないでしょう。

私がその「お客さん」だったら「この雪の日に革靴かい」と、逆に危機感のなさを思いますね。

 

北国のようにこれが毎日続くわけではないから、という油断と言いますか、

いっとき気をつければ…なのかもしれませんが…。車やバイクもそうですよね。

さっき雪かきしている間に、勇敢にも?坂を登ってきた車がありました。

案の定、あと5メートルが上がれなくてエンジンはブォンブォンいってるし、

タイヤはキュルキュル空回り、車体は右に左にぶれるし、進みそうになってはズリッと下がる…。

小学生の女の子が、坂を下りていくのに立ち止まってしまいました。

スコップもって行こうかと思ったとき、ようやくブォンと前にすすみましたので、

急いで道路を見て、幸い左右から車がきていませんでしたので「そのまま止まらずに」と、合図して行かせました。

みたら私くらいの女性…オバサンは度胸はいいけどね、やっぱ考えて乗ろうよ…。

 

私、実は雪で転んでがケガしているんです。学生のころですけどね。しっかり「革靴」で。

忘れもしない「卒業式の予行演習の日」…。雪はやんでいたのですが、しっかり積っていました。

当時住んでいたところは、これまたものすごい坂を下りたところが「駅」でして、

その坂のてっぺんまで行ったら、サラリーマンとかOLさんとかが数人で坂を見ながら立ち止まっていました。

なにしてんだろ…と思いながら、横をすり抜けて坂の右側を降り始めたのですが、5歩くらいでズルッ!

その坂道、車も通らないような狭い道で、道端はちょっと側溝がむきだしだったり、雑草が伸びていたり…。

どうやら、雪に隠れた側溝との境に足を乗せたらしく、それでひねってズッテン…。

花も恥らう乙女…いえまぁその年頃だったってだけですが、一応恥ずかしいです。

急いで立ち上がろうとするのに、雪に足突っ込んでてまたもう一度、まえのめりにズボッ…。

すると立ち止まって見ていたミナサマが…「やっぱ滑るよね、遠回りしよう」「そうですね」…と、脇道の方へぞろぞろ。

オーイあたしゃ実験台かいっ、誰か手を貸そうというヤツはおらんのかっ!

このとき、足首はひねるわ、手のひらすりむくわ…出がけに母は「長靴をはいていけ」と、

うるさくいったのに…かっこ悪いからいや、と、いつもの革靴でいったのです。 

あの日から…アタシは雪の坂道が恐いのですっ!(革靴でいいやって気持ちもワカランでもないのですけどね)

あのころはまだ若かったし、やせてましたからね、アレですんだと思いますが、

今ならたぶんそのままゴロンゴロンで、雪ダルマになったと思います。

 

 

今日は、しまってあった鉢植えを並べ替えたり、雪よけのダンボールを片付けたり、

スダレの雪の始末したりで、ちっと疲れましてグターッとしていたら遅くなりました。

明日はまた着物話題を考えていますので…。

今回の雪にあわれた地域の方、明日の朝は「凍結」にくれぐれもご注意ください。 


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6 コメント

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なんと・・・ (陽花)
2012-02-29 23:30:15
スゴイ雪、こんなに積もったんですか。
雪の珍しい地域ではたまには雪景色をと
思いますが、今年のように豪雪では
うらめしい雪ですね。
私も雪で一度怖い思いしましたから、
ほんの少し雪が積もっても外へ出るのは
控えたいです。
道が凍結したりシャーベット状になったり
後が大変ですね。
足元お気をつけ下さいね。
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春は・・・ ()
2012-03-01 09:44:26
降ったようですね。テレビで見ましたよ。
普段雪の少ない所では、大変なんだなあと思います。
半年も雪に埋もれる北国の人間ですら、けがをしたり雪で亡くなる人も多く居ます。
小学生の娘も下校途中に滑って転び、右肘を骨折しまして・・・ようやくギブスは外れましたが完治までは、あと一ヶ月くらいかかりそうです。
夏になれば溶けるから・・・とは思いながら、さすがに3mも降れば(総降雪量だとか)呑気な事も言えません。
今日から3月。現在の気温0度。暖かいです。
南の方では、おそらく今月中に桜の便りが聞こえるのでしょうね。
地図を見て小さな島国と思った日本ですらこんなに広い、世界は「どんだけ~」な広さなんだろうかと・・・
あ、すいません話がズレました
春が待ち遠しいですね。
返信する
あるんですよ (akkomam)
2012-03-01 11:20:25
もう8年ぐらい前に花巻温泉に友人と
5泊でいきましたときには雪の日には
ブーツの底に履いてつける滑り止めの
器具を持っていきましたが、
雪の少ない場所に住んでいるとはいえ、
準備の悪いことこのうえないですね。

革靴であるいているほうがずっと
格好悪いと思うのは私だけでしょうか。

必ず、滑った、骨折した、ぶつけた!など、
事故がおきますもの、出かけないのが
一番ですが、勤め人はそうもいかない
のですが、ヒールで歩いている人が
映し出されるとちょっと性格が悪くなる
私がいますね、反省はあちらに譲りたいです。
返信する
Unknown (とんぼ)
2012-03-01 18:18:21
陽花様

おかげさまで、これだけふっても「春の淡雪」の部類で、
昼間には道端の残雪だけで、ほとんど消えました。
降る時間にもよりけりで、朝降り止んだら、
とたんに全面雪かきですわ。
新聞を取りに出る時間はまだじゃりじゃりとツルツルで、
危なかったです。
今年は寒い冬ですね。
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Unknown (とんぼ)
2012-03-01 18:21:03
夢様

お嬢様、痛い思いをなさったんですね。
骨折は時間かかりますから、くれぐれも
お大事になさってください。

雪国に比べれば…といつも思うのですが、
なれない分、何をするのも気を使います。
今日は15度にもなって、おかげさまで
あっというまに溶けました。
気温をそちらにお送りしたいですわ。
日本列島、広いですねぇ。
返信する
Unknown (とんぼ)
2012-03-01 18:24:52
akkomam様

昨日今日と、雪のニュースをやっていますが、
ダレもがみなへっぴり腰やらヨタヨタやらで
歩いているのを見ていると、
私も性格ものすごく悪くなります。
ひとりかかとの高い靴で自転車乗って
ヨロヨロよれている女性を見たときは、
「自殺行為だ」と思いましたよ。
じぶんだけは大丈夫…なんて思っているのでしょうか。
危機感薄いですよね。
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