どこかの物置みたいな写真ですみません。実際物置みたいな状況になったんですー。
我が家の台所は、やたらに狭くて使いづらい…と、文句言えないんです。私の設計なので…。
見込みが甘かったのですが、動線をほとんど考えずに家具など配置したため、あっちへ行ったりこっちへ行ったり。
ずっとやっている「おかたづけ」で、たいぶ食器も減ったし、後生大事にとっておいた紙袋だの箱だのも、
ある程度まで処分したし…それでもいわゆる「食品庫」がないため、あっちに乾物、こっちに缶詰と、
そのたびにウロウロしてました。散々考えて、2階に置きっぱなしの小さなタンスをおろしてきました。
タンスといってもベビーダンスみたいなもので、母が買ったもの。それが上の写真のものです。
実家にあるときは二人分にちょうどいい、と両親がお茶の道具や菓子皿菓子鉢、
下の引き出しにはお客さま用の湯のみなどを入れていました。
息子が生まれたとき、まださほど使用していなかったため、ベビーダンスにともらいました。
ということは…すでに40年近いわけだわ…物持ちのいいこと。
息子がまだ小さかったころは、十分タンスの役目を果たしてくれましたが、体が大きくなってきて、
間に合わなくなってからは、私の裁縫用の道具や生地、手芸綿などを入れるようになり、
船橋から引越してきてからは、またまた用途がかわって2階での作業のときに使うお茶道具やお菓子など、
入れておりました。さらにそういう使い方をしなくなってからは、要は「使わないあれこれ」の収納庫?
すでに10年以上そのまま放置されていたものです。
部屋の片隅におかれっぱなしだったものをしげしげ見たら、まだまだ使えます。
マジックリンでふいたらけっこうキレイになりましたし…。
カメさんのシールは、息子が赤ちゃんだったときに貼ったもの。人に見られる場所ではないのでそのまんま。
ベビーダンスとはいっても、2階からおろすのは、まず引き出しを抜いて、棚板をはずしてと、
なかなか手間がかかるものです。やっとおろしたら、肝心の台所に入れる手前を片付けないと通らない。
そのため、まだまわりがゴチャゴチャのまま写真撮りましたので「物置の中」みたいになったわけです。
昨日半日がかりでエッサホイサ、ワッセワッセとやりました。昨夜はもうそのまんまほったらかして寝ましたー。
で、今日はいよいよ「どこに何を入れたら使いやすくなるか」を考えて、缶詰類や乾物、それらのストック。
そして我が家では欠かせないパスタ類、麺類、おだし用の昆布や鰹節…。
ぱっと使うものは調理台近くの別の戸棚に小分けで入れて、なくなったらこのタンスから補充する…と、
やーっと動線が少し整理できました。もっと早くにすればよかったぁ。
片付けて場所を決めながら、ついでに賞味期限を調べて…ありましたよ、古いものが。
それと、そんなやりかたしていたので、開封してあるのに忘れて奥のほうにはいっちゃってて、
もう固まっちゃってたり。もったいなーいといいながらも整理して処分。
このごろは物忘れも順当に?進んでいますから、つい、ストックあるのに買ってしまう。
それも気をつけられるよう、戸棚の中はお揃いのプラカゴを並べて、すぐに引き出して見えるように。
「あれっ?あると思ったのになかった」があるので、それもわかるようになりました。
シーチキンの缶詰が8個もあって、食べてから買えってば…とひとりごと。
とりあえずみたいにおいてあった野菜用の3段ストックカゴがふたつ、不要になりました。
まだ完全に終わっていませんが、ちょっと広くなったし、使い勝手もよくなったし、
がんばったかいがあったかな、と思っています。
それにしても…こうしてみると、私はゴミと不用品の中で暮らしているのか…と、思います。
断・捨・離、とりあえず一段落まで、やっと来た感じです。
読みながらホント、ホントと思ってしまいました。
私も同様、ごみと不用品の中で暮らしております!
かたずけてもかたずけてもどうしてこうも色々なものが出てくるものやらーです。
私はいつになったら片付くのかなあ~です。
つくづく「チカラがなくなったわ」と思っています。
いくらでも出てくる「まだ使えるかな」のモノ。
もう使わない、と、思い切っての日々ですー。
「所帯の長さは、モノの多さ」と、母が言ってましたが、
実感しています。
シンプル・ライフは、はるかかなたの夢ですわー。