以前と比べて、パラリンピックへの注目度も高くなった気がしますし、
放送もずっといろいろやるようになりました。嬉しいと思っています。
スポーツ義足は、芸術品ですわ。チェア・スキー、足があっても私はあんなに早く滑れません。
先日「為末氏」が、アイスホッケー(アイスレッジ)の用具を付けて、実際に氷上に降りて試してみましたが
あのアスリートでさえ、バランスがとれず「曲がるときはどーすんですかー」とやってました。
人間は強いものです。なくした部分を補って、さらに強くなるんですから。
さて、先日終わったオリンピック関連のニュースで見つけたのが「アナウンサー(インタビュアー)の舌禍事件」。
私もこれ、とても気になっていました。
元々日本人ってインタビューベタだと、ずっと思っていました。
なんであんな当たり前のことしか聞けないの?とか、なんてつまらない質問なの?とか…。
そういうことには慣れていますが(慣れたかないけど)、私が一番唖然としたのは、
小平選手がメダル確定した後のインタビューで「観客席の方をみたけれど眼がかすんでみえなかった」と言ったら
女子アナが言いました。「なんで眼がかすんだんですか?」…聞き方ってあるでしょーがーと思いましたわ。
誰だって「涙でかすんで」と思うし、それだけ感激したり、お礼の気持ちだったり…の感極まった感情でしょ。
「涙で目がかすむくらいの喜び?それとも観客席の皆さんへの感謝?」「その両方」…くらいの会話になるはず?
この小平選手には、さらに「闘争心あふれる、まるで獣のような滑りでしたね」と、これは男子アナ。
「まるで獣のような」は言わなくてもいいでしょ。これはネットでも批判殺到したそうです。
宮原知子(フィギュア)選手には、4位だったことで「残念な結果になりましたが」とやった…。
メダルをとれなかったのは残念…はわかりますが、入賞はしているわけですし、
とれなくて残念…は、気持ちはわかりますけれど、そこで言っちゃゃダメでしょう。
報道する側にもいろいろ事情がある…と言うようなこともかいてありました。
元プロデューサーの方のお話によればですが、スポーツ中継の担当はベテランと中堅が組み合わされるとか、
冬季より夏季のほうか重要視されるとか、持ち回りの順番待ちといった状況なので、
東京五輪用によいアナウンサーを送るためにやりくりして…とか…。
腹の立つ理由です。出場しているのは「日本の代表選手」です。
お勉強中だの、東京五輪用にとっておくためにほかを回すだの…そんなこと理由にしていいわけがありません。
それにインタビューと言っても、事件や事故の突発的なことではなく、
ある程度の予測は立つ状況です。メダルをとるかとらないか、記録はどうか、前もってのシミュレーションくらいできるはず。
それになにより「なんで眼がかすんだんですか」、を聞いていると、今の人は語彙が少ないと感じます。
仮にも「言葉を操る仕事」をしているのですから、こういう時はこんな言葉…というのを、
日頃から学んで…いないのか?フシギです。
聞かれる方も、慣れたもので「またこの質問かい」だったりするのでしょう。だから答えもおんなじです。
予測のつく質問「このキモチを誰に一番先に伝えたいですか?」
「アタシに向かってぜったい勝てないって言ったヤツ」なんてことには絶対ならない…。
パラリンピックは9日から、アナウンサーのインタビューは全部飛ばしてみたいと思っています。へへへ。
インタビューを聞きながら、これってどう答えればいいの?と思うことがよくありますね。
年々酷くなっている感じがします~
昔はNHKのアナウンサーは話の聞きだし方が上手だなあと思っていましたが、今はさっぱり! 表面をさっと撫でているような感じで
話が深まっていかない。
聞いていてがっかりすることがよくありますね。
聞いていることがよくありますね。
実況中継は難しいとは思いますが、もう少し
それが聞きたかったという風になるといいのにと
思います。
ほんとにイライラすることがあります。
「~ということで~だと思いますが、今のお気持ちは?」
「だからアンタが今言っちゃったわよ」みたいなことも…。
どうせこういうことしか聞かないだろう…ばっかりですね。
どういう教育をしているのかと思います。
世代交代がうまくいかないんですかしらねぇ。
今終わった試合…なら、よく見ていれば、
いろんな質問が考えられると思いますよね。
何か試合が終わるたびに、あ、インタビューなら見ないわ、と
チャンネル替えちゃったりします。
どうせあとで、また同じようなことをニュースでやりますしね。
なんとかならないですかねぇ。