といっても父のところです。
倒れる前に予約してあったので、取り消すわけにも行かず、
入院もあって延ばしてもらっていたのですが本日納車となりました。
以前の車は、足腰弱った母のために買い換えたもので「ポルテ」という車。
車高が低く、足を高く上げなくてもスルリと乗れますし、ドアはスライドで運転席からボタンで開閉できるもの。
いわゆる「福祉車両」タイプのもので、確かに母にとっては乗り降りしやすかったし機能的にできていました。
長いこと使っていまして、あの小ささで京都までも、何度か往復しています。
それでも馬力はやはり弱いし、車体は小さいし、車好きの父としては物足りない…。
母も亡くなりましたし、父にとって車は唯一の趣味?ですから、
買い替えようかと思う、といったときには反対しませんでした。
父は次の免許の書き換えのあとは、もうあまり乗らないつもり、
80過ぎたら世間さまに迷惑かけたくないから車に乗るのはやめる…と言ってましたから、
父にとっては最後の愛車になるのでしょう。
それで、今朝営業マンが「これから持っていきますが、とんぼさんも一応知っておいた方が
いいんじゃないかと思って」と、我が家に立ち寄ってくれました。
彼はとても気のつくひとで、父のことや我が家の事情もよく知ってくれていますので、
気を利かしてくれたわけです。
車の名前…ほらぁ、覚えていない~昔はテールランプ見ただけでも車種なんかスラスラでてきたのに~。
今じゃたまに、自分の乗ってる車の名前も忘れてます。
とりあえず、すんごい「メカ」…ドアをあけるのもエンジンかけるのも「カギ」はいりません。
ドアは、手でさわっただけであきます。エンジンはブレーキふんで、ボタンをポン。
あの平たい金属のカギもちゃんとあるにはありますが、
普段は使わないのですよ。かわりに小さいリモコンがあるだけ。これを忘れるとあきまへん。
いやぁ…進化しましたなぁ・・・。私なんぞ、いまだに「ピッ」とあかない車に乗ってますからねぇ。
あっ当然カーナビもついてまして、しかもギアをバックにいれたとたんに、
たとえナビのスイッチが切ってあっても、パッと後ろの画面が出るのですー。
「これならお前でもぶつからないよ」と、電話で言ってましたが、
それでもぶつけるのが「アタシ」ですし…。
新車の色はブルーのメタリック、なかなかのボディラインです。
父はまだ車に乗ってもいいという許可をもらっていませんから、今のところはながめるだけですが、
そのうち乗ってくるでしょう。リモコン、覚えられるかねぇ…。
せっかくよってくれたのに、写真を撮り忘れました。
トップは、暖かくなって急に伸び始めたツタです。右の下は、そろそろお休みに入るかな…の雲間草。
このツタが赤く色づくころには、地震も原発もおさまって、父が車に乗る姿がみたいものです。
私はあいかわらず「差し込んでガチャッ」の車に乗っていることでしょうけれど。
ほんとに一番のお薬かもですね。
BMWやベンツ、ワーゲンなどは、
ほんとに丈夫、頑丈で長持ちします。
日本の車はすぐモデルチェンジですから、
部品もなくなるし…。
父は仕事で、トラックとワゴン車ばかり
乗ってきましたから、ポルテは小さくて
頼りなかったみたいです。
父は自分で整備もやれるほうですから、
最近の車はわからん…といってます。
壊れるのはたいがい「コンピュータ部分」ですからねぇ。
私はごつくていいからアナログが好きです。
今の車の前までマニュアルに乗ってましたが、
今でもオートマよりあちらの方が好きです。
人間もアナログですから。
ほんとにすごいですー。
私が今乗っているのは、キーもリモコンじゃないので、
スーパーの駐車場なんかでは、
あっリモコンだったらいいな…なんですけれど、
なにもかもここまで便利でなくても…なんて
アナログ人間は思いますー。
ありがとうございます。
みただけでニコニコですから、
がんばる気になったと思います。
さっそうと乗ってもらいたいものですね。
父は毎年4回くらいは、京都に往復してました。
元々運転がすきなんですよね。
最近はいろんな「便利」があって、
私もついていけませんわ。
ギアもマニュアルの方が好きなくらい…。
父も乗れるようにがんばる気になってます。
いいお薬かもですね。
新しい車はお父様の回復を早めるよい
お薬になることでしょうと思っています。
<新車を運転してみたい!!>は希望に
なりますもの。よいリハビリにも
繋がることでしょう。
<エコカー>にまわりの方は買い替えて
いらっしゃいますが、10年前に換えた
BMW、調子はよいしメンテはしっかり
しているし、で、我が家の経済で考えれば
乗り続けるのが<エコ>なんですが...。
今の車はほんとうに便利すぎるように
思えて、運転者が車を楽しむ要素を
奪ってしまっているようにさえ思えるのは
僻みかしら。
エコを考えてはいますが、当分換える
理由がみつからないほどタフなので、
自分の歳と同じように愛しみながら
乗せてもらいます。
お父様が早い機会に運転を楽しまれる
ように回復なさるのを願っています。
最近の車って、そういうことになっているのですねぇ。
さすがは日本!
あ、こちらでもなってるのかなぁ??←前世紀の遺物
新しい車が届いて、治療・リハビリにも気合いが入るのではないでしょうか。
早くドライブできるように回復されるといいですね。
往復運転される事自体スゴイ事ですね。
キーは差し込んで回さなければエンジンが
掛からないと思い込んでいますから、
以前、娘の車で孫と出掛けたのはいいけれど、
帰りにどうすればエンジンが掛かるのか
分からなくて往生しました。
便利すぎる事に付いていけないです。
お父様、早く新車に颯爽と乗ってお出掛け
出来るといいですね。